行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第9節  大分トリニータ戦

2012-04-21 23:47:00 | カターレ富山
いまだ挙げることのできていない今期ホーム戦初勝利、そして連敗ストップを期して、大分トリニータを迎える今節。
怪我人続出の中で苦しいやりくりを強いられた状況というものは相変わらず。しかしながら、それは決して勝てない言い訳にしてはならないところ。
前節にしてもそうだったように、一瞬の隙を突かれて失点し、それが敗戦につながってしまうという悪しきパターンをこれ以上続けてはなりません。
未だ1勝にとどまって19位。
負けなくていい試合を負けていては、それも無理からぬこと。
しかし。だからこそ、負け慣れているこの状況を打破し、逆に勝ち慣れていく必要があります。
それは、いつか、ではなく今すぐに。
昨年、対戦チーム中唯一、ホーム・アウェイともに勝利した大分。とはいえ、どちらも試合終了間際のゴールが決勝点となった辛勝でした。
言うまでもなく実力的には上のクラブであり、勝利も簡単ではないことは明らか。向こうも、リベンジに燃えていることでしょう。なかなかにやっかいな相手かと。
ですが。
最後まであきらめることなく自分たちのサッカーを貫けば勝つことだって充分に可能、ということが、昨季の2勝で証明されています。
恐れることなく、全力で迎え撃たねば。
そして、ファン・サポーターが待ちわびている勝利を!

ここまで4勝1分け3敗で8位につけている大分。
しかしながら、ここ2試合連続無得点。下位の富山を確実に撃破することで3試合ぶりの勝利、さらなる上位進出を狙ってくるはずです。
それでなくとも、大分にとって富山は昨季2連敗した相手。しかも、どちらも試合終了間際にやられるかたちで。
負けなくていい相手に負けてしまって勝ち点6を逃したことが、昨季12位に終わった遠因ともなっていたと言えるかと。
それだけに、またしても下位に沈む富山を相手に、よもや同カード3連敗などあってはならないと、気合いも充分に乗り込んでくることかと。

昨年の大分戦で2試合ともに勝利の立役者となった舩津がいない、現在のカターレ。
さらに上り調子のなかでの対戦であった昨年と違い、善戦はしても結果が伴わないという苦しみの中にあります。その上、負傷離脱で主戦力級の選手が不在、と。
どうにもこうにも、マイナス方向で去年とは違うかたちでの対戦となるかと。
しかし。
泣き言など言ってはいられません。
今のカターレにいちばん必要なのは、勝利という結果を残すこと。それに尽きます。
隙を突かれての失点など、駄目な部分が継続している一方で、良い部分が継続できていない。それを、一刻も早く改めないことには、この負のスパイラルは抜け出せないのだから。
足りないのは、成功体験。
良い部分の継続は、いくら繰り返したって良いのだから。
努力が実を結ぶ喜びを、知らねばなりません。

前節、前半アディショナルタイムに失点という悪いかたちが出てしまい、それを引きずるかたちで敗れました。
気をつけねばならない時間帯に気をつけねばならないセットプレーからという、失点の仕方も最悪ではありました。ですが、それでも残り45分はあったわけで。
後半、勢いを増した山形に対して有効な反撃ができず、そのまま敗れてしまったこと。
せめて、ワンチャンスをものにできていれば、逆転は叶わずとも最低限引き分けにはできたところ。防戦に追われて迫力のある攻めができないままに敗れたのでした。

勝利に向けて、攻撃陣の奮起は必要不可欠。
前節もシュート数そのものは双方12本ずつでしたが、そのうち相手に脅威を与えたのはものの数本程度だったかと。
攻撃なくして勝利なし。
まだ、良い形の攻めのパターンというものが確立できていない、だから点が獲れない、というふうに見受けられました。
特に木村。自ら行くのか、相手を活かすのか、溜めるのか、飛び出すのか・・・やりたいこととやるべきこととのバランスが、うまくとれていない印象です。
ですが、ひとたびハマれば、と思います。
自分のプレーに自信を持つことができたなら、と思わずにはいられません。
それには、まず結果を。得点をたたき出す必要があります。その成功体験が、いちばん必要かと。
そして、期待したいのは平野の活躍。
昨年、途中出場から鮮やかな同点ゴールを決めて流れを引き寄せ、逆転勝利を呼び込んだ成功体験を、是非ともに今節に活かしてほしいです。
前節、タイムアップ直前のシュートが阻まれてしまって敗れ、苦い思いをしたはず。
その悔しさともども今節にぶつけ、勝利をつかみ取ってほしいです。

3節ぶりの勝利を挙げ、連敗は2で止めなければ。
ホーム戦の連敗を、3で止めなければ。
いつかじゃない、今すぐ止めろ!
何度でも繰り返します。
「勝つことでしか自信は身につかない」
負けるから勝てないんじゃない。勝てないから負けるんだ。
わずか1勝にとどまっているながらも、まったくどうしようもなく勝てないのではないのであって。
チャンスも何もなく勝てなかったのではないのであって。
要は、きっかけ。
それを掴むのは、いつかじゃない。今すぐに。
できないことをやれと言っているのでなく。やれるのにできない状況を変えろ、と。
勝てば、負けない。ならば勝て!
勝利に向けて、隙など見せるな!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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