宇連(うれ)ダムに水がありませんでした。
先週、豊川用水の水がめでもある東三河(新城市川合)にある宇連ダムを観光に訪れました。見学者駐車場に車を止め、ダムの下流部を撮影した後、上流部のダム湖を覗いた途端「水がないじゃん!」と同行のみんなが発した第一声でした。
先月遠州森町の満々と水を抱える太田川ダムを見学した後で、満水の宇連ダムを予想して来ただけに予想外でした。関係者がおらなかったためにどの程度の貯水量か判断はできませんでしたが、もしかしたら50%以下かも。豊川用水に恩恵をあずかる人びと(愛知県渥美半島や蒲郡方面まで)の皆さんも心配ではないでしょうか。
宇連ダムとダム湖外観図。
また、満水時と違う渇水のダムを見れたことも水を心配する皆さんには申し訳ないけれど、ダムの状況(目視できる深さや大きさ)が見られ訪問した甲斐もありました。
宇連ダムは、総貯水量が2,911万㎥で、太田川ダム(同1,160万㎥)の2. 5倍あり、農業・水道・・工業用水として昭和33年に完成したダムです。この日も厚い中でしたが多くの観光客が訪れていました。機会がありましたら是非一度訪ねてみてください。秋の紅葉の頃もいいかもしれません。
上の小画像はパンフレットからの画像ですが、満水の水を蓄える宇連ダムの航空写真。以下の画像は渇水の宇連ダム風景です。
ダム湖(鳳来湖)の水面ははるか下。 その水面にも対岸が写ります。
上流部に行くと更に渇水状況がわかります。