教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

国語辞書が小学生に大ブーム ユニーク学習法がきっかけ

2009年04月22日 23時18分08秒 | 受験・学校

「小学生の学力低下が問題となるなか、国語辞書がブームになっている。辞書市場は、少子化や電子辞書の普及で縮小傾向にあったが、調べた言葉に付(ふ)箋(せん)をはる「辞書引き学習」というユニークな学習法をきっかけに注目度がアップ。出版各社も、軽量化や耐久性向上など小学生向け辞書のテコ入れを図り、売り上げが倍増する辞書も出ている。
 「辞書引き学習」を考案したのは立命館小学校(京都市)の深谷圭助校長(43)。「この学習法は知的好奇心を身に付けるのに役立つ。遊び感覚でやる気を引き出し、やればやるだけ自信にもつながる」と話す。 学習法は簡単。(1)机の上にカバーを外した状態で辞書を置いておく(国語の勉強時間以外も)(2)引いた言葉を付箋に書いて、そのページにはる。
 あとは好きな言葉、気になる言葉を引いていくだけ。「頑張った分だけ付箋が増え辞書はふくらむ。目に見える成果が出ると、子供たちはますます引きたくなるものです」と深谷さん。 辞書引きによる学習意欲の向上について深谷さんが3年前に著した「7歳から『辞書』を引いて頭をきたえる」(すばる舎)は、教育関係の書籍では異例の発行部数8万5000部を突破。これまでに全国で少なくとも350校が学校単位でこの学習法を導入しているという。小学校指導要領では、国語の「辞書を利用して調べる方法を理解すること」は3、4年生の指導項目だが、1年生で辞書引きを始める小学校も。 三省堂(東京都)の宣伝広報部長、瀧本多加志さん(47)によると、電子辞書が普及し、少子化が進んだことで、辞書の売れ行きはこの10年で約半分に落ち込んだが、小学生向けの辞書に限っては販売部数が伸びている。同社の「例解小学国語辞典」は、用紙を変えて20%軽くした新版を昨年11月に刊行。先月までの売り上げは前年同期比で2倍に達した。 ベネッセコーポレーション(岡山市)も「チャレンジ小学国語辞典」の表紙を紙から合成樹脂に変え、付箋を挟んでもなかなか破れないよう耐久性を上げて売り上げを順調に伸ばしているという。「電子辞書と比べると、紙の辞書にはいろんな言葉や意味を一覧できる“強み”がある。生徒に(紙への)切り替えを進める高校も出てきている」と同社。紙の辞書は着実に“復権”を果たしつつある』アサヒコム

漢字の練習帳に鉛筆で漢字を書き込む学習法は退屈で、忍耐力も要り無味乾燥で途中で嫌になってしまいます。宿題として出された経験のある人も多いと思います。インターネツト時代でも国語辞典を引く事は、各教科の基礎になる国語学習において役に立つと思います。小学校から学校で国語の辞書を引く習慣をつけて置けば、自分で学習すね習慣も付き、自分で分からないところは調べる良い癖も付き中学校での漢和辞典や英語の辞書を引く習慣も身に付けられて多の教科への学習法の発展に繋がります。自学自習の大切さ自ら体験できると思います。今や国語能力の低下が叫ばれています。小学校のうちとから国語辞典の活用法を学校の先生が教えるべきです。私がある塾で教えているときに私はいつも国語辞典持って授業をしていましたが。国語辞典を持って来る中学生も少なく、私が授業引いて見ますと笑う中学生もいました。自分で勉強する時分からない漢字や日本語表現が出て来たらどうするのと質問しますとお母さんに聞くねんと言いました。私は英語の本を沢山出している英語研究家N先生に電話でお伺いしますと今の教科書に単語も載っていますので、この頃の中学生は英語の辞書を引く必要が無いのですと言われました。英語の一つの単語でも、意味の違いを知り、いろいろな英語の表現法を学ぶには辞書を引く事が大切だと思いますが。辞書に付箋を貼ると紙髪質が薄い辞書は破れ易い可能性もありますが。辞書を引くのに慣れれば付箋があろうと無かろうと速く、正確に引けると思いますが。国語の場合、漢字の筆順や読み方の学習や意味、正し仮名遣いも分かりますし、国語の辞書を引くことにより面白くない、皆苦手な国文法の勉強も出来ますし、ことわざや方言、日本の地名、文章の表現力や文学史の勉強も出来、二次的に日本史や世界史の基礎勉強や英単語の意味も勉強出来ます。学校の先生に授業で教わることも大事ですが、自分で納得の行くまで調べ学習する自主制を尊重する教育も大切で、自主性を尊重する教育軽視する発言をした政治家もおられましたが、そんな事を言っていたら小学校から大學まで家庭教師を付けれる家庭のお坊ちゃんしか出来ないことで、経済的に恵まれていても到底難関国立大学に入学するするだけの学力は身に付かないと思います。小学校から辞書を自分で積極的に引き、調べ学ぶ事が中学校、高等学校への学習に繋がり、自分で学習して納得の行かないことや分からないことは専門の辞書で調べる事を体得し、将来の研究心の芽生えに繋がって行くのではないでしょうか。私個人の私見としましては、旺文社の国語辞典、重版発行松村明、山口明穂、和田利政編は内容的に国語の辞書として、サイズの上でも充実していますので今も大事に使っています。

url http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

                                                            

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする