行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第4節 いわきFC戦

2022-04-02 15:31:56 | カターレ富山
開幕から3試合という段階ながらも、連敗を喫して13位。
開幕ダッシュ失敗、早くも優勝への道は視界不良と言わざるを得ないなかにあって。
今節、万が一にも敗れて3連敗を喫しようものなら、視界不良どころではない、行く手は闇に包まれてしまうことでしょう。
そんななかで対戦することになる、今シーズンからJリーグに参戦となったいわき。
カターレとはまさに対照的に、未だ無敗、2連勝から今節も勝つことでさらに記録を伸ばさんと待ち構えています。
このタイミングで、カターレが苦手としている“初物”との対戦。
一筋縄ではいかないでしょうが、それでも。
勝つことでしか道は拓けない。
暗闇を晴らし、再び栄光への道を邁進するために。そのきっかけとなる勝利を挙げねばなりません。

JFL優勝という実績を引っ提げ、満を持してJリーグ初年度に挑んでいるいわき。
これまでも、カテゴリ的には格上にあった福島を差し置くかたちで天皇杯に進出、さらにJクラブ相手にも爪痕を残す活躍を見せていただけに。
ここまで2勝1分け0敗という成績も、「いわきなら、それくらいやるかもしれない」という見方をされてもいます。
開幕戦は鹿児島を相手に先制に成功。追いつかれてドローとなったながらも手応えを掴むと、第2節は相模原、第3節は愛媛という昨シーズンJ2クラブを連破。
いずれもJ2復帰を掲げるクラブを相手に上々の滑り出し、開幕ダッシュ成功と言って差し支えないでしょう。
「なんだ、J3ってこの程度かよ」なんて肩透かしをくらっているのでは?などと、開幕ダッシュに失敗したクラブのサポーターは卑屈なことを考えてしまったりしますが。
ホームで、やはりJ2復帰を目指すクラブの富山を迎え撃つ第4節。
ここでホームのファン・サポーターの期待に応えて華麗に3連勝を決めた日には・・・J3でも通用するとかいう次元の話ではなく、J3なんぞ腰掛け程度にさっさと通過すべき、なんて議論も、気が早いとは言い切れないことになってしまうのではないかと。
連敗のダメージからネガティブ思考となってしまっている感は否めないところですが・・・それでも。
カラ元気も元気、とは言うものの。楽観すべきではないことは、明らかなわけで。
開幕ダッシュの手応えから、いわきが気のゆるみから慢心してくれたならば、あるいは付け入る隙もあるやもしれません。
しかし、それは難しいでしょう。
いわきには、富山から移籍した田中 勘太がいます。
新戦力はともかくとして、継続選手に関しては、昨シーズンまでのデータがあるぶん、ただの初対戦チームと同じにはならないことでしょう。
その意味で言えば、いわきのデータが少ないカターレのほうが一方的に不利という見方も出来るかもしれません。
ただでさえ連勝チームに挑まねばならない連敗チームという状況で、さらに不利を抱えているという・・・。
けれど、だからと言って、あきらめて匙を投げるなんて選択肢など、ありはしません。
むしろ、ピンチはチャンス。
これまでJ2経験クラブ相手に無敗?
だったら、初敗戦をプレゼントする結果でもって示してやらねば。
J3というカテゴリが一筋縄ではいかないことを実感しているカターレであるからこそ。
いわきだって例外ではないと、その事実を勝利でもって突きつけてやらねばなりません。

内容が救いのないほどに悪いがために勝ち筋が見えずに連敗、というわけではないカターレ。ネガティブな意識に囚われそうにもなりますが、その事実は大事にせねばならないところ。
さもなくば、病は気から、ではないですが、良かった面すらも悪化して本当にチームが空中分解、ということにもなりかねません。
ピンチのときほど、ふてぶてしく笑え!
全34試合を戦うリーグ戦にあって、全部の試合が順風満帆でオッケー、というわけにはいかないでしょう。
たまたま、不調期が最初に来ただけ。
むしろ、昨シーズン後半のような、勝負どころという時期に落ち込んでしまってどうにもならなかった、という状況に比べたならば。
ここでうつむいている暇など無い。
今節の勝利でもって復活の狼煙を上げる、そんな試合にせねば。

期待したいのは、マテウス。
前節、昨シーズン半ばの加入以来初めてホームでゴールを決めてファン・サポーターを沸かせたものの。残念ながら、それを勝利に結びつけることは出来ず、ヒーローになれませんでした。
その無念さを、いつ晴らす?
すぐにだ。
いかに手強いいわきとはいえ、J3レベルとするにはオーバースペックと言えるマテウスが真価を発揮したならば。やれない道理はありません。
勝利に結びつかず連敗を喫しているとはいえ、それでも。
今いちど、アクセルを踏んでほしいところ。
無敗のいわきに土をつける勝利を、チームに勝ち点3をもたらす活躍を、是非ともマテウスに求めたいです。

昨シーズン、やはりJ初参戦であった宮崎が、最後まで優勝を争い3位と躍進したように。
今シーズンのいわきも同様の道をたどることが十二分に考えられる中ではありますが。
それに、待ったをかけねばなりません。
思えば昨シーズン、せっかく開幕連勝を決めながら、新参入の宮崎に屈して連勝を止められてしまったのでした。
史上初の開幕連勝となった2017年も、新参入だった沼津に冷や水をぶっかけられる敗戦を喫してしまったことが思い出されます。
開幕ダッシュに失敗してしまった今シーズンではありますが。
だったら。
逆のことを、いわきに対してしてやればいい。
それこそ、カターレがやられてきたことの逆のパターン。
開幕ダッシュで「いける!」という手応えを見せるいわきに、冷や水をぶっかける初敗戦をプレゼント。
伊達に長いことJ3で苦しんでいるわけじゃあねーんだぜッ!
決して上手くいくばかりではない、山あり谷ありのJ3。新参者にリーグの現実を突きつけるそんな勝利で、連勝阻止、そして連敗ストップを!!

再び、栄光への道をたどっていくために、必ずや勝つ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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