気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

奥山線が走っていたころ

2016-06-30 20:39:01 | 鉄道風景
 1964(昭和39)年に廃線となった遠州鉄道奥山線
 今月26日の当ブログで、小学3年生が郷土の鉄道「奥山線」について学んでいることをご紹介しました。
 この機会に、奥山線を思い起こし、ちょっと勉強(振り返って)して見ましたので、前回の続き画像でご紹介します。

 奥山線は1914年に開通し、1964年に廃線となった軌間76.2㎝(東海道本線は106.7㎝)の狭軌鉄道です。
 開業当初はドイツ製の蒸気機関車が活躍し、その煙突がラッキョウの形をしていたことから「ラッキョウ軽便」と呼ばれ親しまれていましたが、後に電車とジーゼル車に変わっています。

 当時の駅舎や列車の画像で、奥山線はこうだったんだと思っていただければ幸いです。


 ↑ 廃線となる頃の元城駅。この付近に今の遠鉄ホテルコンコルドが建っています。

   
          左:三方原駅。                 右、奥山駅



 ↑ 当時、遠足で満車の奥山線。後ろからSLが後押しする煙が見えます。

   
 その、ラッキョウ軽便と言われた蒸気機関車(SL)と奥山に向かう列車。

      
                    当時の奥山線の電車。

 奥山線が廃線となって50年余。そんな電車が浜松市内を走っていたのかと知らない人の世代も増えてきています。興味がありましたら、ところどころに奥山線をしのぶ標識や写真等を見ることができますから訪ねてみてください。


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