『水産ねり製品の製造業者でつくる「全国かまぼこ連合会」に、聞いてみた。 まず、あの弾力。魚の肉に含まれているたんぱく質の繊維が、網目のようにからみあったものだ。魚に含まれるたんぱく質は、生きていくのに欠かせない必須アミノ酸を豊富に含んでいる。鮮度が悪い魚を使うほど、たんぱく質が変わってしまい、弾力が出なくなる。つまり、あの食感こそ、優秀な食品の証しなのだ。 また、弾力があるものは、当然、かみごたえも出る。この「かみごたえ」は、脳の活性化につながるという説もある。 東京歯科大スポーツ歯学研究室の石上恵一教授は、かまぼこを食べた時の脳の血流量を調べた。軟らかいかまぼこを食べた時に比べ、硬いかまぼこを食べた時、脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)が活性化したという。 前頭前野は、脳の司令塔と呼ばれている部分で、(1)思考する(2)コミュニケーション(対話)する(3)記憶をコントロールするなどの働きがある。「脳の血流改善は、認知症の症状停止や緩和にもなる」と石上教授。全国かまぼこ連合会は、03年度から、かまぼこの健康機能を調べるために、研究助成事業を続けている。 原材料の魚は、スケトウダラなどの白身が一般的だが、イワシなど赤身を使ったものもある。 また、生産地によって使う魚が違うため、味にも違いがある。食べ比べてみるのも、楽しいかもしれない。 全国かまぼこ連合会が実施している研究助成事業では、かまぼこを食べることで、脳の活性化のほか、糖尿病や生活習慣病にどんな影響があるのかなどを調べている。連合会は、ホームページ(http://zenkama.com)で、かまぼこの種類、歴史なども紹介している。01年からは「カマピー」「チックル」というイメージキャラクターも登場。ぬいぐるみと帽子を販売している。問い合わせは同連合会(03・3851・1371)』アサヒコム
かまぼこは、日本独自に開発された伝統ある食品で、低脂肪でたんぱく質も豊富で、カルシュームも含まれているのではないでしょうか。日本各地で取れる魚によりかまぼこの原料も違いいろいろと特色のあるものが有ると思います。練りの製品のかまぼこと忘れてはならない練りてんぷら、魚肉を練り上げててんぷらにした練り天もたんぱく質とカルシュームが豊富な食材と言われています。鹿児島県名物の薩摩上げや愛媛県ではいわしを使っています。関西では和歌山県のかまぼこや関東方面では小田原のかまぼこが有名ですが。新鮮な魚を素材に使ったかまぼこは、刺身醤油とわさびで食べれば食欲の無い夏でも食べれます。日本の食卓は揚げ物や焼肉が主流になりましたが。メタボリックシンドローム体質による生活習慣病も増えて来ました。昔から食べている食材をもう一度見直すべきでは有りませんか。昔から長年経験を積み上げて作られて来た食材には、昔の人の智恵と工夫が込められていると思います。先人の智恵や年月をかけて作り、守り育てられて来た食品には現代にも生かされる栄養素や成分が含まれていると思います。日本の伝統的な食品を軽視すべきではないと思います。昔の人に生活習慣病は少なかったように思います。自然にはぐくまれた天然食材生活の中に生かして来た食品の良さを見直すべきでは有りませんか。漢方医学研究家は、日本食を毎日食べることにより、食生活が改善され生活習慣病を防ぎ健康体取り戻せると言っています。かまぼこを食べることにより、生活習慣病や認知症の予防への手がかりが゛つかめれば良いと思います。肥満や高脂血症の予防と言う観点から、豆類や穀物類を原料とする日本の伝統ある和菓子を日常生活の中に今こそ生かすべきです。四季折々の季節感と日本の自然を学ぶことにもなると思います。季節感が薄れて行く今日の日本で、人の目を楽しませる和菓子がストレス社会の心の安らぎにならないかとふと思う今日この頃です。
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