行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】また、逆転負け。福田の2ゴールもむなしく、続くホーム全敗  大分トリニータ戦

2012-04-23 20:35:26 | カターレ富山
2-3で敗戦。

前半終了間際に失点しないようにしよう→×
後半、押し込まれないようにしよう→×
敗戦の悔しさを糧に、ホームで勝とう→×

前節の敗戦からの課題が、なにひとつ活かされないままに敗れました。
しかも、また逆転負け。継続しているホーム戦全敗のうち、4戦中3戦までもが先制しながらの逆転負けという。今節も、駄目な意味でいつも通り。
まさかと思いながらもそれでも信じたかった勝利が、いつものように逃げていき、残ったのは勝ち点0という現実。
21位に後退・・・といいながらも、実質的には最下位。
オウンゴールなど、不運もあったことは確か。しかし、それを言い訳にはできません。
善戦止まりは、もうたくさん。
勝ってほしい。ただそれだけです。
降雨に強風という悪天候の中での試合となった今節。
いつもとエンドを変えて、風上で臨んだ前半。前節の反省もあってでしょう、ヨンドク、西川、怪我から復帰の苔口らが果敢に攻めの姿勢を見せました。
なかでも、苔口は久々のスタメンとは思えないほどのフィットぶり。7分にはバー直撃の惜しいシュートを放つなど、存在感を示していました。
そんななか、16分。
CKの場面で、福田が頭で合わせてゴール!今季初得点を決めました。守りの堅さには定評のある大分だけに、先制点を奪えたことは大きかったかと。
その後もヨンドクを中心に攻める一方で、守りのほうも相手の2トップ・高松と森島に手を焼きつつも、決定的な仕事まではさせませんでした。

しかし。
前節の敗因となってしまった前半終了間際の失点が、繰り返されてしまいました。
せっかく先制したのに、ここでまた決められるようなことだけはあってはならない―――そう思っていたはずなのに。それも、オウンゴールという苦すぎるかたちで。
当然のようにわざとやったわけではないし、大西のせいではありません。ですが、相手にとっても追いついて折り返したいという、注意しなければならない時間に攻め込まれてしまっていたことそのものに問題があったと言えなくもありません。
それでも、次の1点が重要となる中で、後半開始早々に勝ち越し点を決めることに成功。
開始からわずか3分、またしてもCKから福田。イヤなムードを振り払い、前節とは違うということをアピールするに値するゴールでした。

・・・なのに。
後半、勢いを増した大分に対応しきれず、ペースを握られてしまいました。前節の反省があったにもかかわらず、それが活かせぬまま同じような展開。
60分に高松、77分に森島と、相手にとっては獲るべき選手がしっかりゴールを決めるかたちで、逆転。
上げられたクロスを防ごうとしてDFに当たる→いいところに転がり、決められてしまう、というアンラッキーも・・・それが、果たしてアンラッキーと言えるのかと。そういったチャンスを逃さずに決められるのが良い選手というならば、こちらには、そういうチャンスをものにできる選手がいなかった、ということで。それ以前に、後半はそこまでのチャンスもあったかどうか。

結局、追いつくことのできないままに試合終了。
シュート数にして12本対13本と、差はなかったものの・・・いつものように、シュート数は多くとも決定率としては全然駄目、勝利に結びついていないという結果に終わりました。
そして・・・いつものように、逆転負け。
ホーム戦勝利どころか、全敗で勝ち点0のまま。勝つチャンスもあったのに。少なくとも引き分けにはしなければならなかったのに。
アンラッキーのせいにするのは簡単でしょうが・・・それでなんとかなるかどうかは別。というか、なんとかなっていないから、こうなっているのであって。

勝ち点差のない、実質的最下位。
これで3連敗、悪い意味で安定した結果が出続けています。
これを打破するのは、並大抵のことではできない域に達しているのでは?でなければ、このがっかり感をなかなか受け入れられません。
それでも。
それでも、やるしかない。
並大抵でないなら、並大抵以上にやるしかない。
いつか、ではなく今すぐに。このままでは、「いつか」なんて来ません。
怪我人が多数な上に、ヨンドク・コーケン・池端の3人が累積警告リーチ。状況は芳しくないどころの話ではないことも事実。
しかし、それでもやるしかない。
やらねば、結果は出せません。
諦めてしまうことはいつだってできる。ならば、苦しくとも諦めない道を進むだけ。
次こそは、勝利を。
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