掛川市内の秋葉山常夜燈。今回は市内南部(D地区)の4ヶ所をご紹介します。
最初は、大須賀地区にあり、三熊野大祭やちっちゃな文化展などでも知れ渡っている、三熊野神社の境内にある大きな常夜燈です。境内入口の左手にどっしりとした石組みの土台の上に、これまた大型の「龍燈:切妻型」の常夜燈が設置されています。「龍燈:切妻型」本体には、彫刻も施され、鬼瓦や瓦にも特徴があります。下の2画像とともにご覧ください。
三熊野神社の入口に構える龍燈型の秋葉山常夜燈。
次は、同じ大須賀地区・沖之須にある「石燈籠:神前型」の常夜燈で、八幡神社の入り口の大鳥居の脇に設置されています。撮影に行ったときは草刈り前のようで雑草に囲まれ、火袋にもゴミがつめられちょっと残念な気もしましたが、すぐ横で保育園児を待つ母親や幼子たちも集まり談笑していました。下画像二つとその下左画像です。
沖之須の常夜燈。日袋の模様にも特徴があります。
沖之須の八幡神社の鳥居と左わきに常夜燈 。 矢柄神社。
次は大東地区の矢柄神社(上画像右)境内にある秋葉山常夜燈です。上画像の左手前に掛川市内には唯一という形の「龍燈:方形型」常夜燈で、切妻型と違い、屋根の瓦が四方に均等に分かれて葺いてあります。市内全86ヶ所の秋葉山常夜燈の中にはこの形は他にはありません。ぜひお尋ねになったみてください。下画像二つで、その様子が覧いただけます。
矢柄神社の「龍燈:方形型」の常夜燈。
今日の最後は、大東地区浜野新田の「龍燈:切妻型」の常夜燈です。すぐ横に「石燈籠:神前型」も設置されていましたが、ここでは建物「「龍燈」を秋葉山常夜燈として区分しています。形は一般的な切妻型です。四方をのびのびと見渡せる場所にありました。
浜野新田の「龍燈:切妻型」の秋葉山常夜燈。