13日は盆の入り。同じ自治会内の隣の組で今年初盆を迎えるお宅がありました。
昨年亡くなった故人をお迎えして、故人と親しかった皆さんが一堂に会し供養が行われました。ご近所ではその供養の一つに松明(たいまつ)をともす習慣がまだ残っています。その様子を撮影させていただきました。今は松明と言っても、蝋燭(ろうそく)に代えるお宅もあり、今回はその蝋燭のほうでの故人のお迎えです。
蝋燭の数は仏教で言われる煩悩と同じ108本です。除夜の鐘もこの煩悩と同じ108ツですね。(煩悩についての詳細はネットでお調べください)
玄関まで並ぶ準備のできた蝋燭台。 たいまつ(手前)の種火から点火。
玄関前に、板にくぎを底から打ち付け、108本の蝋燭を玄関方向に長く並べます。(故人への道案内と言われます)この蝋燭は特殊なもので、多少の雨や風では消えない構造になっています。煙ややすすも普通の蝋燭に比べ沢山出ますが15~20分で燃えつきます。
全部に火がともりました。 道しるべになったことと思います。
小画像は、玄関から見た108本に火がともった松明の代用の蝋燭の燃える風景(画像は拡大します)です。