行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

拡大し続ける悪循環。悪夢は醒めず、6連敗  愛媛FC戦

2014-04-14 23:52:55 | カターレ富山
0-4で敗戦。
もちろん、言いたくはないけれども。それでも、勝つ気がないのかと言わざるを得ないひどい内容で今季最多失点を喫し、開幕勝ち無しのワースト記録をさらに更新する6連敗。
相変わらず、決めるべき時に決められないままに無得点。これまでの反省が、まったく活かされていません。
そして、そのうちにワンチャンスをものにされて失点という毎度おなじみのパターン。
さらに、気をつけなければならないとわかりきっていたはずのセットプレーから失点。相手も狙ってきていることがわかっていたのに、こらえきれず。
ビハインドを背負ったとしても、追いつき、追い越すだけの気概を見せねばならなかったのに、叶わず。
大量失点を喫したとして、それでもなお戦う姿勢を貫き、1点でも2点でも返して見せねばならなかったところ、結局決めることが出来ずに無得点。
結果的に、何の改善も見せることができず、ただただ「いつもどおり」を繰り返しただけでした。

古巣との対戦に燃えるウチケン、大山の起用。そして、復帰後初出場、初スタメンとなったヨシタク。それぞれに強い意志をもって臨んだ試合・・・だったはず。
ところどころに水たまりが出来てしまうような、雨の降る中のきついコンディションということもあったのでしょうが、それを言い訳にしていいはずもなく。
相変わらず、攻撃に連動性が見られない。苔口、中島、白崎という前線の3人だけで攻撃している、なんて揶揄されたりもしましたが、今節もそれは変わらず。スタメン復帰したヨンドクとヨングンのコンビですが、攻撃力の底上げに寄与することは・・・正直言って全然駄目でした。
シュートの数も、CKの数も相手を上回っています。けれど、チャンスが多かったと言っても、実際に相手に脅威を与えるほどの攻めが出来ていたのかと言えば、さにあらず。
逆に、こちらよりも数は少なくとも、そのなかで着実にゴールという結果を残した愛媛。
セットプレーで高さ負けしてやられた、という格好ですが・・・なぜ、やすやすとやられてしまうのかと。
こちら側はシュートを撃ってもブロックされてしまうのに、相手のシュートは通ってしまう。ほんとに11人対11人でやっているのか?というくらい、ここぞという場面での攻撃のつたなさ、守備のまずさが出ていた印象です。

負け惜しみを百も承知で書きますが・・・正直言って、4点も獲られて負ける試合ではありませんでした。
ちょうど1年くらい前になりますが、ガンバに0-4で敗れた試合がありましたが・・・あれは、それだけの力を見せつけられて敗れた試合であったように思います。カターレとしても頑張った、けれど、その頑張りが及ばないくらいの力の差を見せられた、という試合でした。
一方で、今節。4点も獲られたのは、愛媛が強かったからではなく。ひとえに、カターレが弱すぎただけです。はっきり言って、愛媛に対して失礼なレベル。
敗戦をバネに改善するのではなく、悪化すらしているのだから。
課題であるところの決定力不足は、今節もまた無得点という最悪の結果。もうひとつの課題である守備の頑張りも、今季ワーストとか。
本当に・・・「続けていくしかない」というお決まりの試合後コメントですが・・・何を続けるのかと。続いているのは、無得点と連敗ばかりじゃないかと。

同じ負けるにしても、0-1の惜敗であるとか、あるいは失点してもあきらめずに点差を詰めた末の敗戦であったならば、まだ救いもあるものを。
いつもどおりの、変わらぬガッカリ敗戦。
次こそは勝ってくれ!という切なる願いも、裏切られ続けてはや6連敗。なんですか?今度はクラブワーストの7連敗に並ぶとでも?
改善が見られないままに連敗だけが続く現状は・・・きついです。本当に。
いったい、いつになったら勝てるのか?
そのうち、なんていい加減なことは言っていられません。シーズンも、もう6分の1を消化してしまっているのだから。

やるべきことは、ただひとつ。
勝つこと。
それだけ。

いつか、ではなく、今すぐに。

第7節  愛媛FC戦

2014-04-12 22:31:05 | カターレ富山
シーズン開幕からここまで勝ちがなく、5連敗中。開幕未勝利のクラブワースト記録を更新してしまっているカターレ。
それでも、勝利を求め続けねばなりません。勝つことでしか、この負の連鎖は止められないのだから。
理屈抜きで勝つしかない対戦なのは相変わらずですが、それは相手の愛媛とて同じこと。それでなくとも愛媛にとってはホーム戦。未勝利の富山を叩いて勢いをつけたいと待ち構えているはずです。そこで前節のヴェルディ戦のように、勝ちたい気持ちだけが空回ってプレーの質が落ち結果惨敗なんてことは、絶対に繰り返してはならないのであって。
前節にしても、負けてはならない、勝たねばならないということはわかりきっていたはず。にもかかわらず、負けた。
悪いイメージをいつまでも引きずってまた勝てない、なんてことは繰り返してはなりません。
けれど。その一方で、負けた悔しさを忘れることなく、勝利への糧としなければならないこともまた、事実。
それらの感情にいかに折り合いをつけ、勝利という至上目的へと昇華するか。
ワースト記録更新は6試合ぶんで充分。流れを変える勝利を掴むために。
逆境をはねのけ、V字回復を成し遂げるための一戦となります。

現在1勝3分け2敗で18位の愛媛。なかなか結果が出せずにやきもきしている状況は、カターレと似通ったところがあります。
なかなか勝てない理由もまた同じで、ズバリ決定力不足。1勝を挙げたヴェルディ戦でこそ2得点したものの、それ以外には1点で引き分けた福岡戦の得点があるだけで、6試合中4試合が無得点とは、なかなか他人事とは思えません。それでも守備が頑張ってカターレの半分である6失点で済んでいるのが18位愛媛と21位カターレとの差でしょうか。
なんにせよ。
お互い、深刻な決定力不足に苦しんでいるのは一緒。チャンスを作りながらも活かしきれず、結果に繋げられていないというところも一緒。
だからこそ、今節に賭ける意気込みというものが上回ったチームに勝利が訪れる―――ある意味、シンプルな構図と言えるのではないでしょうか。

得点なくして勝利なし―――いくら気合いを入れようが、それを結果に結びつけることが出来なければ、待っているのは惨めな思いだけ。それは、前節の惨敗でイヤと言うほど味わったはずです。
いい加減、懲りるということをしなければならない。
そして、連敗続きを今すぐストップさせねばならないことを、しかと肝に銘じて戦わねば。
前節、古巣を相手に成長した姿を見せねばならなかったにもかかわらず、不甲斐ない結果に涙した中島。その悔しさをはらすのは試合で勝つこと以外にないことを、思い知ったはずです。
ならば、やるべきことはただひとつ。ゴールで、アシストでチームを勝利に導くこと。決して空回りにならず、地に足をつけて冷静に勝つ確実に成し遂げること。信頼を勝ち取るには、それしかないのだから。
古巣対決といえば、元愛媛の選手であったウチケン。2009年途中から約3年半在籍し、プロサッカー選手としての礎を築いたクラブに対しての思いは、やはり格別でしょう。勝手知ったるニンスタでの一戦に、気合いが入らないわけがありません。
過去がどうあれ、今はカターレ富山の選手であり、開幕からスタメンを任されているレギュラー。愛媛に立ちはだかる脅威とならねば。そして、そのプレーで愛媛を打ち負かすことこそが、恩返しというもの。どうか、その思いをプレーに託し、チームを勝利に導いて欲しいです。

そして、もうひとり。期待したいのが、苔口の活躍。
2011年の第36節愛媛戦で、1点ビハインドを背負った試合終了間際に値千金の同点ゴール。その得点で息を吹き返し、劇的な逆転勝ちに成功したのでした。
そして2012年には、15戦連続勝ち無しという絶望的な状況に終止符を打った、愛媛戦決勝ゴールもありました。
不本意ながら、またしてもチームがどん底状態で迎える愛媛戦。だったらなおのこと、今回もまたチームを救うゴールを挙げて欲しい。そう願います。
同じミスで負け続けることなんてもう願い下げだけれど、そんなポジティブな繰り返しならば何度あったあって良い。なんなら自身2度目のハットトリックを狙ってかまわないくらいで。愛媛キラーぶりを発揮し、この試合のみならず7月のホーム戦にまで影響が及ぶレベルで勝ってしまえ!ってなもので。

いかにこれまでの相性が良く、ここまであまり結果の出ていない愛媛とて、楽に勝てるわけではありません。前節だって、未勝利対決で敗れてしまったばかりだし、これまでがどうだ、ということは当てにならないということは言うまでもないでしょう。
けれど。
だからといって勝てない状況を続けてしまうことだけは、決してあってはならない。連敗は、今すぐ止めなければならない。今季初勝利によって。
もう、前節のような惨敗なんて見たくない。見たいのは、勝利。
やるべきことは、至ってシンプルです。
決定力不足など振り払って、勝利を呼び込むゴールを挙げること!そして、勝つこと!!
やるべきことは、わかっている。覚悟も決めている。
ならば、勝て!!!
勝って、今すぐ負の連鎖を断ち切れ!!!!
勝たれ!!!富山!!!!

見えぬ光明。またも無得点で惨敗を喫し、クラブワーストの開幕6戦未勝利  東京ヴェルディ戦

2014-04-07 06:39:57 | カターレ富山
0-3で敗戦。
「いったい、どうしてこんなことに?」という、救いのない敗戦でした。
もはや、引き分けすらも許されない勝利以外に結果はいらない一戦であったはず。そのために、これまでほとんどいじらなかったスタメンにも手を入れて必勝を期したはず。
なのに。
勝利を待ちわびるホームのファン・サポーターの期待に応えるどころか・・・明らかに自分たちの至らなさによって3失点、そしてまた無得点という、今季最悪の内容で惨敗。
試合後、自分自身の不甲斐なさに涙する選手もいました。けれど、悔しい思いをぶつけるのはピッチ上、試合のなかでのプレーであったはず。
富山は桜の開花が宣言されましたが・・・カターレの春は、未だ訪れません。

1分け4敗同士の対戦は、相手のヴェルディにとっても絶対に勝たねばならない試合であったのは、わかりきっていたこと。その上で、その気迫を上回るプレーでもって返り討ちにしなければならなかったのに。それでなくとも、ホーム戦。勝つしかなかったというのに。
CBにガオを入れ、平出を1列上げてみたり。韓国人コンビをスタメンから外してみたり。中島と白崎のポジションを入れ替えてみたり。
活性化を図るために打った手でしたが・・・結論、ことごとく裏目に出ました。守備の連携がなされずに相手に隙を突かれるかたちで失点。しかもこらえねばならないはずの時間帯に。
そして、またしても無得点。
今節に限ったことではないのですが・・・なぜ、失点したらそれで終わりなのかと。1点獲られても、2点を獲り返せば勝てるのに。2点獲られても3点を獲り返せば勝てるのに。たとえ逆転できずとも、同点にはしなければならないのに。そして・・・最悪でも1点は返して意地を見せ、次節以降に繋げねばならないというのに。
続く、無得点。のみならず、ここまで5連敗のなかで失点後の得点は一切無し。これでは、選手たちの思いはどうあれ、勝つ気がないのか!と言われても仕方ありません。
「内容は良いけれど結果がついてこない」という語り口だったこれまでですが・・・やはり、結果が出ないことはすなわち、内容が悪いということ。
その内容が悪ければ勝てないのは、道理というものであったかと。

今節もまた讃岐が敗れたために最下位でこそありませんが・・・未だ勝ち無しで実質最下位であることになんら変わりはありません。
その讃岐とて、徐々に勝ちに近づいていることをうかがわせる結果であって。
一方、カターレはと言えば・・・リーグワーストの深刻な決定力不足は変わらず、試合内容は悪化さえしている始末。万が一、このままの状態が続いてしまったならば。名実ともに最下位となってしまう日も遠くないのでは?という・・・。
もちろん、そんなことは認めたくありません。けれど、そう思わせてしまうだけの無様を晒してしまったという事実もまた、現実なのであって。

試合後、涙していた中島。
古巣を相手に、移籍の決断は間違いでなかったことを証明せねばならなかった試合で結果を出せず、未だ無得点。一方で、同じユース出身の前田直樹が2得点を挙げる活躍でヴェルディを今季初勝利へと導いた姿に、何を思ったのか。
スタンドから浴びせられたブーイング。
拍手が贈られたのは、挨拶に訪れた舘野に対してだけという皮肉。
いったい、ホーム戦ってなんなんだ、という状態。

ひとつ言えるのは。
最悪の状況にあっても、自分たち自身でなんとかしなければならないということ。
焦る必要はないけれど、焦らねばならない。
一朝一夕には変わらないかもしれないけれど、すぐに変えねばならない。
そういったジレンマにどう向き合うか。
そして、どう乗り越えるのか。
時間は、待ってくれません。


第6節  東京ヴェルディ戦

2014-04-04 23:59:18 | カターレ富山
3月の5試合を経て、未だ挙げられぬままのシーズン初勝利。
過去最悪のペースで4連敗中という現状を打破してホームのファン・サポーターに勝利を届けるべく、全力をもって臨まねばならない今節。
迎えるのは、同じくここまでわずか勝ち点1、勝利のないままに不振にあえぎ続ける東京ヴェルディ。甚だ不本意ながら、リーグ最下層チーム同士のつぶし合いというシチュエーションでの対戦となります。
どちらにとっても、のどから手が出るほど欲しくて仕方のないシーズン初勝利。けれど、それを手にすることが出来るのは、どちらか一方のみ。
それでなくとも負けるわけにはいかないホーム戦。いや、負ける可能性など全否定し、勝利しか求められない、そんな試合。
ここまで勝てていない原因のなかで大きなウエイトを占めるであろうメンタルの弱さ。その克服なくしては勝利もない。

絶対に勝たねばならない試合とは、今節のこと。

言い訳は一切必要ありません。必要なのはただひとつ。勝利を挙げること以外にありません。


前節、カターレもヴェルディも、それぞれ0-0で前半を折り返しました。
けれど。
決定力不足のままに攻めあぐねているうちに主導権を明け渡してしまい、不運なPK献上をきっかけに意気消沈。反撃の勢いも出せぬままに追加点を奪われ、零封負けを喫したカターレ。
一方、後半だけで5点という大量失点、守備陣が崩壊して惨敗したヴェルディ。
ともに、試合運びに難を抱えていることが下位低迷につながってしまっている現状が浮き彫りとなってしまった、苦い敗戦でした。
そこから中5日。
同じ苦しみを抱えたチームだからこそ。決して負けてはならない、勝つしかない試合となる今節。
お互いに、遠慮も呵責もなく勝利を求めねばならない試合。これがもう少し順位が上のクラブであったならば、「まぁ最下位近辺で1勝も挙げられていないような富山ごときには勝てるだろう」などと侮ってかかられる、という可能性もなきにしもあらず、ということもあり得たかと。
けれど、そうではないのであって。
ここまで1勝も挙げられていない苦しさ、無念を知るからこそ。
ヴェルディも遮二無二勝利を求めてくるでしょうし、カターレもまた、全力をもって返り討ちにせねばならないのです。

カターレへの期限付き移籍を経て復帰した舘野をはじめ、若手が主体となっているヴェルディの布陣。それ故のもろさでなかなか結果がついてこない、ということもあるようで。
とはいえ、他のどのチームが笑っても、カターレはとやかく言えません。
もろさからの脱却をはかり、精神的な成長を結果に、勝利に繋げねばならないのは、カターレにとってもまったく変わらないのだから。

そんなかにあって期待したいのは、やはり、なんといっても中島でしょう。前節の群馬戦では、随所にその力の片鱗を見せながらも、結果は伴わず。今節こそは、目に見える明確な結果を、ゴールを奪うことで見せつけねばなりません。
1月下旬、ユースからずっと育ててくれたヴェルディを飛び出してカターレへと電撃移籍を果たしたのは、一体何のためだったのか?少なくとも、ノーゴールのままにこうして最下位争いをするためでは、決してなかったはず。
むしろ、このまま結果を出せないままでいることは、移籍元であるところのヴェルディに対しても失礼。むしろ、恩返し弾をガッツリと決めて健在ぶりをアピール、移籍の決断が間違いでなかったことを実力で証明することこそが、やらねばならないことでしょう。
過去はともかくとして、今はカターレ富山に在籍、主力となっている中島翔哉として。チームに勝利をもたらすことこそが、その存在の証。
今節こそはそれを明確に打ち出してくれると信じます。

もちろんどの試合も負けて良いことなどないのですが、そのなかにあってもなお、絶対に勝たねばならない試合というものは、確かにあって。
それが、まさに今節。
決定力不足とか言っている場合ではありません。メンタルが弱いとか言っている場合ではありません。連敗を継続している場合でもなければ、ホーム戦で逆転負けを続けている場合でもないのであって。
勝ちたいのはどちらも同じでしょうが、それをふまえてなお、どうしても勝たねばならない。それが、まさに今節。
全力で、勝て!!
油断なく、勝て!!
最後の最後まで、勝利のために全てを捧げよ!!
乾坤一擲、力の限り!!
勝たれ!!!富山!!!!!