行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第17節  京都サンガF.C.戦

2012-06-02 00:03:48 | カターレ富山
5試合ぶりの勝利をひっさげてホームに戻り、今節対戦するのは首位・京都。
敗れながらも復調のきっかけをつかんだ福岡戦。それを受け、勝ち点3へと結びつけた前節・愛媛戦。その流れが確かなものであるかどうかを計るにあたり、またとない相手といえるでしょう。
いい加減な覇気のないサッカーをしていては、為す術無くやられてしまうであろう相手。
だが、それがいい。
全力を出し切ってはじめて勝負になるというのであれば、話は早い。全力を出し切るのみ。
今、いちばん求められているのは自分たちのサッカーを信じ、ひたむきにプレーすること。
それが叶う相手という意味では、京都が首位であることにむしろ感謝。
下馬評なんてものは、覆すためにある。
1位と19位という順位表どおりの試合になど、するな!
目指すは、下克上。
相手の連勝を止め、自分たちの連勝とするために。
勝って、本格復調への礎としなければなりません。
京都はここまで得点24、失点13。上位陣の中にあっては平均的で、数字の上では飛び抜けて優秀なわけではありません。
しかし、その一方でリーグ最多の11勝。その意味するところはすなわち、いかに接戦となろうとそれを勝利へと繋げていることが、強さの秘訣と言えるかと。
先制しながら逆転負け、良い試合をしながらも最終的には敗戦、といった試合を繰り返してきたカターレとは、ある意味対照的とも言えるかもしれません。
その勝負強さを今節も発揮されてしまったならば、やっかいなことこの上なし、といったところでしょうか。

善戦止まりでは、意味がない。勝たねば。それが首位相手であろうとも。
そのためにも、得点、攻撃陣の奮起が欠かせません。
前節も、勝ちはしたものの、FKによる1点のみでした。もちろん、攻撃への意志を前面に出していたからこそ得たFKであることはたしかなわけで、すべてが良くなかったわけではないのですが。
それでも、決定力不足が解消されていないことは、事実。
得点なくして勝利なし。
上記のように、粘り強さがそのまま強さに結びついている京都。チャンスの数も、多くはないでしょう。苦しい戦いが予想されます。

だからこその、攻撃陣の奮起。
前節、惜しいシュートを放ちながらも決めきれなかった悔しさを抱えた平野。そして、出場停止で試合に出られなかったヨンドク。悔しさを晴らしたいか?ならば、すぐ晴らせ。今節、すぐに。
勝利の喜びを思い出した、今だからこそ。ここでもうひとつ結果をのこすことができたならば、さらなる自信へとつながることでしょう。それが首位撃破であれば、なおのこと。
そして、やはり期待したいのが黒部。
去年の同カードのホーム戦においては、出場停止で出られませんでした。古巣を相手に、思いもひとしおでしょう。
京都での数々の栄光も、確かにどれも得難い大切な思い出かと。しかし、いまやカターレの黒部。富山のファン・サポーターの期待を一身に受ける、チームの牽引役です。
昨年、圧倒的実力をもって首位に君臨していたFC東京を撃破したときのように。今節もまた、首位を撃破するゴールを期待したいです。
そして、前所属・・・というより、去年まで京都に在籍していたコーケン。やはり、特別な思いをもって今節に臨むことかと。
前節の決勝ゴールの勢いそのままに、アグレッシブなプレーぶりで盛り立ててほしいです。
「元京都の加藤弘堅」というよりも、もはや「カターレ富山の加藤弘堅」であるのだから。

昨年の対戦はいずれも引き分け。
J1復帰を目指す京都にとっては、勝てていない富山に勝つことで後顧の憂いをなくしたいところかと。
しかし。
だからといって、1位対19位という順位表どおりの展開になど、してたまるかということで。
もちろん、抗います。全力で。
全力をもって自分たちのサッカーを貫いたならば、その先に勝ち点3、勝利へとつながることを信じて。
安間監督にとっても、師匠・大木監督を乗り越えるチャンス。狙うは、「恩返し」。
やるべきことは、シンプル。首位・京都の撃破。勝利し、勝ち点3を得ること。
ならば、やるしかない。全力をもって、自分対置のサッカーをやりきるのみ。
実力差がある?そんなものはわかりきっている。
だからこそ、勝つ。
勝って、さらなる自信を得るために。
捲土重来、力の限り。
下克上を、成し遂げろ!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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