行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第6節  東京ヴェルディ戦

2014-04-04 23:59:18 | カターレ富山
3月の5試合を経て、未だ挙げられぬままのシーズン初勝利。
過去最悪のペースで4連敗中という現状を打破してホームのファン・サポーターに勝利を届けるべく、全力をもって臨まねばならない今節。
迎えるのは、同じくここまでわずか勝ち点1、勝利のないままに不振にあえぎ続ける東京ヴェルディ。甚だ不本意ながら、リーグ最下層チーム同士のつぶし合いというシチュエーションでの対戦となります。
どちらにとっても、のどから手が出るほど欲しくて仕方のないシーズン初勝利。けれど、それを手にすることが出来るのは、どちらか一方のみ。
それでなくとも負けるわけにはいかないホーム戦。いや、負ける可能性など全否定し、勝利しか求められない、そんな試合。
ここまで勝てていない原因のなかで大きなウエイトを占めるであろうメンタルの弱さ。その克服なくしては勝利もない。

絶対に勝たねばならない試合とは、今節のこと。

言い訳は一切必要ありません。必要なのはただひとつ。勝利を挙げること以外にありません。


前節、カターレもヴェルディも、それぞれ0-0で前半を折り返しました。
けれど。
決定力不足のままに攻めあぐねているうちに主導権を明け渡してしまい、不運なPK献上をきっかけに意気消沈。反撃の勢いも出せぬままに追加点を奪われ、零封負けを喫したカターレ。
一方、後半だけで5点という大量失点、守備陣が崩壊して惨敗したヴェルディ。
ともに、試合運びに難を抱えていることが下位低迷につながってしまっている現状が浮き彫りとなってしまった、苦い敗戦でした。
そこから中5日。
同じ苦しみを抱えたチームだからこそ。決して負けてはならない、勝つしかない試合となる今節。
お互いに、遠慮も呵責もなく勝利を求めねばならない試合。これがもう少し順位が上のクラブであったならば、「まぁ最下位近辺で1勝も挙げられていないような富山ごときには勝てるだろう」などと侮ってかかられる、という可能性もなきにしもあらず、ということもあり得たかと。
けれど、そうではないのであって。
ここまで1勝も挙げられていない苦しさ、無念を知るからこそ。
ヴェルディも遮二無二勝利を求めてくるでしょうし、カターレもまた、全力をもって返り討ちにせねばならないのです。

カターレへの期限付き移籍を経て復帰した舘野をはじめ、若手が主体となっているヴェルディの布陣。それ故のもろさでなかなか結果がついてこない、ということもあるようで。
とはいえ、他のどのチームが笑っても、カターレはとやかく言えません。
もろさからの脱却をはかり、精神的な成長を結果に、勝利に繋げねばならないのは、カターレにとってもまったく変わらないのだから。

そんなかにあって期待したいのは、やはり、なんといっても中島でしょう。前節の群馬戦では、随所にその力の片鱗を見せながらも、結果は伴わず。今節こそは、目に見える明確な結果を、ゴールを奪うことで見せつけねばなりません。
1月下旬、ユースからずっと育ててくれたヴェルディを飛び出してカターレへと電撃移籍を果たしたのは、一体何のためだったのか?少なくとも、ノーゴールのままにこうして最下位争いをするためでは、決してなかったはず。
むしろ、このまま結果を出せないままでいることは、移籍元であるところのヴェルディに対しても失礼。むしろ、恩返し弾をガッツリと決めて健在ぶりをアピール、移籍の決断が間違いでなかったことを実力で証明することこそが、やらねばならないことでしょう。
過去はともかくとして、今はカターレ富山に在籍、主力となっている中島翔哉として。チームに勝利をもたらすことこそが、その存在の証。
今節こそはそれを明確に打ち出してくれると信じます。

もちろんどの試合も負けて良いことなどないのですが、そのなかにあってもなお、絶対に勝たねばならない試合というものは、確かにあって。
それが、まさに今節。
決定力不足とか言っている場合ではありません。メンタルが弱いとか言っている場合ではありません。連敗を継続している場合でもなければ、ホーム戦で逆転負けを続けている場合でもないのであって。
勝ちたいのはどちらも同じでしょうが、それをふまえてなお、どうしても勝たねばならない。それが、まさに今節。
全力で、勝て!!
油断なく、勝て!!
最後の最後まで、勝利のために全てを捧げよ!!
乾坤一擲、力の限り!!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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