教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

熊本体罰訴訟、原告が逆転敗訴…最高裁「教育的指導の範囲」

2009年04月28日 16時17分12秒 | 受験・学校

『熊本県本渡市(現・天草市)の市立小学校で2002年、男性の臨時教師が小学2年男児(当時)の胸元をつかんで壁に押し当ててしかった行為が、体罰にあたるかどうかが争われた訴訟の上告審判決が28日、最高裁第3小法廷であった。 近藤崇晴裁判長は「行為は教育的指導の範囲を逸脱しておらず、体罰ではない」と述べ、体罰を認定して市に賠償を命じた1、2審判決を破棄し、原告の男児の請求を棄却した。 学校教育法は教師の体罰を禁じているが、教師の具体的な行為が体罰に該当するかどうかを最高裁が判断した民事訴訟は初めて。 判決によると、教師は02年11月、校内の廊下で悪ふざけをしていた男児を注意したところ、尻をけられたため、男児の洋服の胸元を右手でつかんで壁に押し当て、「もう、すんなよ」と大声でしかった。男児はその後、夜中に泣き叫ぶようになり、食欲も低下した。
 判決は「悪ふざけしないよう指導するためで、罰として苦痛を与えるためではなかった」と認定。原告側は上告審で「恐怖心を与えるだけだった」と主張したが、判決は「教師は立腹して行為を行い、やや穏当を欠いたが、目的や内容、継続時間から判断すれば違法性は認められない』読売新聞

小学校の構内の廊下で、悪ふざけを していた児童が先生に注意されたところ、先生がお尻をけられたので男子児童のに胸元をつかみ壁に押し付けたのが体罰に当たるか。この男子児童は、怪我もしていませんので体罰には当たらないと思います。先生が「厳しくもうするなよ」と叱ったそうですが。学校教育法第十一条の『児童生徒等の懲戒』、「体罰を与えることが出来ない」の体罰の禁止に当たるのでしょうか。小学校の校内の廊下で悪ふざけをして騒いでいたこの男子児童の方に問題があるのではありませんか。児童のしたことを考えずに問題を摩り替えてはなりません。法律解釈論よりも教育問題です。この臨時講師の男性の先生も腹が立って、強く叱っただと思いますが。この男子児童も先生のお知りを蹴飛ばしたのですから自分のしたことも反省すべきです。体罰論よりもこの男子児童のしたことも良く考えるべきでは有りませんか。なぜこの先生が強く叱ったのか保護者も考えるべきです。して良いことと悪いことを教えるのが教育です。正しいことは、正しい。悪いことは悪いと小学校の低学年組の内にきつちり教えて置かないといけないと思います。もちろん教育現場では、生徒の基本的人権の尊重も大切ですが、児童が悪いことをしたら先生がその場で叱ることも大切ではありませんか。九州出身の先生を見ていますと小さい時から親や先生に叩かれて厳しく教育された先生が多かった用に思います。私のこれまで出会った先生は、生徒を叩いた先生が多かったですね。九州男児の男らしさ、気の荒さや気質、育った環境もあると思います。悪いことをすると先生に学校の正門に立たされたことも有ると言われた熊本県出身の漢文の先生のお話を思い出しました。「肥後のもつこす」で生徒を良く職員室に呼び叱って居られました。私は、体罰肯定論者では決して有りません。教育現場では、生徒指導としてけじめを付ける事も大事なことです。この先生のお尻を蹴飛ばしたぐらい元気のあるやんちゃな男子児童です。叱られてから夜中に叫ぶようになり食欲も低下したと主張していますが。この児童も家庭でこの先生に学校で叱られたことを保護者と話し合えば良かったのでは有りませんか。小学校2年の男子児童は、小学2年生でまだ小さい子供なので、大人の目の高さに立たないで、怪我をさせたり、強い恐怖心を与えないようにする叱り方もちろん大事です。生徒の目の高さに立った生徒指導も先生には必要ですが、学校の先生が学校で生徒を叱れないようになったら生活指導が出来なくなります。学校の先生も人間ですから、機嫌が悪いときや腹の立つこともあるでしょう。叱られたことの無い子供達が大人になったら、善悪の判断の出来ない常識の無い大人ばかりに日本はなります。最近の世間を騒がしている青少年犯罪や大人の起こしている事件を見ますと良く分かるのでは有りませんか。家庭の躾が、正しく出来ていないと思いますが。家庭でも小さいときから叱られていない家庭の子供たちが多すぎるのではないでしょうか。家庭の躾も考え直すべきです。戦前回帰では有りません。人としての道、日常生活のモラルの問題です。家庭教育の重要性をもう一度再認識すべきでは有りませんか。

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