0-1で敗戦。
直接対決を制して初の首位に躍り出るために勝たねばならない試合でしたが・・・。
ワンチャンスをものにされるかたちでPKから失点。攻めても開幕戦以来の無得点。結果として無敗はストップ、逆に秋田に無敗継続とともにホーム戦12戦連続負けなしというJ3新記録を打ち立てる勝利を与えてしまうことになってしまったのでした。
失点シーンは、ペナルティーエリア内で相手FWの遊馬 将也と代が競り合ったところに永井が突っ込んでいったところでPKの判定。VTRで見ても永井は直接触っていないし、得点機会阻止と言うにはあんまりだろ、というものですが・・・。結果的にこのPKが敗因というのは、なんともやりきれないものがあります。
昨年のアウェイ秋田戦ではPKによって負けが引き分けになった、ということもありましたが・・・あるいはその意趣返しのようにも感じられるところがまた、皮肉というかなんというか。
その失点を跳ね除ける得点を挙げられなかったのが悪い、なんて言われそうだし、そもそも危険エリアまで侵入されている時点で問題、との指摘もあるでしょう。審判にしても、ハッキリ言ってJ1、J2よりもクオリティが低くなる傾向が顕著、というのは前から知れていたことでもあります。
納得いかないことを“J3だから仕方ない”で片付けるのも、どうにもこうにも釈然としないところではありますが、それでも。
グダグダ言って判定が覆るわけではなし。この悔しさを忘れず、勝利へのパワーに還元していかないことには、それこそ経験が無駄になってしまうというもの。
そう、この敗戦という経験を、どうとらえるかが重要。
思えば2年前の今頃。シーズン開幕から未勝利で最下位であった讃岐とわずか1勝でブービーというカターレとの“裏天王山”の対戦がありましたが、そこでまんまと逆転負けを喫してしまい、初勝利を献上。結果的に、それが“終わりの始まり”として、降格という最悪のシナリオへとつながってしまったことが思い出されます。
今節の秋田戦は首位攻防戦、文字通りの天王山でしたが・・・そこで負けて相手に自信と手応えを与えてしまい、対してこちらは初の敗戦と勝ち点0で引き離される、という厳しい結果が。
ここを、どう乗り切るのか。あるいは、それが今後の行く末を占うことになるやもしれません。
無敗が途切れてしまったのであれば、1敗も2敗も同じ・・・なんてことは、あるわけないのであって。
幸いにして。敗れはしたものの、それが致命的な状況での敗戦ではない、ということ。
致命的な敗戦ということで言えば・・・昨季のホーム秋田戦で完敗、数字の上だけ残された昇格の可能性ではあったものの、それを自らつぶす結果を招いてしまった、というような。
今節のPKでの敗戦は、確かに無念すぎるし、悔しさもひとしおというもの。
ただ、それもまったく相手に歯が立たないとか、自滅で勝負以前の問題といった状況でのものではない、ということもまた、しっかりと認識すべきであって。
無敗が途切れたからと言って、これまでやってきたことがすべて無になるということでは、まったくない。
むしろ、敗戦の悔しさと、勝ち点差を付けられてしまう危機感とをしっかりと認識したからこそ。
まだ、なにも失ってはいないのだから。自力優勝の可能性も、断たれてはいないし。
やるべきことは、敗戦を気にして凹むことなどではなく。反省をし、悔しさを噛み締めながらも次の勝利につなげること。それ以外にありません。
今節の結果によって首位に立つことは叶わなかった。けれど、その可能性が失われたわけではない。
1度でダメなら2度目で。可能性が消えていないのならば、再びチャレンジするのは当然のこと。
しかも、まだリベンジのチャンスはあるのだから。8月のホーム戦できっちりと勝って、今節の借りを返せばいいだけのこと。
無敗が途切れてしまいましたが、だからこそ。
これまで負けていなかったのが運や偶然で、それが切れたから負けた、ということではないということを。
負けることもある。けれど、やっているサッカーに間違いがあったわけでない―――それを、今後の結果でもって証明せねばなりません。
まずは、次節の勝利のために。
約半年後、シーズン最終節を首位で終わらせるために。
道は続いていきます。
直接対決を制して初の首位に躍り出るために勝たねばならない試合でしたが・・・。
ワンチャンスをものにされるかたちでPKから失点。攻めても開幕戦以来の無得点。結果として無敗はストップ、逆に秋田に無敗継続とともにホーム戦12戦連続負けなしというJ3新記録を打ち立てる勝利を与えてしまうことになってしまったのでした。
失点シーンは、ペナルティーエリア内で相手FWの遊馬 将也と代が競り合ったところに永井が突っ込んでいったところでPKの判定。VTRで見ても永井は直接触っていないし、得点機会阻止と言うにはあんまりだろ、というものですが・・・。結果的にこのPKが敗因というのは、なんともやりきれないものがあります。
昨年のアウェイ秋田戦ではPKによって負けが引き分けになった、ということもありましたが・・・あるいはその意趣返しのようにも感じられるところがまた、皮肉というかなんというか。
その失点を跳ね除ける得点を挙げられなかったのが悪い、なんて言われそうだし、そもそも危険エリアまで侵入されている時点で問題、との指摘もあるでしょう。審判にしても、ハッキリ言ってJ1、J2よりもクオリティが低くなる傾向が顕著、というのは前から知れていたことでもあります。
納得いかないことを“J3だから仕方ない”で片付けるのも、どうにもこうにも釈然としないところではありますが、それでも。
グダグダ言って判定が覆るわけではなし。この悔しさを忘れず、勝利へのパワーに還元していかないことには、それこそ経験が無駄になってしまうというもの。
そう、この敗戦という経験を、どうとらえるかが重要。
思えば2年前の今頃。シーズン開幕から未勝利で最下位であった讃岐とわずか1勝でブービーというカターレとの“裏天王山”の対戦がありましたが、そこでまんまと逆転負けを喫してしまい、初勝利を献上。結果的に、それが“終わりの始まり”として、降格という最悪のシナリオへとつながってしまったことが思い出されます。
今節の秋田戦は首位攻防戦、文字通りの天王山でしたが・・・そこで負けて相手に自信と手応えを与えてしまい、対してこちらは初の敗戦と勝ち点0で引き離される、という厳しい結果が。
ここを、どう乗り切るのか。あるいは、それが今後の行く末を占うことになるやもしれません。
無敗が途切れてしまったのであれば、1敗も2敗も同じ・・・なんてことは、あるわけないのであって。
幸いにして。敗れはしたものの、それが致命的な状況での敗戦ではない、ということ。
致命的な敗戦ということで言えば・・・昨季のホーム秋田戦で完敗、数字の上だけ残された昇格の可能性ではあったものの、それを自らつぶす結果を招いてしまった、というような。
今節のPKでの敗戦は、確かに無念すぎるし、悔しさもひとしおというもの。
ただ、それもまったく相手に歯が立たないとか、自滅で勝負以前の問題といった状況でのものではない、ということもまた、しっかりと認識すべきであって。
無敗が途切れたからと言って、これまでやってきたことがすべて無になるということでは、まったくない。
むしろ、敗戦の悔しさと、勝ち点差を付けられてしまう危機感とをしっかりと認識したからこそ。
まだ、なにも失ってはいないのだから。自力優勝の可能性も、断たれてはいないし。
やるべきことは、敗戦を気にして凹むことなどではなく。反省をし、悔しさを噛み締めながらも次の勝利につなげること。それ以外にありません。
今節の結果によって首位に立つことは叶わなかった。けれど、その可能性が失われたわけではない。
1度でダメなら2度目で。可能性が消えていないのならば、再びチャレンジするのは当然のこと。
しかも、まだリベンジのチャンスはあるのだから。8月のホーム戦できっちりと勝って、今節の借りを返せばいいだけのこと。
無敗が途切れてしまいましたが、だからこそ。
これまで負けていなかったのが運や偶然で、それが切れたから負けた、ということではないということを。
負けることもある。けれど、やっているサッカーに間違いがあったわけでない―――それを、今後の結果でもって証明せねばなりません。
まずは、次節の勝利のために。
約半年後、シーズン最終節を首位で終わらせるために。
道は続いていきます。