行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第23節 福島ユナイテッドFC戦

2022-09-02 21:41:50 | カターレ富山
シーズンも全体の2/3を消化し、終盤戦へ。
夏ユニフォームを着用するホーム戦の2戦目として、9位・福島ユナイテッドFCを迎え撃ちます。
7連勝に挑んだ前回対戦で、先制しながらも追いつかれて阻止されてしまった相手。
あれから2ヵ月。苦戦が続き、なかなか会心の内容での勝利というものに縁遠いカターレではありますが。
だからと言って、それが勝てなくてもしかたない理由になどなりません。
いかにして勝つか・・・いや、どうやって勝利という結果に至らしめるか。
相手よりもまず、自分たち自身に向き合わねばなりません。
厳しい状況にあっても、まだ優勝を簡単に諦めてしまえるほど聞きわけが良いわけではないのだから。

福島は火曜日に台風で延期となっていたアウェイ相模原戦を戦っており、前節の八戸戦から中2日、中3日というスケジュールで乗り込んでくることとなります。
1週のインターバルとなるカターレに比べては、スケジュール的に不利な条件。しかも中3日の連続アウェイ戦ともなれば、それはより顕著にもなろうかと。
ただし、それが八戸と相模原を連破し、2連勝中で今節を迎えるとなれば。特に相模原戦は3得点を挙げての快勝。3連勝に向けて気力も充実させて乗り込んでくるとあれば、フィジカル的な不利などはメンタルでカバーしてくることでしょう。
であれば、1週休んでしかもホームだから、こちらが一方的に有利・・・とは、一概に言えないかと。
なにしろ、前節は今季ワーストという内容で0-3の惨敗。万が一にもそのダメージを引きずるようなことがあったとしたならば、優位性など無きに等しいことでしょう。
思い出すのが、ちょうど2年前の今頃のこと。
ホーム八戸戦が雷雨の影響によって試合開始直前に中止決定となったあと、中2日で同じくホームで迎えた熊本戦。
実質的に9日の空きがあった分、連戦かつアウェイ戦であった熊本よりも有利であったはずが、前半から2失点する苦しい展開。その後なんとか同点に追いつくことに成功したものの、81分に勝ち越しゴールを奪われて敗れてしまったのでした。
有利な条件を活かせず、熊本の底力の前に屈するという、なんともやりきれない敗戦でした。
今節も、ともすればその再現にもなりかねません。
前節の惨敗のダメージを引きずりつつ勢いのある福島に先制を許してしまった日には・・・それを覆すだけの気力を出して逆転勝利には、やはり結びつかないだろうな、と。
しょぼくれた気のないサッカーをしてしまっては、連敗必至でしょう。
それがなにをもたらすかといえば、優勝戦線からの本格的な脱落。去年のこの時期に連敗を喫して後退してしまった失敗の、繰り返しにほかならないでしょう。
もちろん、そんなのは願い下げ。
理屈じゃない。勝つしかないなら、勝つまでのこと。
その、あまりにシンプルな境地に、至れるかどうか。
それはとりもなおさず、優勝する気があるのかどうか、ということでもあります。
ある!という選択肢以外は、要りません。

何は無くとも、先制点。
前節の敗戦は、前半10分くらいという相手にとって非常に良い時間帯に得点を許してしまったことが、ほぼ決定づけてしまった。
だったら。
その逆をやらねばならない。その意識をしっかりと持ち、最低限3-0勝ち、それ以上を目指さねばならないところ。
対等ではないという条件があるならば、それを十二分に活かして臨むべきで。
八戸戦と相模原戦で、スタメン11人を変更せずに臨んだという福島。連戦の3戦目となる今節ではありますが、おそらくは、代えても数人、ほぼ同じメンバーで臨むのではなかろうかと。
言うまでも無く、疲労に関しては考慮されることでしょうが。それでも、連勝している勢いを活かして臨むことに重きを置いて編成するのでは?と予想します。さすがに、疲れが有るだろうから全とっかえ、とはならないのでは?と。
いずれにせよ。メンバーを継続するにしても変更するにしても、試合の入りというものは、慎重になるのではないかと。
試合開始からしばらくはコンディションの見極めに充てて状況確認するのでは?
だとしたら。
そこを、容赦なく突くべきです。
こちらは、休養充分で、しかもホーム。であれば、最初から飛ばしていって相手の体制が整わないうちに攻め込むべきで。
そうして首尾よく先制点を奪ったならば、あとは、やるべきことはわかっているはず。
そう、前節のしてやられたことの逆をやればいいだけ。シンプルです。
肝心なのは、やるかやらないか。
やれるかどうかじゃない。やるしかないんだから。
だったら、やってやれと。

期待したいのは、安藤。前節の敗戦の悔しさを、ぶつけてほしいです。
彼にとって鳥取は、京産大を経てプロ入りしたキャリアの原点でもあるチーム。思い入れもあるであろうバードスタジアムで爪痕を残したかったでしょうが、それを果たせませんでした。
敗色濃厚な試合終盤にあっても必死にプレー。試合終了間際、執念が実ってゴールが決まったかに見えたものの、無念のオフサイド判定。直後に試合終了という悔しさを味わいました。
覆水盆に返らず。敗戦を、無かったことにはできません。
けれども。
やらねばならないことは、後悔を引きずることなどではありません。
忘れられない悔しさを力に変えて、チームを勝利に導くこと。それ以外にありますまいよ。
先日、新加入の陳 彬彬---ビンビンが、チームに合流したとのことですが。
心強い仲間となることが期待される一方で、安藤にとってはポジションを争うライバルでもあります。
昨シーズンより、石﨑サッカーの申し子として常に第一線でカターレのために戦ってきたというプライド。簡単に譲るわけにはいかないぞ!という決意を、チームを勝利に導くプレーでもって体現してほしい。そう願います。
そしてもうひとり。古巣対決と言えば、前所属が福島であった鎌田も忘れてはならないでしょう。
所属していたからこそわかる、福島の頑張り。そのチームが2連勝中で乗り込んでくるという気持ちは、察しがつくのではないかと。
だからこそ、勝たねばならない。
今は、J2復帰を目指すカターレ富山の一員として。それでなくとも勝たねばならないホームゲームにあっては。
チームを盛り立てるムードメーカーとしての役割を担うところのある彼ですが、その力を、今こそ発揮すべきときでしょう。

屈辱の惨敗、久方ぶりの複数失点。その事実は、変えられません。
けれど、今しなくてはならないのは、それを悔やむことじゃない。
それでなくとも、前回対戦では1-1のドローで勝てなかった相手である福島との対戦ならば。
今度こそ勝つ。なんなら、やはり久方ぶりとなる複数得点差でもって。
アウェイでは零封負けが3試合となってしまったかもしれないけれど。
ホームでは、未だ全試合得点中で、途切れていない。
だったら。
あたりまえのように得点し、勝利を掴み取るまでのこと!

残り1/3シーズン、全部勝つ!
連勝ストップさせられた福島に勝ち、連勝新記録への足掛かりとせよ!
まずは、夏ユニ連勝。地元ファン・サポーターの期待に応え、ホームを沸かせろ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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