昨日、掛川市北部のホタルの里のある坂下公会堂で、県西部を代表するホタル愛護の皆さんのホタルサミットが開催され出席してきました。
呼びかけ主催したのは太田川の情報誌「てくてく太田川の編集局で、会場には、メディアでもたびたび報道され、地域の皆さんが組織を作って年間を通してホタルの育成に取り組んでいる、磐田市の「ひょうたん池自然を考えよう会」の皆さんと、地元「上垂木ホタルを守る会」の皆さんに事務局員など約20名が出席して開催されました。
会場にはサミットの大きなタイトル幕も掲示。(面白い字体ですね)
出席者と会議の模様。
会議にはパネルやスライドなども使われ、それぞれの飼育方法や管理などの情報交換が行われました。
同時に写真等も掲示され、目からの情報収集にも役立ちました。
磐田市のひょうたん池部会の皆さんが育てたホタルの乱舞する写真です。
観賞方法の大きな違いは、ひょうたん池部会の皆さんは施設の中で観賞してもらい、上神垂部会は垂木川の川沿いに乱舞する蛍を鑑賞してもらうなど特徴がありました。
その後、全員でシーズンにホタルの舞う垂木川上流部を鑑賞し、上垂木部会から説明を受けていました。
垂木川の現地で説明を受ける皆さん。
最後に、上垂木でかつて大量にホタルが自然発生した現場を視察し、現在は感興が変わり、元の環境に戻そうとする努力の様子も見学できました。
磐田市においても、掛川市においても、皆さんがホタルの幼虫の飼育に熱心に取り組んでおり、来年の初夏にも双方でホタルの乱舞がみられそうです。