2010年4月9日1時3分
『8日午前10時50分ごろ、鹿児島県霧島市溝辺町麓の市立陵南小学校(和田敏郎校長、329人)で、3年生の男子児童(8)が3階建て校舎の屋上の天窓から約4.6メートル下の3階部分の廊下に転落し、救急車で病院に運ばれた。県警霧島署などによると、児童は頭の骨が折れて大けがをした。県警は、学校側に安全管理上の不備がなかったかも含め、事故の詳しい状況を調べている。 県警などによると、天窓は高さ45センチの台座の上にアクリル製のドーム状の覆いがされ、内部にガラスがはめられている構造。覆いの底辺は縦横84センチの正方形になっている。児童は覆いの上に乗り、覆いとガラスを突き破って落ちたらしい。天窓の周りには防護さくなどはなかった。 同小によると、事故当時は社会科の授業中で、担任の40代の男性教諭と児童33人が街並みを眺めるため屋上に上がっていた。屋上は年に1度、3年生の社会科の授業で使うが、ふだんは出入り口を施錠している。担任の教諭によると、事故の直前、2、3人の児童が天窓に乗って跳びはねているのを見た児童がいる。担任は屋上で「台(天窓のある部分)には乗るな」と注意していたという。 和田校長は記者会見で「天窓に上るとは想定していなかった。私の監督不行き届きで申し訳ない」と陳謝した。』アサヒコム
最近の小学校は、明かり取りに天窓が使われていますが。子供達の安全性を考えて設計されているのでしょうか。子供達は大人ではしないような行動もします。子供達が天窓、プラスチック製とみられ、縦横約2メートルの正方形に乗ったり遊んだりすることも予見して小学校校舎の設計や建築をしたのでしょうか。天窓のプラスチック製強度や耐久性も十分考慮に入れるべきでは有りませんか。子供の目線に立った安全な小学校の校舎建築も必要では有りませんか。これまでの古い建物の校舎では鉄筋コンクリートから雨漏りやひびは有っても天窓など゛からの転落事故は無かったと思います。自然災害特に地震の多い日本、自然災害の時避難場所になっている小学校が、小学校3年生の男子児童、8歳が天窓に乗った約4メートル下の3階部分の廊下に転落したのではとても自然災害、風水害、地震、台風にも絶えられないのでは有りませんか。今の日本で学校の安全神話が崩壊しましたが、このような天窓の事故が小学校から高等学校まで起こらないように校舎の安全総点検と天窓の防護柵の設置や安全な材質への取替え、整備が必要なのでは有りませんか。教育基本某が改正され第10条の2項『教育行政は、この自覚の元に、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行わなければならない。』、外的事項、エクスターナと言われる学校に関する施設整備の定めた規程が無くなったのが残念に思います。
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