1-0で勝利!
ウチケンが公式戦2試合連続ゴールとなる直接FKを決めて先制、その1点を守りきるかたちで見事に勝利。天皇杯においてはJ昇格以降は初となる90分勝利によって、3年ぶりに3回戦へとコマを進めることとなりました。
勝ち進んだとはいえ、手放しで喜んでばかりはいられない状況もあることも確か。当たり前と言えば当たり前ながら、リーグ戦最下位である現状は変わらず。3回戦は平日開催の8月20日で、続く日曜の第28節で対戦する熊本は2回戦で敗れたためにコンディション的にハンデを抱えるだとか。そもそも、この勝利にしたところでワンチャンスをものにしたと言えば聞こえは良いものの、セットプレーでしか決められず、自分たちのスタイルを出し切って勝ったというわけではない、ということ。ここで勝っても、肝心のリーグ戦で勝てねば意味がないということ。
しかし。
今季、たかが1勝を挙げるのに、どれだけ苦労してきたよ?
どんなかたちであれ得点し、それを守りきって勝つこと・・・横浜FCとの前回対戦しかり、たったそれだけが出来なかったことが、どれだけあったよ?
10試合ぶりに勝利を挙げながら、その勢いを繋げることが出来ずにがっかりな敗戦となった栃木戦。またも連敗を継続してしまうのではないか?という懸念を、カップ戦という違いはあるにせよ、1試合で食い止めてみせた。またずるずると何連敗もしてしまうようなことを、阻止してみせた。
そしてなにより―――しつこいほど言ってきていることですが、あらためて。
「勝つことでしか自信は身につかない」
負けなくて良い試合に敗れて勝てない日々が続いてしまっていた裏にはやはり、勝ち慣れていない経験不足という要素が大きかったことは確かでしょう。
リーグ戦とは関係ないかもしれない。勝っても最下位は変わらない。
けれど。
得たものは、決して小さくないはず。
これまでスタメン出場した試合で勝てていなかった大山にとって、ある意味初勝利。そして、ルーキーの梅村が待望のプロデビュー。ボランチでの出場となった田中や久々スタメンのヨシタク、途中出場したヨシケンなど、これまで出場機会の多くなかった選手たちにとっても、勝利という求むべき結果が出たことは、やはり充足感を満たし次なる活力へとつながっていくのではないでしょうか。
プレビューで期待していた飯田も、見事に古巣を相手にシャットアウト。前回の出場では惨敗してしまったニッパツで、よりよい結果で印象を上書きできたことではないかと。
それらの勝った経験は、きっとリーグ戦への糧となるはず。
さしあたっては、3週間後にまた同じニッパツでリーグ戦として横浜FCと対戦することとなりますが、その際にも、今回の勝ったイメージを自信として身につけながら試合に臨むことができるはず。
とにかく、がむしゃらに勝利を追い求めねばならないのが、今のカターレ。
その意味で、この天皇杯での勝利を、このあとの巻き返しでさらに意味あるものにしていかねば。
3回戦ではセレッソ大阪と対戦します。
2009年以来5年ぶりの公式戦。苔口にとっては古巣との対戦に燃えるものがあるでしょう。
そして、今夏セレッソに移籍加入した元カターレ・平野の存在もまた、対戦に大きな意味合いを持たせるものとなるのではないかと。
願わくば、今回のこの勝利をきっかけにリーグ戦でも勝利を積み重ね、8月20日には胸を張って3回戦に臨めますように。
ウチケンが公式戦2試合連続ゴールとなる直接FKを決めて先制、その1点を守りきるかたちで見事に勝利。天皇杯においてはJ昇格以降は初となる90分勝利によって、3年ぶりに3回戦へとコマを進めることとなりました。
勝ち進んだとはいえ、手放しで喜んでばかりはいられない状況もあることも確か。当たり前と言えば当たり前ながら、リーグ戦最下位である現状は変わらず。3回戦は平日開催の8月20日で、続く日曜の第28節で対戦する熊本は2回戦で敗れたためにコンディション的にハンデを抱えるだとか。そもそも、この勝利にしたところでワンチャンスをものにしたと言えば聞こえは良いものの、セットプレーでしか決められず、自分たちのスタイルを出し切って勝ったというわけではない、ということ。ここで勝っても、肝心のリーグ戦で勝てねば意味がないということ。
しかし。
今季、たかが1勝を挙げるのに、どれだけ苦労してきたよ?
どんなかたちであれ得点し、それを守りきって勝つこと・・・横浜FCとの前回対戦しかり、たったそれだけが出来なかったことが、どれだけあったよ?
10試合ぶりに勝利を挙げながら、その勢いを繋げることが出来ずにがっかりな敗戦となった栃木戦。またも連敗を継続してしまうのではないか?という懸念を、カップ戦という違いはあるにせよ、1試合で食い止めてみせた。またずるずると何連敗もしてしまうようなことを、阻止してみせた。
そしてなにより―――しつこいほど言ってきていることですが、あらためて。
「勝つことでしか自信は身につかない」
負けなくて良い試合に敗れて勝てない日々が続いてしまっていた裏にはやはり、勝ち慣れていない経験不足という要素が大きかったことは確かでしょう。
リーグ戦とは関係ないかもしれない。勝っても最下位は変わらない。
けれど。
得たものは、決して小さくないはず。
これまでスタメン出場した試合で勝てていなかった大山にとって、ある意味初勝利。そして、ルーキーの梅村が待望のプロデビュー。ボランチでの出場となった田中や久々スタメンのヨシタク、途中出場したヨシケンなど、これまで出場機会の多くなかった選手たちにとっても、勝利という求むべき結果が出たことは、やはり充足感を満たし次なる活力へとつながっていくのではないでしょうか。
プレビューで期待していた飯田も、見事に古巣を相手にシャットアウト。前回の出場では惨敗してしまったニッパツで、よりよい結果で印象を上書きできたことではないかと。
それらの勝った経験は、きっとリーグ戦への糧となるはず。
さしあたっては、3週間後にまた同じニッパツでリーグ戦として横浜FCと対戦することとなりますが、その際にも、今回の勝ったイメージを自信として身につけながら試合に臨むことができるはず。
とにかく、がむしゃらに勝利を追い求めねばならないのが、今のカターレ。
その意味で、この天皇杯での勝利を、このあとの巻き返しでさらに意味あるものにしていかねば。
3回戦ではセレッソ大阪と対戦します。
2009年以来5年ぶりの公式戦。苔口にとっては古巣との対戦に燃えるものがあるでしょう。
そして、今夏セレッソに移籍加入した元カターレ・平野の存在もまた、対戦に大きな意味合いを持たせるものとなるのではないかと。
願わくば、今回のこの勝利をきっかけにリーグ戦でも勝利を積み重ね、8月20日には胸を張って3回戦に臨めますように。