『 有名進学塾「希(のぞみ)学園www.nozomigakuen.co.jp 」(本部・大阪市淀川区)が、ライバルの進学塾「浜学園www.hamagakuen.co.jp 」(本部・兵庫県西宮市)作成の灘中学受験生向けテスト問題を盗用していたことがわかった。 希学園は盗用を認めて浜学園に謝罪し、「二度とこのような問題を起こさぬよう、体質改善に全力で取り組みたい」としている。
関係者によると、盗用されたのは、浜学園が2008年度に作成・使用した「小6合否判定テスト」と「灘中オープン模試」の理科。希学園は09年度、全問または一部の問題をテストに使用していたという。両塾に掛け持ちで通う児童の指摘で発覚。浜学園が「著作権侵害にあたる」と主張し、希学園は今年3月25日付でホームページにおわび文を掲載した。 希学園は、浜学園の元学園長らが1992年に開設。両塾は難関校の合格実績を競い合っており、今春の灘中合格者数は、浜学園が82人、希学園が46人だった。』 4月10日3時35分配信 読売新聞
有名進学塾「希(のぞみ)学園 」(本部・大阪市淀川区)とライバルの進学塾「浜学園」(本部・兵庫県西宮市)が難関私立中学校の合格者数で競っている関西では、浜学園作成の灘中学受験生向け模擬試験問題でも盗用しないで堂々とテスト問題でも使用テキストでも問題集でも正々堂々と良きライバルとして競争して下さい。でんぼうとおかき屋は大きくなるとつぶれると言われています。大きくなればなる程、おかや食堂の味も落ちると世間では昔から言われています。中味の味が落ちないように希学園も教育内容の充実と受験業界の中で社会的信用を失わないように努力して下さい。保護者の期待に応えるために頑張って下さい。今春の灘中合格者数は、浜学園が82人、希学園が46人だったそうですが、塾生数が多い浜学園の方が、希学園より受験者数多かったのではとも思います。少子化による子供の全体数の減少で、 塾業界の競争は激しくなり、 大手による吸収合併時代到来の様相です。
希学園は有名国立・私立中学受験を専門とする進学塾。
学園長はいわずと知れた前田卓郎氏。希学園では入試前になると、「克己」と書かれたはちまきを締めて授業を受ける塾生が多くなり、この風景はテレビなどでも頻繁に紹介されて有名である。 従業員数: 200名(アルバイトは除く)
生徒数: 3,189名 ※2005/4/1現在
売上高: 16億5000万(2002年3月)
本部の所在地は大阪市淀川区十三本町。
2004年、東京へ進出し、東京本部は渋谷区恵比寿南。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、1992年、浜学園内部で公然と「専任講師不要論」が飛び交うのに反発し、有名講師陣を中心に独立し希学園を設立。これに対し浜学園は生徒名簿持ち出し・教材の盗用の二点を中心にして裁判所に訴え、マスコミを巻き込み当時大問題となったことをご記憶の方も多いでしょう。裁判では浜学園は勝。「専任講師不要論」に反発して設立された塾だけに、専任講師の比率は非常に高く、非常勤講師も厳しいセレクションとカメラによる授業チェック、生徒のアンケートなどを通らねば授業への就任が許されない。教科専属の専任講師による質の高い授業とクラス担任制度及びチューター制による手厚い指導が希学園の大きな特徴で、ハイレベルの講義を 30名~40名のクラスで実施している。 小6になるとクラス担任に代わり、チューター制度という担任制度が取り入れられる。これは専任講師が塾生一人一人に対して担当につき、電話・交換ノート・個別相談を中心に勉強方針の徹底を図ることで教科間の連絡を取り個別指導に役立てるもので、志望校合格に向けて生徒の精神的支柱ともなる。希学園はライバル浜学園を破り灘中学校合格者数日本一を度々達成するなど、関西の有名私立中学を中心に実績を上げている。なお、2004年、2005年、2006年は、浜学園に灘中学合格者数日本一の座を奪われている。
2010中学入試合格実績 希学園VS浜学園
希学園における合格の実績集計時の塾生の定義は、
「12月末まで定常授業を受講し続けた生徒」
でかつ
「12月以降入試当日まで行う「入試対策講座」を受講した生徒」としています。
入塾手続きはしていても、単発的な受講生や講習・テストのみの参加生、籍はあるが授業を受講していない生徒、教材のみの提供を行った生徒などは塾生数には一切含まれていません。
ここでは、その希学園が発表している合格者数と浜学園の合格者数を比較してみました。
府県 | 中学校名 | 希学園 | 浜学園 |
---|---|---|---|
大 阪 府 | 大阪星光学院 | 51 | 55 |
高槻 | 46 | 115 | |
清風 | 67 | 153 | |
明星 | 42 | 122 | |
四天王寺 | 69 | 81 | |
大阪女学院 | 13 | 94 | |
大谷 | 43 | 102 | |
清風南海 | 87 | 82 | |
大阪桐蔭 | 64 | 88 | |
関西大学第一 | 4 | 46 | |
兵 庫 県 | 灘 | 46 | 82 |
甲陽学院 | 46 | 58 | |
六甲 | 22 | 68 | |
神戸女学院 | 15 | 64 | |
神戸海星女子 | 9 | 39 | |
親和 | 9 | 35 | |
京 都 府 | 洛星 | 25 | 69 |
東山 | 24 | ||
同志社女子 | 6 | 26 | |
洛南高等学校附属 | 61 | 72 | |
同志社 | 3 | 23 | |
立命館 | 19 | 8 | |
奈 良 県 | 東大寺学園 | 62 | 74 |
西大和学園 | 76 | 132 | |
帝塚山 | 80 | 121 | |
和歌山 | 智辯学園和歌山 | 1 | 14 |
岡山 | 岡山白陵 | 58 | 135 |
鹿児島 | ラ・サール | 4 | 13 |
愛媛 | 愛光学園 | 14 | 15 |
北海道 | 函館ラ・サール | 110 | 220 |
前田卓郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
前田 卓郎(まえだ たくろう、1947年 - )は、日本の教育者。中学受験進学塾希学園長、歯学博士。 希学園創立者 関西の老舗の浜学園に勤務していたが、講師、アルバイトなどのスタッフの人事方針をめぐり対立をし、独立。浜学園とならぶ、関西屈指の進学塾に育て上げる。関西では、ライバル浜学園と勢力を二分する状態がつづく。経歴 1947年 - 兵庫県尼崎市生まれ
- 1966年 - 兵庫県立尼崎高等学校卒業
- 1970年 - 大阪大学理学部卒業
- 1975年 - 大阪大学大学院博士課程修了
- 1992年 - 希学園設立 著書 ズバピタ算数 数の規則性・場合の数(株式会社文英堂 ©前田卓郎 2004) ISBN4-578-13019-3 C6341
- ズバピタ算数 図形(株式会社文英堂 ©前田卓郎 2001) 外部リンク [最終更新:4月10日3時35分1992年設立。希学園現理事長は前田卓郎。1992年当時、浜学園内部で公然と専任講師不要論が飛び交うのに反発し、上位コースの有名講師陣を中心に[要出典]独立し希学園を設立。希学園のシンボルカラーは青。2009年6月11日より、学園長は黒田耕平である。