行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第11節  グルージャ盛岡戦

2016-05-28 20:56:06 | カターレ富山
2連敗という悪しき流れを断ち、再び上位へ、首位への道を邁進しなければならないカターレ。今季ここまで2連勝までしかしていないというのに、3連敗などあってはならないこと。必勝の決意を胸に、いわぎんスタジアムでグルージャ盛岡とのアウェイ戦に臨みます。
勝つのは最低条件。2試合連続で流れ以外のところから失点し、それが致命傷となってしまった守備を立て直し。そしてなにより、2試合連続無得点という勝利以前の問題であった攻撃に、いまいちど活を入れて勝利を手繰り寄せねばならないところです。

盛岡は今季ここまでなかなか結果が出せず、前節で初勝利を挙げるまで実に10試合を要しました。しかし、下位だからと言って油断して良いわけなどなく。
ここ1カ月で見ても、現在首位に立つ秋田に引き分けたあと、続く藤枝・鹿児島には連敗しながらもいずれも2-3と引けはとっていません。前々節の栃木戦は先制されながらも追いついてドローに持ち込み、そして前節は後半だけで3得点を挙げる爆発力を見せてYS横浜に快勝、うれしい初勝利となりました。
結果がついてこなかっただけで、目指すサッカーそのものが間違っていたわけではなかった、ということのようで。
負け試合かもしれなかったところを追い付いた、その次の試合で大勝した、そして迎える今節。ホーム2連勝を目指し、モチベーションも高く待ち構えていることかと。
ここ最近の勢いということで言えば、あるいはカターレのほうが不利とすら言えるかもしれません。流れからは失点していないのに、1点が重くのしかかっての敗戦。しかも、攻撃では相手を上回ってさえいたというのに、実ることなく無得点が続いた、という・・・。
前節、栃木戦の敗因として、“相手のサッカーに合わせてしまった”ということがあるかと思います。首尾よく先制し、たとえ相手の攻撃にさらされようがしっかり守りを固めたならば負けはしない、という栃木のサッカーに付き合ってしまい、攻め込みながらも自分たちのサッカーが出来ず、ゴールをこじ開けるに至らなかった。より確実なほう、確実なほうと求めるあまりに自分でシュートに行くべき場面でも判断を誤ってしまったようにも見受けられました。
もし、今節もまた勢いに乗る相手に主導権を渡すようなことをしてしまったならば・・・また、ポッと嫌なかたちで失点、獲り返そうにもかみ合わずに結局無失点というパターンを繰り返し、3連敗という最悪のケースも、ありえない話では決してありません。
思えば去年のアウェイ盛岡戦。開幕2戦目の鳥取戦で手痛い敗戦を喫して立て直しをかけての試合でしたが、カウンターに苦しんで江角の好セーブがなければやられていたスコアレスドローでした。あるいは、それが開幕ダッシュ失敗、ひいては上位進出もならないままに低迷という展開に繋がっていったきっかけであったようにも思います。
同じく、敗戦からの盛岡戦。
今度こそ、勝利し。今度こそ上位への道に乗るために。勝たねばならない、勝つしかない試合です。

期待したいのは、衛藤。
明確なキャプテンを指定していない今季のカターレにあって、フィールドプレーヤー最年長として、実質的にキャプテンを務めている彼ですが。
2連敗、2戦連続無得点という嫌な流れである今だからこそ。前節の相手・栃木の広瀬がそうであったように。経験豊富なベテランがチームに落ち着きと活力を与えてほしいと、そう願います。セットプレーからやられてしまった前節ですが、カターレにだって頼れるキッカーが、衛藤がいる。その存在感でもって「やればできる」という自信をチームにもたらしてほしい。そして、勝利を呼び込む得点を。それが出来る選手だけに、やはり期待したいのです。
そして、勝利のためには得点が不可欠。ならば、攻撃陣の奮起なくして勝利なし。
なかでも、萱沼の活躍に期待したいです。
前々節、秋田の遊馬に決勝点を挙げられ、敗れました。関東学院大時代、関東大学リーグ2部で得点王争いをしたライバルにしてやられてしまったという悔しさ。そのリベンジは8月のホーム戦でしっかりと果たすとして。
今節の相手・盛岡には大学でのチームメイトであったMF土舘 賢人やDF久保 海都がいます。中でも同い年の久保はレギュラーとして定着、今季フル出場とチームの主力として活躍しているとか。
同世代だからこそ、負けられない。今や自分もカターレ富山の主力。その自負を、誇りを胸に、しっかりと挑みかかってほしいところです。3試合ぶりのゴールでカターレを勝利に導き、“富山に萱沼あり!”と名をとどろかせる活躍を期待します。

決して侮ることのできない相手との試合。
それでも。
カターレの力を十二分に発揮したならば、これまでの積み重ねが正しいと証明できたならば。そしてなにより、負の流れを断ち切る力を示すことができたならば。
今季ここまで6位のカターレと15位の盛岡という順位が、力の差であるということを勝利でもって見せつけねば。
連敗継続など論外、引き分けすら無用。
もちろん、求めるは勝ち点3のみ!
相手の勢い?そんなものは撥ね返せ!!逆に、カターレの勢いに飲み込んでしまえ!!!
連敗を連勝に変える、そんな勝利を!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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