今年の門松の竹を使っての竹細工。2/14付で一部をご紹介しましたが、何とかミニ作品が出来上がりました。
今年の竹は厚味がなかったので重厚なものはできませんでしたが、日ごろ身の回りで使う工芸品がいくつが出来上がりました。
最初は一番簡単なペーパーナイフ(下画像左)。 適当な幅にカットして先を削っていくだけで完成。
右画像は園芸櫛。 花の鉢からの植え替えや鉢の周りの用土の調整や雑草取りに活躍します。
続いては長め、棒状の製品です。
左は、かゆいところに手が届く「孫の手」、右は、玄関先の備え品竹製の長形靴ベラ。共に実用品です。
工夫が必要だったところは孫の手の先端のカーブ。熱と水を駆使しての折り曲げですが、中々うまく曲がりません。小さな角度で曲げるのは大変ですね。靴べらの内側の溝も。
何とか曲がり、使えそうな作品となりました。
最後は、門松の斜めにカットされた部分を活用して何かを。
ミニ飾り棚を作ってみました。2本を上部でカットし、丸だけを半分に切って、下の台となる部分を90度の角度で貼りあわせ、上部に細長くカットした竹でブリッジ(細くカットした竹を10本ほど貼りあわせ)。ロンドンブリッジをイメージできました。
竹製ブリッジ型飾り台。右には装飾品を置いて撮影です。
※ 作品のうち朱色に見える部分は朱色の和ニスを塗装。その他は透明和ニスで塗装しました。
※ 上の小画像は、門松解体後にいただいた門松使用の竹。