2-0で勝利!
前回開催から1カ月あまりの間隔があいた久々のホーム戦。好天にも恵まれ、隣県長野からの多くのサポーターも相まって、4810人が来場した今節。
前節の大分戦に続き昇格を争うライバル同士の対決として注目された試合でしたが、そこで見事に勝利し連勝!しかも連続無失点!
開幕からの無敗を7に伸ばし、暫定2位に浮上。消化試合が1試合少ないながら、首位秋田との差を勝ち点1にまで縮めることに成功しました。
勝利で得た自信が次なる勝利を呼び込むという、理想的なサイクルが構築されつつあります。ならば、この試合で得た自信もまた、今後の勝利へと繋げていかねば。
気温25度を超える夏日となった今節。試合開始前にスプリンクラーや散水車で大々的にピッチに水がまかれました。それ自体は妥当なことだとは思いましたが、一方で「今まで、この時期にこうして散水していたっけな?」という感じも。
それも、あるいはクラブ改革の一環であったのかな?と。より良い条件でプレーするための労は惜しまない、という姿勢の表れだったのかもしれません。
ケガで戦列を離れていた衛藤が、ベンチ入り。それこそ前回ホームゲーム以来遠ざかっていたことを思えば、復帰のめどがついたことはなによりであるかと。
スタメンについては前節と変更なし。大分を撃破した勢いを今節にも継続すべく試合に臨むことに。
前半から良くボールも回り、良い意味でいつもどおりのプレーぶりであったカターレ。ポゼッション率でも上回り、相手より優勢に試合を進めていたと思います。
しかし、長野もさるもの。5バック気味にしっかりと守備を固め、なかなかチャンスが作り出せない。もちろん防戦一方ではなく、攻め込まれる場面も。FW宇野沢 祐次や近藤 祐介といった前線の選手にボールが入ったときの脅威度というものは、カターレが長野に与えるそれよりも上であったようにも思います。
決して悪くは無い内容。しかし、5本だった前半のシュートに決定的と言えるものはなく。
どうにもならないほど攻め手に欠いていたわけではなかったものの、それでもあまり決められる気がしない―――そんななか、アクシデント発生。
38分、平出が痛んで途中交代を余儀なくされ、急遽、代わって吉井が出場することに。
もちろん試合中の負傷交代はあり得ることだし、そのリスク管理は考慮されていたことではあるでしょうが・・・それでも、ゲームプランとは関係のないところでの交代は痛手のように思われました。あるいはいつも以上に気を張らねばならない昇格争いのライバル対決であるのに加え、暑さの影響からの消耗も考えねばならなかっただろうから。
前半はそのままスコアが動くことはなく、0-0のまま試合を折り返すこととなりました。
急な出場となった吉井。しかも、今季初出場。しかし、監督に不安はなかったようで。
「しっかりとしたモチベーションでしっかりとした準備をし続けているというのは、この数ヶ月間ずっとチェックし続けてきた。彼が入っても変わらない、逆に言えばより安定するということには自信はあった。」と、期待をもって送り出すことができること、その期待に応えてくれることは想定内であったようです。
ただ、その監督にして想定外のことが。
58分、萱沼のCKに合わせた中西が中央へ落とすと、そこから吉井が右足を一閃!「ボールしか見てなかったが決まってくれてよかった。」というシュートが決まり、待望の先制点を挙げることに成功したのでした。
町田に期限付き移籍していた一昨年以来の、カターレでは初のゴール。大事な場面で、大きな仕事をやってのけました。
追いつき逆転することを目指して攻勢を強める長野。しかし、カターレもそれに敢然と立ち向かい、ペースを譲らない。
中でも効いていたのが、北井の守備。持ち前のテクニックとスピードをもって、競り合いになってもほとんど負けない。サイドからの突破を試みようとする長野の攻めをしっかり封じるプレーに、相手もやきもきさせられたことかと。このところSB起用が続いていますが、その期待に見事に応える形でチームに貢献する姿が印象的でした。
そんななか、カターレにビッグチャンス。
相手陣内の高い位置でパスカット、ゴール正面で萱沼がGKと1対1!しかし、シュートは枠を外れてゴールならず。
あまりにもおいしすぎる状況にいきなり放り込まれたかたちで・・・何も考えずにシュートしていれば入っていたであろうところ、一瞬の躊躇がプレーの遅れにつながってしまったかたち。スタンドからも「うぁーー!」と、悲鳴に似た溜息が。
しかし。
84分、カウンターからボールを受けた中西が、中央を走りこんできた萱沼にパス。再び訪れたビッグチャンス!
そこで、今度はきっちりと決めることに成功し、今季2点目を挙げました。試合も終盤、勝利をぐっと手繰り寄せる貴重な追加点で、見事に汚名返上を成し遂げたのでした。
そして、試合終了。約1カ月ぶりのホーム戦で、今季4勝目となる勝利をファン・サポーターに届けたのでした。
アクシデントに見舞われても、そこで崩れるどころか跳ね除けてみせた。
そして、前節は奪えなかったところの追加点を挙げての勝利。
しっかりと、経験が力につながっている、結果につながっていることを示してみせた勝利であったかと。
ならばこそ。
この経験をさらなる力へと。勝利へと繋げていかねば。
まだ、道半ば。
カターレの戦いは続いていきます。
前回開催から1カ月あまりの間隔があいた久々のホーム戦。好天にも恵まれ、隣県長野からの多くのサポーターも相まって、4810人が来場した今節。
前節の大分戦に続き昇格を争うライバル同士の対決として注目された試合でしたが、そこで見事に勝利し連勝!しかも連続無失点!
開幕からの無敗を7に伸ばし、暫定2位に浮上。消化試合が1試合少ないながら、首位秋田との差を勝ち点1にまで縮めることに成功しました。
勝利で得た自信が次なる勝利を呼び込むという、理想的なサイクルが構築されつつあります。ならば、この試合で得た自信もまた、今後の勝利へと繋げていかねば。
気温25度を超える夏日となった今節。試合開始前にスプリンクラーや散水車で大々的にピッチに水がまかれました。それ自体は妥当なことだとは思いましたが、一方で「今まで、この時期にこうして散水していたっけな?」という感じも。
それも、あるいはクラブ改革の一環であったのかな?と。より良い条件でプレーするための労は惜しまない、という姿勢の表れだったのかもしれません。
ケガで戦列を離れていた衛藤が、ベンチ入り。それこそ前回ホームゲーム以来遠ざかっていたことを思えば、復帰のめどがついたことはなによりであるかと。
スタメンについては前節と変更なし。大分を撃破した勢いを今節にも継続すべく試合に臨むことに。
前半から良くボールも回り、良い意味でいつもどおりのプレーぶりであったカターレ。ポゼッション率でも上回り、相手より優勢に試合を進めていたと思います。
しかし、長野もさるもの。5バック気味にしっかりと守備を固め、なかなかチャンスが作り出せない。もちろん防戦一方ではなく、攻め込まれる場面も。FW宇野沢 祐次や近藤 祐介といった前線の選手にボールが入ったときの脅威度というものは、カターレが長野に与えるそれよりも上であったようにも思います。
決して悪くは無い内容。しかし、5本だった前半のシュートに決定的と言えるものはなく。
どうにもならないほど攻め手に欠いていたわけではなかったものの、それでもあまり決められる気がしない―――そんななか、アクシデント発生。
38分、平出が痛んで途中交代を余儀なくされ、急遽、代わって吉井が出場することに。
もちろん試合中の負傷交代はあり得ることだし、そのリスク管理は考慮されていたことではあるでしょうが・・・それでも、ゲームプランとは関係のないところでの交代は痛手のように思われました。あるいはいつも以上に気を張らねばならない昇格争いのライバル対決であるのに加え、暑さの影響からの消耗も考えねばならなかっただろうから。
前半はそのままスコアが動くことはなく、0-0のまま試合を折り返すこととなりました。
急な出場となった吉井。しかも、今季初出場。しかし、監督に不安はなかったようで。
「しっかりとしたモチベーションでしっかりとした準備をし続けているというのは、この数ヶ月間ずっとチェックし続けてきた。彼が入っても変わらない、逆に言えばより安定するということには自信はあった。」と、期待をもって送り出すことができること、その期待に応えてくれることは想定内であったようです。
ただ、その監督にして想定外のことが。
58分、萱沼のCKに合わせた中西が中央へ落とすと、そこから吉井が右足を一閃!「ボールしか見てなかったが決まってくれてよかった。」というシュートが決まり、待望の先制点を挙げることに成功したのでした。
町田に期限付き移籍していた一昨年以来の、カターレでは初のゴール。大事な場面で、大きな仕事をやってのけました。
追いつき逆転することを目指して攻勢を強める長野。しかし、カターレもそれに敢然と立ち向かい、ペースを譲らない。
中でも効いていたのが、北井の守備。持ち前のテクニックとスピードをもって、競り合いになってもほとんど負けない。サイドからの突破を試みようとする長野の攻めをしっかり封じるプレーに、相手もやきもきさせられたことかと。このところSB起用が続いていますが、その期待に見事に応える形でチームに貢献する姿が印象的でした。
そんななか、カターレにビッグチャンス。
相手陣内の高い位置でパスカット、ゴール正面で萱沼がGKと1対1!しかし、シュートは枠を外れてゴールならず。
あまりにもおいしすぎる状況にいきなり放り込まれたかたちで・・・何も考えずにシュートしていれば入っていたであろうところ、一瞬の躊躇がプレーの遅れにつながってしまったかたち。スタンドからも「うぁーー!」と、悲鳴に似た溜息が。
しかし。
84分、カウンターからボールを受けた中西が、中央を走りこんできた萱沼にパス。再び訪れたビッグチャンス!
そこで、今度はきっちりと決めることに成功し、今季2点目を挙げました。試合も終盤、勝利をぐっと手繰り寄せる貴重な追加点で、見事に汚名返上を成し遂げたのでした。
そして、試合終了。約1カ月ぶりのホーム戦で、今季4勝目となる勝利をファン・サポーターに届けたのでした。
アクシデントに見舞われても、そこで崩れるどころか跳ね除けてみせた。
そして、前節は奪えなかったところの追加点を挙げての勝利。
しっかりと、経験が力につながっている、結果につながっていることを示してみせた勝利であったかと。
ならばこそ。
この経験をさらなる力へと。勝利へと繋げていかねば。
まだ、道半ば。
カターレの戦いは続いていきます。