大相撲の九州場所は、幕内13枚目の阿炎(西前頭13枚目、埼玉県出身)が三人の巴戦を制して初優勝で幕を閉じました。
悲願の初優勝を目指した高安は千秋楽での逆転負け。今回も賜杯を逃しました。応援していましたが残念な結果に終わりました。
場所後に毎回ご紹介しています九州場所の過去の優勝力士を保存してあるスクラップブックの中から今回は10年前、20年前及び30年前の三場所の優勝力士を当時の星取表でご紹介します。
① 10年前の平成24年(2012)の九州場所の優勝力士は、横綱白鵬(14勝1敗)でした。
この場所の横綱は白鵬と日馬富士の二人でした。

② 20年前の平成14年(2002)の九州場所の優勝力士は、大関朝青龍(14勝1敗)でした。
この場所の横綱は武蔵丸と貴乃花の二人でした。

※ この場所の次の場所は平成15年初場所となりますが、その初場所の番付表が残っていましたので併せて御紹介します。

上方の文字の大きいところが幕内力士。下へ行くほど地位は下がり、よく言われる”虫めがねでみない・・・”と言われるように小さくなっています。

その上部の幕内力士の部分を拡大してみました。
横綱の武蔵丸と貴乃花の文字は大きく書かれています。
③ 30年前の平成4年(1992)の九州場所の優勝力士は、大関曙(14勝1敗)でした。
この場所の横綱はおりませんでした。(珍しい星取表です)


曙が大関として初めて優勝した(優勝は2度目)喜びの表情写真です。
三場所とも優勝力士は外国人関取でしたね。
※ 上の見出し画像は当時の郵政省が、昭和54年に「相撲絵シリーズ」切手として発行した、初日印の押印された記念の「初日カバー」です。