10月にJP日本郵便(株)から発行された新切手をコレクターとしてご紹介します。発行数は4件、40種でした。
① 10月3日発行 「調停制度発足100年」記念切手。(84円切手5種:10枚シール式シート)
大正11年10月1日に借地借家調停法の施行に伴い,発足してから100周年を迎えたことからこれを記念して発行されました。

切手デザインは、調停により、当事者が互いに歩み寄り、争いが解決していくイメージをイラスト化しています。
② 10月7日発行 「国際文通週間」切手。(7円、70、90円、110円及び130円切手が各1種)

デザインは、7円と70円が「黄鳥 長春」。
90円が富岳三十六景・礫川雪ノ旦。110円が同・東海道品川御殿山の不二。130円が同・甲州犬目峠で。すべて葛飾北斎画です。
③ 10月12日発行 「国宝シリーズ第3集」切手。(63円と84円切手各10種の10枚シール式シート)


第3集は、東京国立博物館創立150周年を記念して同博物館の所蔵品の中から、63円は「絵画」・「工芸品」を、84円は「絵画」を中心に採用されています。
④ 10月26日発行 「おもてなしの花シリーズ第19集」切手。(63円と84円切手各5種各10枚のシール式シート)


左が63円切手で、梅、スイセン、パンジーなどが、右は84円切手で、アセビ、バラ、葉ボタンなどがデザインされています。
以上が、10月に新発行された日本郵便の新郵便切手です。