行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第7節  愛媛FC戦

2014-04-12 22:31:05 | カターレ富山
シーズン開幕からここまで勝ちがなく、5連敗中。開幕未勝利のクラブワースト記録を更新してしまっているカターレ。
それでも、勝利を求め続けねばなりません。勝つことでしか、この負の連鎖は止められないのだから。
理屈抜きで勝つしかない対戦なのは相変わらずですが、それは相手の愛媛とて同じこと。それでなくとも愛媛にとってはホーム戦。未勝利の富山を叩いて勢いをつけたいと待ち構えているはずです。そこで前節のヴェルディ戦のように、勝ちたい気持ちだけが空回ってプレーの質が落ち結果惨敗なんてことは、絶対に繰り返してはならないのであって。
前節にしても、負けてはならない、勝たねばならないということはわかりきっていたはず。にもかかわらず、負けた。
悪いイメージをいつまでも引きずってまた勝てない、なんてことは繰り返してはなりません。
けれど。その一方で、負けた悔しさを忘れることなく、勝利への糧としなければならないこともまた、事実。
それらの感情にいかに折り合いをつけ、勝利という至上目的へと昇華するか。
ワースト記録更新は6試合ぶんで充分。流れを変える勝利を掴むために。
逆境をはねのけ、V字回復を成し遂げるための一戦となります。

現在1勝3分け2敗で18位の愛媛。なかなか結果が出せずにやきもきしている状況は、カターレと似通ったところがあります。
なかなか勝てない理由もまた同じで、ズバリ決定力不足。1勝を挙げたヴェルディ戦でこそ2得点したものの、それ以外には1点で引き分けた福岡戦の得点があるだけで、6試合中4試合が無得点とは、なかなか他人事とは思えません。それでも守備が頑張ってカターレの半分である6失点で済んでいるのが18位愛媛と21位カターレとの差でしょうか。
なんにせよ。
お互い、深刻な決定力不足に苦しんでいるのは一緒。チャンスを作りながらも活かしきれず、結果に繋げられていないというところも一緒。
だからこそ、今節に賭ける意気込みというものが上回ったチームに勝利が訪れる―――ある意味、シンプルな構図と言えるのではないでしょうか。

得点なくして勝利なし―――いくら気合いを入れようが、それを結果に結びつけることが出来なければ、待っているのは惨めな思いだけ。それは、前節の惨敗でイヤと言うほど味わったはずです。
いい加減、懲りるということをしなければならない。
そして、連敗続きを今すぐストップさせねばならないことを、しかと肝に銘じて戦わねば。
前節、古巣を相手に成長した姿を見せねばならなかったにもかかわらず、不甲斐ない結果に涙した中島。その悔しさをはらすのは試合で勝つこと以外にないことを、思い知ったはずです。
ならば、やるべきことはただひとつ。ゴールで、アシストでチームを勝利に導くこと。決して空回りにならず、地に足をつけて冷静に勝つ確実に成し遂げること。信頼を勝ち取るには、それしかないのだから。
古巣対決といえば、元愛媛の選手であったウチケン。2009年途中から約3年半在籍し、プロサッカー選手としての礎を築いたクラブに対しての思いは、やはり格別でしょう。勝手知ったるニンスタでの一戦に、気合いが入らないわけがありません。
過去がどうあれ、今はカターレ富山の選手であり、開幕からスタメンを任されているレギュラー。愛媛に立ちはだかる脅威とならねば。そして、そのプレーで愛媛を打ち負かすことこそが、恩返しというもの。どうか、その思いをプレーに託し、チームを勝利に導いて欲しいです。

そして、もうひとり。期待したいのが、苔口の活躍。
2011年の第36節愛媛戦で、1点ビハインドを背負った試合終了間際に値千金の同点ゴール。その得点で息を吹き返し、劇的な逆転勝ちに成功したのでした。
そして2012年には、15戦連続勝ち無しという絶望的な状況に終止符を打った、愛媛戦決勝ゴールもありました。
不本意ながら、またしてもチームがどん底状態で迎える愛媛戦。だったらなおのこと、今回もまたチームを救うゴールを挙げて欲しい。そう願います。
同じミスで負け続けることなんてもう願い下げだけれど、そんなポジティブな繰り返しならば何度あったあって良い。なんなら自身2度目のハットトリックを狙ってかまわないくらいで。愛媛キラーぶりを発揮し、この試合のみならず7月のホーム戦にまで影響が及ぶレベルで勝ってしまえ!ってなもので。

いかにこれまでの相性が良く、ここまであまり結果の出ていない愛媛とて、楽に勝てるわけではありません。前節だって、未勝利対決で敗れてしまったばかりだし、これまでがどうだ、ということは当てにならないということは言うまでもないでしょう。
けれど。
だからといって勝てない状況を続けてしまうことだけは、決してあってはならない。連敗は、今すぐ止めなければならない。今季初勝利によって。
もう、前節のような惨敗なんて見たくない。見たいのは、勝利。
やるべきことは、至ってシンプルです。
決定力不足など振り払って、勝利を呼び込むゴールを挙げること!そして、勝つこと!!
やるべきことは、わかっている。覚悟も決めている。
ならば、勝て!!!
勝って、今すぐ負の連鎖を断ち切れ!!!!
勝たれ!!!富山!!!!
コメント
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