行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第19節 ヴァンラーレ八戸戦(延期開催分)

2021-10-05 20:15:04 | カターレ富山
9月18日に開催予定であったところ、八戸の選手が新型コロナの陰性判定、試合当日になって開催中止が決定された第19節。その延期開催分が、カターレにとっての東北アウェイ2連戦の2戦目として行われます。
先の福島戦での勝利、その勢いを連勝へとつなげるべく。再び降り立つこととなる八戸の地で、必ずや勝利を、勝ち点3を持ち帰らねばなりません。

選手の感染の影響で試合開催中止を余儀なくされた八戸。第19節の富山戦だけでなく、翌週の第20節・長野戦も中止・延期に。
ゴタゴタが続いて2週ぶん空いたなかで迎えた第21節は、アウェイで沼津と対戦。
そこで2-7と記録的な惨敗を喫することに。
ボタンの掛け違い、とでも言いましょうか。準備していたスケジュールに狂いが生じたことが、およそ望まぬ惨憺たる結果に結びついてしまったようで。
その大敗について、他のどのチームがとやかく言ったとしても、カターレは何も言うことは出来ません。
予期せぬアクシデントで1週ぶん空き、次の鳥取戦で無得点負けの完敗を喫してしまったのだから。
間接的影響のカターレでもそうであったところ、他ならぬ当事者である八戸の選手たちに影響が大きかったと言っても、なんら不思議もありません。
そんななか迎える、延期ぶんの第19節。
先の試合より中2日、八戸にとっては大敗のショックも冷めやらぬ中での試合となることでしょう。
しかし。
似た経験をしただけに、気持ちはわからないではないです。同情もします。
けれども。勝利は、勝ち点3は、譲れません。
消化試合数が1試合ぶん少ないながらも、首位の熊本と勝ち点差13の8位である八戸。ここで敗れては、いよいよ上位戦線から脱落か?という瀬戸際でしょう。
それがどうした。
だったら、無慈悲に、非情なまでに勝ちきって、追い落とすだけのこと。
同情はする。しかし、勝利は譲れない。
なぜなら、カターレは優勝を目指すチームだから。
ただでさえ残り試合数も減少していくなかで、勝ち点差4、つまりは1勝では足りない差なのだから。負けて良い理由などなにひとつありはしません。
むしろ、相手が弱っているというならば、情け容赦なく叩き潰すべき。
リーグトップの総得点となっているカターレではあるものの、得失点差では熊本よりも-2、勝ち点2差の2位宮崎と±0。今後も団子状態が続いていくというならば、勝ち点差だけでなく得失点差にも目を向けねばならないことは必至。
だとすれば。冗談ではなく、沼津の7点を超える8得点くらい挙げられるものならば挙げるようなプレーが必要でしょう。
遠慮も呵責も必要ありません。綺麗ごとではなく、それが優勝を目指すということならば。
もちろん、油断は禁物。大敗を経て追い詰められた八戸が、窮鼠猫を噛む、とばかりに必死の反転攻勢に出てくるかもしれない。
けれど、それがあったとして。カターレが猛攻をバカ正直に受けて下剋上を許す、などということは、あってはなりません。
クールにならねば。
やるべきことを、やる。すなわち、勝つこと。勝つために、持てる力を存分に発揮する。
それをやり遂げたからこその福島戦の勝利であったなら。
この試合でもまたそれを続けねばならないことは、言うまでもないでしょう。
福島戦は、無失点で終えねばならなかったところ、最後の最後で決められて1点を返されてしまいました。勝敗にこそ影響しなかったものの。最後の最後まであきらめない意思にしてやられた部分には、大いに反省が必要であるところ。
その意味で言えば。前節、八戸もまた、大量7失点も喫していながらも意地を見せて、試合終了間際のアディショナルタイムに2点目を返しています。
あるいは、東北アウェイ2連戦でひとつの試合のようでもあります。
アディショナルタイムに一矢報いるくらいの頑張りを見せるような相手に対し、さらに圧倒するだけの力をカターレは見せられるのか?それが問われる試合とも言えるかもしれません。

ホームに戻らずのアウェイ連戦であるならば、中2日とはいえ福島戦のメンバーを踏襲しての編成となることでしょう。幸いなことに、次節の第22節はカターレの休みの節。次戦への疲労持ち越しの心配をすることなく、全力をもって挑むべき試合です。
福島戦でゴールを挙げて勝利に貢献した今瀬、マテウス、大野らには、2戦連続ゴールも果敢に狙っていってほしい期待も大きく。
そのためにも、期待したいのは攻撃の仕掛けを担当することになる椎名、安藤、音泉らのアタッカーの活躍でしょう。
球際厳しく競り合い、果敢にボール奪取をねらうこと。そしてマイボールとしたあかつきには、積極果敢に前へ前へと攻め入ること。
もちろんチーム戦術を無視して個人で勝手にやるという意味ではありませんが、それでも。
やると決めたら、躊躇しないでほしいです。
シュートを撃つ場面で、「確実性を取った」とばかりにパスを出した結果決められない、なんてシーンは見たくないです。
勝つために、なにをすべきか。
言うまでもない。点を獲らねば勝てないのだから。
勝つために、点を獲る。それを、ゆめゆめ忘れてくれるなよ、と。
そのためにも、アタッカー陣の躍動が不可欠。その活躍ぶりが勝利への道筋をつけるということならば。是非とも、存分に力を発揮してほしいです。

偶然ながら、昨シーズンもあった八戸との延期開催試合。
その時を振り返ってみると・・・中止から延期開催のあいだの10試合で、カターレが3勝7敗、八戸が2勝8敗という、どちらも泣きたくなるような散々な状態でその日を迎え。しかして、その試合もまたドロー決着という、なんとも残念なことになってしまっていたのでした。
今シーズンの延期でも、その期間にお互いに手痛い敗戦を喫してしまった、という部分は共通してしまっていますが。
しかし。
去年との決定的な違いは、カターレが優勝へ向けてしっかりとファイティングポーズをとった状態である、ということ。去年のように打ちのめされた状態ではありません。
であれば。
やるべきことは、ただひとつ。
勝つこと。

伝統的に、東北アウェイを苦手としてきたカターレですが。勝利どころか引き分けすらままならずに全敗、なんてこともあったくらいで。
まず皮切りとして福島に勝ったからには。この八戸戦に勝利し、11月の岩手戦も。
そして、ここまで沼津、鳥取と、いずれも前回対戦で勝利したクラブに敗れてホーム&アウェイのダブル勝利を逃してきましたが。
今回は、やってやんよ!この先続く連勝の足掛かりにしてやんよ!

必ずや、東北アウェイ2連戦2連勝を!!
勝ち点6を、持ち帰れ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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