![アトムと一緒に入学式](http://ca.c.yimg.jp/news/20100407092010/img.news.yahoo.co.jp/images/20100407/san/20100407-00000037-san-soci-thum-000.jpg) |
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特別児童に任命された鉄腕アトムは早速児童と交流=東京都新宿区の区立戸塚第3小学区(写真:産経新聞) |
『新宿区高田馬場出身の鉄腕アトムが6日、区立戸塚第3小学校で行われた新宿区特別児童任命式に出席、区の特別児童に任命された。
[フォト]新1年生アトム、桜の下でみんなと一緒に記念撮影 アトムは2003年4月7日生まれの設定で、新1年生と同学年。戸塚第3小の入学式が終わった後、全校児童に「アトムく~ん」と呼ばれて会場の体育館に入場。中山弘子区長が「新宿区の小学校にようこそ。たくさん友達をつくって一緒に学びましょう」と激励し、任命書を手渡した。 アトムは式典終了後、児童とハイタッチや握手をして交流。新1年生の教室も訪れ、緊張しながら担任の話を聞く姿を見守った。区教育政策課によると、アトムの特別児童任命は戸塚第3小が高田馬場地域にあることからPTAが発案。手塚プロダクションの協力で実現した。今後、アトムは区内の学校や区の行事に参加して児童と一緒に学んでいく予定だという。』産経新聞
子供達の為に今後サポートして下さい。鉄腕アトムの原作者故手塚治虫さんも新宿区特別児童任命され子供達の為に今後活動する事になり、きっと喜んでおられると思います。下記に鉄腕アトムのことを「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)」一部引用させて頂きました。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
☆鉄腕アトム
『この項目では、漫画作品を中心とした鉄腕アトム全般について説明しています。その他の鉄腕アトム作品などについては「鉄腕アトム (実写版)」、「鉄腕アトム (アニメ第1作)」、「鉄腕アトム (アニメ第2作)」、「アストロボーイ・鉄腕アトム」、「ATOM (映画)」、「ジェッターマルス」をご覧ください。『鉄腕アトム』(てつわんアトム、日本での英題はMighty Atom)は手塚治虫のSF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ、特撮テレビ番組の作品名、並びに作品内の主人公である架空のロボットの名称である。テレビアニメ版で使用された主題歌の曲名でもある。
概要
21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。米題は『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』。本作は、1951年(昭和26年)4月から、翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27年)4月から1968年(昭和43年)にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけて同じくフジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。このアニメ第1作は平均視聴率30%を超える人気を博し、その後、世界各地でも放映された。1981年には、様々な形で、本作が出版された数の累計が1億冊を突破した。1980年(昭和55年)に日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、さらに1作目と同じくフジテレビ系にて2003年(平成15年)に『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として、2回目のリメイクが放映、2009年にはCG映画『ATOM』が公開されている。登場キャラクター アトム アトムは『アトム大使』では脇役だった。作品自体の人気も今ひとつであったが、『少年』編集長の金井武志は「弱さや人間らしい感情のあるロボットを主人公にすれば読者に受け入れられる」と手塚に提案し、アトムを主人公として設定を少し変更した上で描かれたのが本作である。原作の公式設定では、2003年4月7日がアトムの誕生日とされる。製作者は天馬博士。交通事故死した息子、天馬飛雄に似せて作られ当初は、「トビオ」と呼ばれていた。 トビオは、人間とほぼ同等の感情と様々な能力を持つ優秀なロボットであったが、人間のように成長しない事に気づいた天馬博士はトビオをサーカスに売ってしまう。サーカスにおいて団長に「アトム」と名付けられる。やがて感情を持つロボットに対し、人間と同じ様に暮らす権利が与えられるようになると、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士に引き取られた。そして情操教育としてロボットの家族と家を与えられ、人間の小学校に通わされるようになる。性格は真面目で正義感が強いが、時にロボットである自分に苦悩や葛藤することも多い。誕生日の4月7日は本作の連載が始まった「少年」の発売日であった。原作では、「ミーバの巻」(1966年9月号 - 12月号)などに誕生日についての記述(ミーバの巻では天馬博士のセリフ)がある。アトムの赤い靴は元々は女の子ロボットの装備品で、形見代わりにアトムが譲り受けて装備しているらしく、着脱可能(脚部その物もその女の子ロボットのものを流用したともみられるらしいが詳細不明)。原作ではこのような話はないが、アニメ第2作では名付け親であるロボットサーカスのキャシーから赤い靴が譲られ、最終回ではニョーカの足が移植されている。
物語の中では苦労して市民権を得たが、現実の2003年4月7日、アトムはお茶の水博士を世帯主として手塚プロの所在地である埼玉県新座市の市民に登録され市役所の前でアトムの特別住民票が配付された。なお、アニメキャラクターによる特別住民登録はこれが初めてとなる。アトムの髪型は、作者である手塚のくせ毛がモデル。アトムの特徴はMighty Mouseを元にしており、英題もMighty Mouseに倣ってMighty Atomとしている。 また、『少年』連載時には手の指は4本で描かれることが多かった余談だが、アトムの怪力を実現するには複数のアクチュエータと関節をフレキシブルに結合し、複数のアクチュエータが必要に応じて協調し大出力や高速動作を実現する多自由度干渉駆動技術が必要。この技術は筋電義手の研究開発を行なっている電気通信大学の横井浩史教授が研究している。
アトム大使での設定 『アトム大使』は、私たちの住んでいる「地球」ではない、もうひとつの「地球」の人々が、その「地球」の大爆発で母星を失い、宇宙を放浪していたところ、わたしたちの「地球」に着いたが、どちらの地球人もよく似ており、はじめは友好的関係を保って生活をした。しかし、食糧問題などを心配した「もともと地球に住んでいる地球人」が「宇宙を渡ってきた地球人」と対立(反対派頭目は天馬博士)。「地球に住む地球人」のロボットであるアトム(天馬博士のロボット)が間を取り持つ事で対立は収まり(天馬博士は自分の作ったクスリでゴミのように小さくなってしまう)、地球人と宇宙人は半分ずつ金星に飛び立つという物語。 なお、最後にお礼として、アトムは「宇宙を渡ってきた」地球の人々から大人の顔を貰う。
アトムの7つの威力
アトムは7つの力を持っているが内容は以下の通り多少のバリエーションがある。
- 1963年アニメ第1作(モノクロ版)
- どんな計算も1秒でできる電子頭脳。
- 60か国語を話せる人工声帯。
- 普通の1000倍も聞こえる耳。2000万ヘルツの超音波を聞き取ることも出来る。
- サーチライトの目。
- 10万馬力の原子力モーター。
- 足のジェットエンジン。
- お尻からマシンガン。1秒間に500発撃てる。
- 1980年アニメ第2作
- 胸の中に電子頭脳セット。160か国語を同時通訳ができる。
- 耳は音を1000倍に聞ける。
- サーチライトの目。
- 10万馬力の力。重水素燃料による核融合エネルギー。
- 腕と足はジェットで空を飛べる。
- 腰の中にマシンガン。1分間に600発撃てる。
- レーザーブラストの手。
- 2003年ASTROBOY版
- 高度な人工頭脳。
- 人間の1万倍の聴力。
- 透視能力を持つ目。
- 10万馬力の力。
- 足のジェットで空を飛べる。
- 指にフィンガービーム。
- 腕にアームキャノン砲。
- 2009年映画ATOM版
- ロボットの言語を聞き分ける耳。トビーのDNAと記憶を移植された人工頭脳を持つ。
- 透視能力がある目。サーチライトの役割も果たす。
- ブルー・コアが輝く心臓。心臓部に埋め込まれた原子力よりも強力で安全なクリーンエネルギー。善の心も生み出す。
- ずばぬけたパワー。
- ジェット噴射で飛べる足。
- マシンガンを内蔵するお尻。
- アームキャノンに変形する腕。
- その他:身長135センチ、体重30キログラム。ちなみに電子頭脳は頭部ではなく胴体内上部に設置されていて、頭部は単なる飾りとされた(透視図では頭部にセンサー類が集中しているようだが、作中では頭部が外れてしまったり、無しでも活動可能な描写があり、胴体にもセンサー類は搭載されているもよう)。胸にはメンテナンス用の蓋があって、その内側には簡易的な修理のマニュアルと交換用の真空管が備えられていた。
- アトムの家族
アトムの家族の名前はパパ(エタノール)を除き、元素に由来している。アトムはAtom(原子)、ウランはUranium(ウラン)、コバルトはCobalt(コバルト)など、ママ(リン)=Phosphorus(リン)とチータン=Titanium(チタン)を除き、放射性元素に関する名前が付けられている。
- ウラン
- 科学省製;お茶の水博士指揮。
- アトムの誕生日のプレゼント用に、妹として作られた女の子のロボット。アトムのような7つの能力を持たないものの、10万馬力の力を持つ。 地上最大のロボットの巻などしばしば悪人にアトムを倒すための人質に取られることがある。お転婆で、まれにお兄さん思いの一面も見せる。
- コバルト
- 科学省製;お茶の水博士指揮。
- アトムが水爆の起爆装置を止める作業中に突如行方不明になった時、アトムの代理を果たすためにお茶の水博士が作ったロボット。アトムと同じ力を持つ。しかし、アトムにある一番精巧な部分を持っていないために、細かい作業が出来ない。
- 体内のオメガレーダー内のイプシロン線が左巻きになっている為、アトムのオメガレーダーと同じ信号を出し、お互いに呼び合う事が出来る。 連載時は「ミドロが沼の巻」で自爆するが、後に改訂されて生き残っている。一度壊れた後はウランと共に再登場した際には飛行能力などのアトムの持っている能力は失われていた。 原作ではアトムの弟という設定だったが、アニメ1作目では大掃除のごみの中から見つかった、天馬博士がアトム以前に作ったロボットのため兄になっている。どちらも双子という設定。アニメ2作目、3作目には登場しない。』