教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

2011年05月27日 15時36分23秒 | ブログ

小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報

5月26日 ものを言う気がなくなった 小出裕章 (MBS)

2011年5月26日

2011年5月26日(木)、MBS(毎日放送)ラジオ「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組案内

2011年5月26日【木】
原発暴発阻止行動隊って?
誰かがこれをやらねばならぬ。ならばシニアよ集え、福島第一原発に!と呼びかけているのがきょうのゲストで元エンジニアの山田恭暉さん(72)です。さまざまな職業を経験した165人の応募があったといいます。確かに原発復旧作業の長期化は間違いなく、若い世代ほど放射能の影響を受けやすいとは言いますが、ちょっと過激な気も・・・とはいえこれといった解決策がないのも事実です。山田さんに「原発暴発阻止行動隊」呼びかけへの思いを聞きます。京大・小出さんの原発事故解説も。

録音

いつも録音を公開していただき、ありがとうございます。

【福島原発】5/26/木★高圧注水系(冷却装置配管)津波の前に地震で破損か?

要約

・(福島第一原発で、震災翌日に海水注入が一時中断されたとしていたが、実際には東電の所長判断により中断はしていなかったと発表された。どう思うか?)ものを言う気がなくなった。何日も議論していたが、すぐに分かることなのになぜ今言うのか不思議。東電の発表はこれまでもコロコロ変わるし、何が本当なのか分からなくなった。

・(海水注入の準備について、東電から原子力保安院だけでなく内閣官房にも通知されていたのに、菅総理には伝わっていなかったそうだが、どうか?)菅さんに伝わったところで彼は何もできないから実際はどうでもいい。だが、連絡はすべき。

・(福島原発から40キロの地点に住むいわき市のリスナーから質問。燃料が地中にもぐって地下水に触れて爆発する可能性は?飲み水等への影響は?)水蒸気爆発は多分起きないと思う。溶けた燃料が圧力容器の中で水と接触すると爆発することを恐れていたが、すでに格納容器に落ちている。その更に下にも落ちていている場合でも、地下水に触れたとしても爆発にはならないだろう。ただし地下水を汚染し、それが海に流れ、井戸水に混ざるということがあってはいけない。

・(爆発はないが高い汚染の可能性はある?)ある。大気中の汚染が最も危険だと思っているが、その危機は1号機に関しては過ぎた。あとは地下水を汚染する、あるいは海に流れるということが問題。それは当然重要問題。食い止めないといけない。

・(1号機が空気をひどく汚染する最悪の危険がなくなったとするのはなぜか?)恐れていた最悪のシナリオは、炉心が溶けて落ちたときに圧力容器の底に残っている水と反応して爆発するということ。そうなると格納容器も破壊され、大気中に大量の放射性物質が排出されてしまう。1号機についての東電の説明が本当なら、すでにメルトダウンしており、圧力容器から格納容器に漏れているという説明。それなら圧力容器内の爆発はない。

・(2号機と3号機は?)分からない。半分まで水があるというデータが続いている。炉心全体がメルトダウンしている状態ではないと思うしかない。そうならば、水蒸気爆発の可能性は残っている。ただしこれについても、東電は水位計が壊れている可能性、水が残っていない可能性を数日前から言っている。どういう状態になっているか知ることすらできない状況だ。

・(石川県のリスナーから質問。夫が第一原発建屋を覆うカバーをかける仕事に行く。中学生の子どもがおり、夫が家に放射能を持ち帰るのが心配。内部被曝も検査できる?)やる気になればできる。が、多分やってもらえない。内部被曝を測定するのは手間がかかるから全作業員には実施していないだろう。

・(となると、安全かどうか判断できない?)そうなる。防護服とマスクは内部被曝を防ぐため、それを装着していれば大丈夫と東電は判断しているのだろう。ただし外部被曝は防護服やマスクでは防げないから、線量計で測っている。

・(内部も外部も影響があるのは間違いない?)もちろん。内部被曝を測るのは手間暇がかかる。本来はやらないといけないが、かなりの人数の作業員がおり、すべての労働者の内部被曝測定はできないと思う。建屋の汚染区域に入る人は測定しても、そうでない人はしていないだろう。

・(内部被曝は専門の医療機関で日数をかけて行う?)方法は二つ。一つはホールボディカウンター。特殊な部屋に入り身体の中の放射性核種を直接測定する。もうひとつは小便大便等の排泄物を集め内容物を測定して推定する方法。これもやろうとすると大変。

・(沢山いるから実施は難しい?)できないわけではない。機器1台で1人30分だと1日50人程度。排泄物の検査も手間暇かかる。毎日何百人を測定するのは難しいだろう。

・(放射能を家に持ち帰るのではないかと不安ということだが?)原則的にゼロにはできない。着た防護服を捨ててくることが必要。クルマで入構するのは避けたほうがいい。汚染検査の基準が高いため、汚染しても見逃されて戻ってくる。持ち帰る物を少なくしないといけない。

・(福島第一原発の高圧注水系の配管が津波の前に既に壊れていたことが解析で判明した。最重要の機械で、地震で壊れたことはないと東電が言っていたものだが?)深刻。東電は、地震では持ちこたえたが津波が原因で事故となったという説明で乗り切ろうとしていた。中部電力の浜岡原発は東海地震の予想震源域の中心。地震を恐れて菅さんは浜岡原発を停めたのに、いつの間にか津波と防潮堤の話になっている。今回も地震が原因の可能性が高く、地震に注意を払わないといけない。


5月26日 原発の耐震基準見直しを 小出裕章 (zakzak)

2011年5月26日

2011年5月26日、ウェブサイトZAKZAKの記事で、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)のコメントが見解が紹介されています。転載させていただきます(小出先生部分太字)。

東電“甘すぎる”データ分析のツケ…原発すべて耐震見直しか
(2011.05.26)

ーーーーー
 福島第1原発3号機で緊急時に原子炉を冷却するシステムの配管が「津波」ではなく、「地震」で破損した可能性があることが東京電力の解析結果で明らかになった。炉心冷却系の配管は、最も高レベルの耐震性が求められる重要機器のひとつだが、実際に地震で重要配管が傷んだとすれば、全国にある原発の耐震設計の見直しに影響を与えかねない重大事態だ。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、3月11日の地震による同原発2、3、5号機の揺れは、事前に想定した最大の揺れの強さ(基準地震動)を最大3割超えた。

 東電は、解析結果について「計測機器の故障も考えられる」としているが、同原発1号機では、地震発生当夜に原子炉建屋内で極めて高い放射線が計測され、揺れによる機器や配管の破損が疑われた。

 こうした経緯から、大阪大の宮崎慶次名誉教授(原子力工学)は「(配管の)損傷は地震によるものと推測できる。老朽化していた可能性もあるが、他原発の安全確保のためにも、本当に地震による損傷なのかを徹底的に検証する必要がある」と話す。

 政府は「今回の事故の最大原因は津波」との前提に立っているが、前提が崩れれば、全原発での地震対策や、国の原発耐震指針の見直しも避けられない。中部電力浜岡原発(静岡県)に続いて運転中止となるケースが出ることも考えられる。

 国の原発耐震指針では、基準となる地震の揺れを原発ごとに想定、重要機器が損傷しないよう求め、東日本大震災でも福島第1原発に関して経産省や東電は「安全性に十分な余裕があるので、想定を上回っても問題ない」と強調してきた。

 だが、京都大原子炉実験所の小出裕章助教(原子核工学)は「東電は計器の信頼性の問題を挙げるが、これまでも都合の悪いデータはそういった説明をしており、信用できない。実際に揺れによって損傷していれば、日本中の原発が当然問題となる。耐震指針の見直しが必要で、影響は計り知れない」としている。
ーーーーー


5月26日 汚染水は至急タンカーで移送を 小出裕章 (NHKラジオ)

2011年5月26日

2011年5月26日(木)、NHKラジオの番組「私も一言!夕方ニュース」に小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が出演されたことを、コメント欄にてIshiiさん及びきすけさんから教えていただきました。ありがとうございます。

番組ウェブサイト (放送の録音等はありません)

番組案内

5月26日「どうする?増え続ける汚染水」 [新着]
東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機のタービン建屋にたまっている高濃度の放射性物質に汚染された水の移送は、25日午前9時すぎに中断されました。
東京電力は、汚染水の移送先の施設が満杯に近づいていることから、3号機については、当面、移送を再開せず、今後、どの程度の汚染水を受け入れることができるか評価を行うことにしています。
汚染水の処理に携わる仏アレバ社の施設の稼働は早くても6月の中旬と見られています。一方で、国内の大学や研究機関からは、汚染水処理の為の様々なアイディアや技術が発表されています。
増え続ける汚染水の処理問題をどの様に解決すれば良いのか考えます。

内容

Ishiiさんより寄せていただいた小出先生のコメントは以下の通りです。

ーーーーー
「アレバ社に頼まなくても日本でも出来るのになぜ?汚染水の濃度が高すぎる。高性能の処理が出来るかがネック。循環式の冷却回路を作ればいいのだが、そのためにはすごい被曝を覚悟しなければならず、また汚染水をどこかに移さなければならない。そこでタンカーの使用を提案したのだが、一度使用すると2度と使えなくなることと乗組員の被曝の問題がある。メガフロートは1万トンだが、巨大タンカーなら10万トン、20万トン(ここは少し不明)大丈夫なのだから。とにかく余裕がないのです」
ーーーーー

また、twitterにて関連の書き込みを転載させていただきます。

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NHKラジオの夕方ニュース「どうする?増え続ける汚染水」テーマで恐ろしい話をしていた専門家は誰だ?と思ったら小出裕章 (京大助教) だった。

冷やし続ける必要があるので高濃度汚染水はどんどん増える。大半は土壌から海に流れ込む。アレバの処理施設は6月中旬稼働と遅すぎる。そもそも日本でできる処理をなぜアレバに任せるのか疑問。(小出裕章 :京大助教)

メガフロートでは容量が少なすぎる。東電は周囲にタンク増設と言っているがいつ出来るか分からない。20tタンカーに高濃度汚染水を入れて柏崎刈羽の廃液処理施設まで運ぶのが最善の策。(小出裕章:京大助教)

ただしタンカーの乗組員は航海中、被ばくし続ける。柏崎刈羽まで運んでも汚染水の濃度が高すぎるため除染し切れない。法令限度以下の濃度にするのは難しい。政府に提案したが採用されなかった。(小出裕章:京大助教)

東電は循環冷却装置を作ろうとしているが汚染水が邪魔になる。どかさないと作業員が被ばくする事になる。だからタンカーに汚染水を移設する必要がある。(小出裕章:京大助教)

ーーーーー
nhk_hitokoto NHKR1「私も一言!夕方ニュース」
小出「冷やすために入れた水が漏れ出して、それが9万tに。私たちが願うか願わないかに関わらず、機械は事故を起こす。原子炉が事故を起こした」

小出「(冷却水の行方)地下に漏れていて、それがいずれは海に流れ出していると考えています。巨大地震ですから、いろいろなところが壊れている。それが海に漏れていると考えるべきです」

小出「(汚染水の処理)どうせ間に合いませんので。メガフロートでは間に合わない。日本でも処理できるのに、なんでアルバ社を連れてくるのかなとは思いますが」「今のままでは間に合わず、汚染水がどんどん漏れ出ていくことになる」

小出「どんなものでもやらなくてはいけない。今の問題は汚染水の濃度が高すぎること。本当に処理できるかどうかというところがネックになる」

小出「循環式を作るとなると、被ばくする。作業環境を良くするために、とにかく汚染水をものすごいはやさで除去しなければならない。巨大タンカーに移すしかないと言って来たが、タンカーは二度と使えず、タンカーの船員は放射線を取扱う人たちではないといった問題はあるが、今は緊急時」

小出「巨大タンカーは自走可能。柏崎に汚染水の処理施設があるので、汚染水を処理する。タンカーで作業する人は被ばくしながらということになる。柏崎で法令の限度以下にするにはものすごく大変だろうとは思うが、そんなことは言っていられないと思う」

小出「今は大変な困難に直面していると思います」

ーーーーー
ompfarm OMP
NHKラジオに小出さんが電話出演、放射能汚染水処理になぜ国内企業ではなく、仏・アレバ社なのか疑問。施設ができるまでに時間が掛かり、それまでは高濃度汚染水の流出が続く。

ksmkwd 路傍の蕗
福島原発!小出さんNHKラジ17時半で、水漏れは海に入る。問題は有るも、1万トンのメガフロートでは直ぐに一杯になってしまうので10~20万トンのタンカーに、柏崎原発に運び放射量を下げる装置がある。時間に余裕はない大至急にすべき。仏アレバ社を待つ時間は無い、日本でも沢山似た物はある

bankenyoukun 喜楽里の番犬よぅくん
NHKラジオの『どうする汚染水』で京大の小出先生が。タンカーで柏崎の処理施設へ運んでも完全には処理できないが現状を一番改善していく方法だそうです。

ーーーーー


5月26日 原発コストの情報操作 小出裕章

2011年5月26日

小学館の雑誌SAPIOの2011年06/15号の記事で、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)のコメントが紹介されているようです。

SAPIOのサイト (記事は読めません)

記事タイトル

8 総力検証 「脱原発は可能か?」武田邦彦ほか専門家4人が電力供給、トータルコスト、環境負荷…で大論争

内容

SAPIOに掲載されている内容と全く同じかどうかは確認していませんが、以下の記事が一部該当するようです。転載させていただきます。

1kWh原発コスト10.69円で火力9.90円と比べ安くないと専門家
(NEWSポストセブン 2011.05.26 16:00)

ーーーーー
 震災を受けて日本では脱原発の議論が高まっているが、それにはコストの議論が不可欠だ。原発のコストは安くないとする武田邦彦・中部大教授と小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の意見を紹介する。
 * * *
【武田】原発のコストが安いわけではなく、「原発の一部のコストを見れば安い」ということだ。原発にかかるコストには、研究費、設計、開発費、運転費、廃棄物処理費などがある。これらのうち、研究費、設計・開発費、廃棄物処理費には、原子力関係予算として国から資金が投入されてきた。また、原発受け入れ自治体への交付金の財源は税金だ。
 要するに東電は、運転にしかコストをかけていないと言っていい。だから「安い」という計算が成り立つ。今、損害賠償でさえ、東電には払いきれないから国が責任を持つという議論が出ているが、それを入れればコストが高くなるのは自明だ。
【小出】「原子力は1kWhあたり5~6円のコストで発電できる」という資料もあるが、それは政府が都合のいいデータを集めて計算した「モデル試算」の値だ。
 有価証券報告書のデータで計算すると、1970年から2007年までの総単価(発電単価、開発単価、立地単価)を調べると、1kWhあたり、原子力が10.69円、火力が9.90円、一般水力が3.98円、揚水が53.54円となっている。これを見ると、原子力のコストが安いと言えるわけではないのがわかる。
 つまり、コストは試算の前提条件によってかなり変わるのであり、政府は原発を推進するために「安い」というイメージを流布しようとしていることを覚えておかなくてはならない。
※SAPIO2011年6月15日号
ーーーーー


5月26日 原発は必要ない 小出裕章 (文化放送)

2011年5月26日

2011年5月26日、文化放送のラジオ番組「吉田照美ソコダイジナトコ」(通称ソコトコ)に、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が出演されました。吉田照美氏の見事なリードにより、小出先生の知識と想いが存分に披瀝されています。

番組ウェブサイト

番組案内

5月26日(木)
~京大・小出先生が語る意外に高い原発のコスト~

録音

公開してくださった方、ありがとうございます。

5月26日文化放送 小出裕章助教 インタビュー

内容

放送内容を聴いていない段階で収集したtwitterでの関連のツイートを転載させていただきます。

ーーーーー
anddddddy andrew
1)文化放送ソコトコ小出裕章助教出演 「今の生活をつづけるには原発を止めることは不可能」というが?小出氏「まったく可能です。確かに原子力が実際に発電している量は3割近くある、のですけれど、その一方で火力発電所は約半分は止めておかなければいけないほどあまっている。 

2)文化放送ソコトコ小出裕章助教出演 照美「止めるほどあまっちゃってるんですか?」小出「そうです。原子力で発電している分を、いまとめてある火力で発電すれば十分たりてしまう。」照美「ぜんぜん問題ないんですね?」小出「まったく問題ありません」

3)文化放送ソコトコ小出裕章助教出演 照美「そこを(本当のことを国民が気づかないように)ごまかし、ごまかしきてるんですね?」小出「政府と東京電力、原子力の巨大産業が原子力をやらないと電気がたりなくなるとうそを言い続けてきて日本人の多くの人がそれにだまされ続けてきた。

4)文化放送ソコトコ小出裕章助教出演 照美「温暖化防止の為二酸化炭素が少ない原発が有効であるとの説は?」小出「二酸化炭素というものはこの地球に絶対に必要な物なんです。植物が光合成するうえで本当に大切な物なんですね。なにかそれがいかにも悪者のようにいわれているわけですね今。一方で

5)文化放送ソコトコ小出裕章助教出演 一方で、では化石燃料ではなくて原子力をつかったらどうなるかというとできてくる物は放射性核種。それはあらゆる意味で生命体にとって有害な物質です。なのです。そのことに目をつぶって、なにか二酸化炭素がいかにも悪いというようなそういう宣伝がなされてる

6)文化放送ソコトコ小出裕章助教出演 二酸化炭素が悪いと言うなら、じゃあ核分裂生成物はいったいどうなんだということを、きちっと議論しなければいけないと思います。核分裂生成物の始末に100万年間御守りをしなければいけないのですが、そのためにいったいどれだけのエネルギー、

7)文化放送ソコトコ小出裕章助教出演 どれだけのお金がかかるのか、その作業の為にどれだけの二酸化炭素を出さなければならなくなるか?いうなことを考えたら、【原子力こそ最悪だ】と私は思っています。

ーーーーー
negitoshi1977 根岸利英
朝、文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」で京大の小出先生曰く、原発を全部止めて休んでいる火力発電を動かせば計画停電せずに済むんですって。計画停電は原発の必要性を国民に植え付けさせるんですって…

takky40 ねぇタッキー
吉田照美のソコトコで京大の小出助教が原発のコストが安い、電力が足りないという大嘘を明快に暴いてくれました。この方の話は分かりやすいです。政官学財報の原子力村に騙されないようにしましょう。

omame8 スナックエンドウ
吉田照美の「ソコダイジナトコ」視聴なう。京大、小出先生の原発の話を聞き、改めて言いようのない怒りを感じると共に、自分の頭の中で「もやもや」としてたことが、分かりやすく簡潔に語られていてスッキリ!やっぱ、核エネルギー発電は要らねんじゃない?

3dora3 Mari N.
小出先生「二酸化炭素は地球にとって絶対に必要な物。なぜかいかにも悪者の様に言われている。使用済み核処理に排出されるそれは、火力発電より多いし、核分裂生物は生命体に取って非常に有害」「なぜ原発推進か??中曽根、与謝野に聞いいてください。」#joqr #sokotoko

nocountry206 nocountry
小出裕章「原子力発電所を全て停止しても問題ない。なぜなら現在火力発電所は半分しか稼動しておらず、残り半分を稼動させれば原発の発電量を十分にカバー出来るからである。今まで巨大産業と政府によって”原発は必要なものである”と騙されてきたのである。」 #sokotoko #joqr

rawota 山本剛志(らをた)
小出浩章京大助教「化石燃料枯渇で原子力と言われたが、ウランの方が埋蔵量が少ない。原発なしでも電力に余裕あるが、東電らの宣伝で国民は洗脳された。CO2を出さない原発は、全生物に有害な核燃料廃棄物を出す。中曽根達は国家の威信として”核”を持つべきだと言う持論では」 #sokotoko
ーーーーー


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学校 1ミリシーベルト以下目指す(NHK

2011年05月27日 15時03分01秒 | 受験・学校
<放射性物質>校庭の土壌処理、国が経費負担へ 文科省方針 - 県内の児童生徒が今年度に受ける放射線量については「年間1ミリシーベルト以下を目指す。』
文科省は校庭利用の放射線被曝限度を年間20ミリ・シーベルトとしているのは問題で、これから成長していく子供たちへの今後の健康への影響を考えての放射線被爆限度量だったのでしょうか。校庭の土壌処理を行い「年間1ミリシーベルト以下を目指す今後放射線量の正確な測定が必要と思います。年間20ミリ・シーベルトでは大人でも本当に安全な放射線被曝限度量と言えるのでしょうか。4月30日内閣官房参与を辞任した・東京大学小佐古敏荘こさことしそう教授・放射線安全学は、子供の被曝量はせいぜい年間5ミリ・シーベルトにとどめるべきだという考えの下研究者でいられ無くなると言われ守るべき一線を越えずに筋は通されたと思います。
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【大人になると】ジェームススキナー365日語録330

2011年05月27日 14時19分10秒 | 悩み

■大人は難しく言わないと価値を置かないという悪い癖がある

☆先日、大人は難しい話や新しいものを求めてると言いましたが、それは

全く無意味だということがわかっていただけたと思います。

簡単なことしか結果はでないのです。

たとえば、『マイナスの言葉をつかわないようにしましょう、そうすれば
あなたの将来は絶対に心配しない』とあなたは言われました。

さぁ、どう思われましたでしょうか?ふ~~ん・・で終わりです。
よし!!それを実際の行動に変えようと思える人は本当に少ないです。

なぜ簡単の言葉になってるか?『マイナスの言葉を使うな。』と。

それは先祖がず~~~っとそのことを知ってるから。そういう言葉を簡単に
表現する言葉をずっと磨いていたから。

そして成功する原則について、新しいものはないです。すべて、簡単なこと です。まだ信じれなくてもいいですが、笑顔でいようとかマイナスの言葉つかわ ず、プラスの言葉だけ使おう、そんな当たり前でよく聴く言葉を今度きいたら

あっ、これのことかな?って今度気づいてみてください。何か変わるかもしれま せん。

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独断継続の吉田所長、人物像は?

2011年05月27日 14時12分53秒 | ニュース
福島第1原発の中央制御室(東京電力提供)

福島第1原発の中央制御室(東京電力提供)(読売新聞) 2011年05月27日 07時07分『 海水注入の継続を独断で決めた吉田昌郎所長は、東京工業大大学院で原子核工学を修めて、東電に入社以来、一貫して原子力畑を歩んできた。 所長就任前の本店・原子力設備管理部長時代には、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発の復旧に取り組んだ。4回目の赴任となる福島第一原発を知り尽くしており、細野豪志首相補佐官は「人を引っ張っていく人。事故対応に欠かせない」とそのリーダーシップを評価する。 4月22日、福島第一原発で陣頭指揮をする吉田所長に会った、原子力委員会専門委員で独立総合研究所の青山繁晴社長も「現場の作業に細かく目配りし、上手に統率していた」と語る。 東電関係者によると、本店などとのテレビ会議では、現場の状況を無視した指示に対し、「現場を見てから判断しろ」などと、厳しい口調で主張することが多いという。 現場を大切にする指揮官像が浮かび上がるが、その一方で「本店の言うことを聞かない。自信家」との声もある。』

 現場の声や意見を尊重しないと東京福島第1原子力発電所の事故処理は目途が付かないのでは有りませんか。東京工業大大学院で原子核工学を修めて、東電に入社以来、一貫して原子力畑を歩んで来た吉田昌郎所長に頑張って貰い安全に事故収拾を計って貰うしか方法は有りません現場の独断的な判断と言っても、机上の空論ではない原子力発電所での長年の現場経験が必要です。事故現場での時間を争う迅速で適確な対応を求められる危険な現場の事故処理作業と思います。

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様?さん?メールの敬称に注意!

2011年05月27日 13時44分18秒 | 社会・経済
  • (ダイヤモンド・オンライン) 2011年05月27日 08時40分

    『可愛がってもらった先輩や仕事相手の方に、
    メールで書いた「○○さん」という敬称、これはNG。
    意外と知らない、相手との距離感のとり方とは? 中途入社が増え、雇用形態が多様化している現代の組織では、立場と年齢が逆転するケースが増えています。そうした状況の中、言葉遣いをどうすればいいのかわからないという話をよく耳にします。 僕は、比較的年功序列の考え方で自分の行動を決定しています。 年齢が自分より上の人には、無条件で敬意を払うようにしています。 たまたま会社の立場が上だからと いって、自分より年上の人に偉そうな口をきいている人間を見ると、正直気分は良くありません。』

手紙やメールでは、相手の年齢が本当に分かりませんね。この頃さんや様を省略したメールも有るそうですが。入力ミスもします。私と電話でも様、メールでも様とか、年齢の年上の方には御侍史とし、御机下も使っていますが。ハードディスクが壊れて取り替えてからアウトルックエキスプレスでは、この御机下がなかなか出て来ないのです。年齢の分からない初めての人のメールには、貴殿を目上の人に使うと無礼ですから、貴方様に私はだいたい統一しています。日本人としての手紙のマナーもメールのマナーも敬語の使い方は一緒と思います。目上、目下に関わらずに、相手に対して不快な気持ちを持たれない様にする事が今の時代に大切ではないでしょうか。日本の社会では、目上の人を立て敬意を払うのがマナーです。自分の方が専門知識が有り賢いと思いメールで教えると目上の人に書いたメンタルカウンセラーで、敬語の使い方を知らない50歳になる国立大学出身の良い大人もいました。メールを読んだ東京の女性方は、今後私には不必要と電話で怒っていました。対人関係を円滑にするのも心遣いでは無いでしょうか。メールでも失礼と思われることや様が抜けていたらすぐにお詫びのメールを出すべきです。最近有ったことですが。今東京の某出板社の雑誌デスクK氏から戴いたメールを板垣英憲氏マスコミ事務所の事務所に御送りしましたら、板垣氏本の出版に以前携わった編集者と言われ御送りしましたら秘書の方メール頂、私宛に名前の次に様が抜けていませんでしたかすぐにメール頂きました。私は、秘書様から戴いた自分名前に付いていた様を削除に御送りしましたので様は抜けていませんでしたとメール出お返事させて頂きました。今活躍されてよせすいる政治評論家の板垣英憲氏には、心遣いと気配りをされる聡明な女性の秘書様と拝察致しまして、私も勉強させて頂きました。電子メールベタの私は、入力間違いと文字抜けでミスばかりしています。人は、気で動くと言われています。高度情報時代今メールでも気持ちが十分伝わると思います。文章にはその人の人間性が現れます。一期一会の精神で人と人との御縁を大切にしたいと思います。

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次の災害への備え・山内康一蟷螂の斧

2011年05月27日 10時47分10秒 | 国際・政治

2011年5月26日

かつてインド洋のスマトラ島沖の大地震で大津波が起き、
22万人を超える人が亡くなる大災害になりました。
そして大きな地震は繰り返し起きる可能性があります。

スマトラ島沖では3つの大地震が起きています。

●2004年12月26日の地震=M9.1

●2005年 3月28日の地震=M8.6

●2007年 9月12日の地震=M8.5

これだけ短い期間に集中して大地震が起きています。
日本で同じような大地震の連鎖が起きないとも限りません。

浜岡原発以外の原発もきちんと再検査する必要があるでしょう。
経済産業省は各地の原発の電源確保の通達は出していますが、
抜本的(中長期的)な改善策は指示していません。

福島第一原発事故の後にフランスや韓国といった国は、
自国の原発すべての安全対策や事故対策を再点検しています。
日本は当事者なのにちょっと対応が遅れ気味です。

みんなの党では「原発緊急点検法案」という法案を用意し、
ずいぶん前から提案しているのですが、日の目を見ません。
菅政権は野党案でも良い案だったら取り入れてほしいものです。

|

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サミットで菅首相が嘘をついてもそれが許されるワケ  new!!

2011年05月27日 10時37分44秒 | 国際・政治
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2011年05月27日

サミットで菅首相が嘘をついてもそれが許されるワケ 

 

毎日の報道を眺めている私であるが、さすがに今日の報道には
驚いた。

菅首相はサミットの各国首脳の前で、原発事故は封じ込めた、
来年1月までに冷却凍結する、と言ったらしい。

この発言が本当なら日本の首相はサミットで完全な嘘を言った
ということだ。

 放射能汚水の地下漏洩や収まることのない水素爆発の危険性、
放射能被曝数値の不安定さなど、われわれは毎日のように新たな
情報を目の当たりにしている。

 福島原発が冷温停止されるまでには少なくとも数年以上の歳月
が必要であると多くの専門家は様々なところで指摘している。

 誰が見ても、どう考えてもみても、菅首相の発言は嘘だ。

 しかし、日本の大手メディアはその事を騒ぎたてない。

 各国の首脳がこれについて特段の反応を示したという報道はない。

 それもそのはずだ。

 日本では原発問題がサミットの主要議題であるかのように大騒ぎ
をしているが、ふたを開けてみれば各国首脳は原発問題などをサミ
ットで議論したくないのだ。

 だから中心議題は中東問題や世界経済など他のところに集中した
のだ。

 菅首相の原発発言など、誰もまともに聞いていなかったに違いない。

 だからどんな嘘を言っても見逃されたのだ。

 原発問題はこよなく日本の内政問題である。

                           了

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なく、既存政党から自立し、反権力、脱官僚、脱対米従属、平和外交、
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今日の「天木直人のメールマガジン」ではほかに次のテーマで
書いています。

 1.公明党を批判する朝日の欺瞞

 2.連合が原発推進派とは知らなかった

 3.東電現場所長の注水継続の独断から見えてきたもの
  
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 小出助教の国会証言を無駄にしてはいけない  new!!

2011年05月27日 10時18分21秒 | 国際・政治
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2011年05月26日

 小出助教の国会証言を無駄にしてはいけない 

 さる5月23日の参院行政監視委員会とやらで、「原発事故と
行政監視システムの在り方」と題して孫正義ソフトバンク社長ほか
が参考人として呼ばれ発言した。

 その中の一人に小出裕章京都大学原子炉実験所助教がいて要旨
次のような発言をしたという事を、私のメルマガの読者の投稿から
知った。果たしてどれだけの国民がこの証言を知っているだろうか。
 
 渾身の証言だ。感動的ですらある。

 しかし大手メディアは一切取り上げなかった。

 この国会の模様については以下のサイトで見られるのであわせ紹介
しておく。

 

 私が言いたいことはこれから書くことだ。

 小出助教授は別のところでこう述べていた。

 すなわち自分は国会で証言などしたくなかった。いくら訴えても
それが政策に反映されることはないだろう。むなしいことははじめ
からわかっていたが、それを承知で証言を引き受けたのだ、と。

 この言葉を聞いた時、私は数年前のイラク戦争に関する自らの参考人
証言未遂事件のことを思い出した。私が民主党という政党を一切信用
しなくなったエピソードである。

 今では民主党の予算委員の一人となって毎日テレビで顔が映し出さ
れている政治家であるが、ある日彼が私を訪れて参考人として国会で
証言してくれと言ってきた。

 私は乗り気でなかったが、もし本当に証言が実現した暁には、私の
知っている限りの政府のイラク戦争支持のいかさま振りを国会で話す
覚悟を決めていた。

 ところが案の定、私の国会証言は外務省の反対で自民党がそれに
応じず、民主党のその議員もあっさりあきらめたことを人づてに聞いた。

 その経緯について、その民主党議員は私に一言も説明してくることは
なかった。

 それから数年たって民主党は晴れて政権をとった。その挙句がこの
体たらくだ・・・

 この続きは今日の「天木直人のメールマガジン」で書いています。

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2011年05月26日

菅首相は起死回生の最後のチャンスをみずから手放した 

 どうやら菅首相は歴史に名を残す最後のチャンスを自ら手放した
ようだ。

 これは菅首相を応援するために書いているのではない。日本の為
に書いているのだ。

 サミットに先駆けて菅首相はフランスで演説した。

 同じような演説はOECD設立50周年式典でも演説するという。

 サミット後に発出される議長声明にも同様の趣旨が盛り込まれる
ことになる。

 そこで示された日本の立場は原発の安全性を強化した上での原発政策の
継続と、自然エネルギーへの移行目標の表明だ。

 これは誰もが考える妥協の産物だ。

 しかし同じ内容を述べるにしても、菅首相が起死回生をはかる演説の
仕方があった。それを菅首相は、保身のために自ら手放してしまったのだ・・・

 この続きは今日の「天木直人のメールマガジン」で書いています。

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「愛する者へ遺した最期のことば」に掲載「山本作兵衛さん」の「炭鉱の絵」が日本初「世界記憶遺産」決定

2011年05月27日 10時09分07秒 | 本と雑誌

垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

~ニュースにブログ~

2011年05月26日 21時58分24秒 | 政治

◆私が、自著「愛する者へ遺した最期のことば」(日本実業出版社刊、1995年6月10日刊)で取り上げた福岡県田川市の元炭鉱夫「山本作兵衛さん」が描いた「炭鉱の絵」の原画などがユネスコの「世界記憶遺産」(MOW)に日本国内で初めて登録されることになった。こんなに嬉しいことはない。
 山本作兵衛さんは、最期の言葉「自分は、絶対に病院に入らない。畳の上で死にたい」を遺して、自宅で老衰により大往生した。92歳だった。
 私は、山本作兵衛さんが炭鉱夫を引退して、64歳ごろから炭鉱で働く人々の姿を記憶として後世に伝えようと炭鉱の絵を書き始め、大往生する直前まで続けた。明治維新により日本の産業革命を石炭というエネルギー源を掘り出す「地底」から支えてきた人々を描いて残すという営みである。夏目漱石は小説「坑夫」で、「地底」での厳しい労働を描いた。
立派な社屋は写真に撮られていても、「地底」で裸同然で働く男女の姿は、ほとんど撮られてない。たからこそ、山本作兵衛さんの一枚の絵は、写真と同様、夏目漱石の百万言にも勝るのである。私は、山本作兵衛さんのその生き様を、以下のようにまとめた。



自分は、絶対に病院に入らない。
畳の上で死にたい


 福岡県田川市の元炭鉱夫だった山本作兵衛さんは、昭和五九年一二月一九日、老衰のため亡くなった。享年九二歳だった。
 三男の妻・秀子さんに話してもらった。山本さんは、亡くなる一〇年前に、一度入院したことがあった。そのとき、「自分は、絶対に病院に入らない。畳の上で死にたい」
と言っていたという。亡くなる五〇日前に、山本さんと妻・タツノさんの二人が、三男の照雄さんの家に来た。かなり弱っているようだったので、ほかの兄弟たちは、病院に入院することを勧めたが、父親の気持ちをくんで、家に寝かせて、近所の医師に往診に来てもらった。
 一週間くらい前からは、言葉もなくなった。しかし、臨終の前日まで、山本さんの意識はしっかりしていた。まるでロウソクの火が消えるように、山本さんの望み通り、畳の上で亡くなった。
 山本さんの両親は、船で石炭を運ぶ仕事をしていた。ところが、鉄道が出来て失業してしまった。このため、炭鉱に入るようになった。両親が働いている間、山本さんは、子守をしたり、弁当をつくったりして家の手伝いをしていた。手伝いの合間、親の目を盗むようにして、好きな絵を描いていた。小遣いをもらっては画用紙を買い、一枚に一つの絵を描くのはもったいないと言って、八ツ切りにして、描いていたという。
 大きくなって山本さんも炭鉱に入った。若いころは、炭鉱の鍛冶屋をしていたが、それが原因で、難聴になってしまった。
 六四歳ごろからは、自分が働いていた炭鉱の絵を描き始めた。
「炭鉱の様子を子孫に残したい」
という思いを抱き、山本さんは、「一枚の絵を描くのに二日かかる」と言っていた。
 描いた作品のほとんどは、人に上げていた。それでも、色つきのものと水墨画が、いずれも約三〇〇枚、そのほかのものを合わせると約一〇〇〇枚にものぼる絵画が残っていた。遺族は、色つきのものと水墨画、計約六〇〇枚の作品を石炭資料館に寄付した。
 山本さんは、酒が好きであった。炭鉱で働き続け、酒は相当強く、かなり飲んでいたという。知人たちが、一升瓶を持って来ては、山本さんの絵をもらって帰って行くことがしばしばあった。しかし、体はいたって健康で、どこも悪くなく、とくに肝臓は、人の二、三倍も強いと医師も驚くほどだったという。
 山本さんは、とにかくウソが大嫌いで、真正直な人だったという。しかし、そんな山本さんも、
「絵の中でウソをついていた」
と身内に語っていた。それは、炭鉱の中の様子を描いた絵の色具合だった。炭鉱の中は暗闇である。それでは絵にならないので、山本さんは、色をつけたのである。描き続けた炭鉱の絵が、山本さんの遺作となった。日本の経済を支え続けて、廃止された炭鉱を描いたこれらの絵には、炭鉱の様子を後世まで伝えたいという山本さんのいわば遺言が込められている。
 山本さんの亡くなり方に満足していたタツノさんも、夫の死後、三年半してこの世を去った。
(『愛する者へ遺した最期のことば』1995年日本実業出版社刊より)

◆私は、この自著「愛する者へ遺した最期のことば」に、 今回の東日本大震災で、被災して非業の死を遂げた方々の言葉を付け加えて、増補版あるいは、文庫本を発刊したいと考えて、準備している。
 たとえば、南三陸町の防災放送無線で避難呼び掛けた女性職員遠藤未希さんの放送音声は、まさしく最期の言葉となったけれど、地域の人々に対する「無限の愛」を感じる。
 また、女川町で、中国大連出身の中国人研修生が難を逃れることができた。地震発生時、地面が激しく揺れた。佐藤水産株式会社の中国人研修生20人は宿舎付近の高台に避難した。まもなく、同社の佐藤充専務が「津波が来たぞ!」と叫びながら走ってきて、彼女たちを連れてさらに高い場所にある神社へと避難した。研修生を避難させた後、佐藤専務は妻と娘を探すため宿舎に戻った。しかし、宿舎はまもなく津波に呑まれ、佐藤専務はそれっきり戻ることは無かったという。
 さらに、田中好子は、「自分が亡くなったときに集まってくれた人に聞いてほしい」と、亡くなる約3週間前の3月29日、病室で自身の肉声のメッセージを録音した。
 「こんにちは、田中好子です。きょうは3月29日、東日本大震災から2週間たちました。被災された皆様のことを思うと、心が破裂するような...、破裂するように痛み、ただただ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。わたしも、一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもその時には、必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが、わたしの務めと思っています。きょう、お集まりいただいている皆様にお礼を伝えたくて、このテープを託します。キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間、お世話になりました。幸せな幸せな人生でした。心の底から感謝してます。特に蘭さん、美樹さん、ありがとう。2人が大好きでした。映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆様に伝えたいのですが、息苦しくなってきました。いつの日か、妹・夏目雅子のように、支えてくださった皆様に、社会に少しでも恩返しができるように復活したいと思ってます。カズさん、よろしくね。その日までさよなら」(3月29日録音)
◆なお、毎日新聞毎日jpが5月26日午後1時57分、「世界記憶遺産:「筑豊の炭鉱文化を発信」喜ぶ地元・田川」という見出しで、以下のように報じている。
「上半身裸の男女が寝ながら採炭する様子を描いた『寝掘り』(64年)=田川市石炭・歴史博物館所蔵 福岡県筑豊の炭坑画家、山本作兵衛(1892~1984年)の原画などがユネスコの「世界記憶遺産」(MOW)に国内で初めて登録されることになり、作兵衛の地元・同県田川市は26日、喜びで沸いた。かつて炭鉱の街として栄えた筑豊の住民たちは『日本を支えてきたのは石炭であり、炭鉱』と改めて胸を張った。98年に作兵衛の記録画を収めた『筑豊炭坑絵物語』を編集した市教委教育総務課の課長補佐、森本弘行さん(52)は「(作兵衛は)後世に残したい一念で絵を描き始めたので、天国でもきっと喜んでいるでしょう」と満面の笑みを見せた。96年7月から市報で計36回にわたり、作兵衛の作品やエピソードなどを紹介。『作兵衛博士』の異名もある森本さんは『作兵衛さんは筑豊炭鉱隆盛期に生まれ、衰退と同時期にヤマを去った。いわば、筑豊炭田の記録を後世に残すために生を受けたような人』と語った。作兵衛の日記を解読する作業を02年から続けている「作兵衛さんを読む会」会長の野村喜七郎さん(75)も『これで筑豊の炭鉱文化が世界に発信されると思う」と感慨深げ。また、炭坑節の語り部として講演活動を続ける田川市伊田の原田巌さん(69)は「祖母も父もこうやって働いていたんですよ。日本を支えてきたのは石炭であり炭鉱。田川にみんなが目を向けてくれるようになれば』と涙ぐんだ。同市川宮のガス組合職員、高橋広昭さん(58)も『筑豊は暗いイメージも強いけれど、田川がいい面でも名前が知られるようになれば』と喜んだ。【伊藤奈々恵】」


先日、予告いたしました新刊本がついに発売されました。全国一般書店にて好評発売中!



「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著
(←amazonへジャンプします)

ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
菅直人首相が自主的辞任し、小沢一郎元代表に支えられて「前原誠司首相」が誕生し、自民・公明両党も加わり、いよいよ史上最強の連立政権が樹立される

◆〔特別情報①〕
 これは、小沢一郎元代表に近い筋からの最新情報である。小沢一郎元代表と渡部恒三最高顧問の「合同誕生会」(5月24日、代表世話人・前原誠司前首相)が、盛会のうちに挙行され、菅直人首相に対する包囲網が、強まってきた。

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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊

板垣英憲の過去著書より新連載始めました
*しばらく過去著書からの連載をお休みしておりましたが、また再開させていただきます。
自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊



1章 小沢一郎に奪われた利権の奪還作戦がはじまった
  小沢一郎対自・社連合、利権の構図

政権とともに小沢一郎に奪われた、自民党の利権

 自民党は、平成五年七月十八日の総選挙で衆議院において過半数の議席を確保できず、三十八年間続いた長期安定政権の座を失い、下野せざるを得なかった。

づきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.112

第七章 シオン長老會議

前回からの続き

 議定書が千九百〇五年の日露職事の後始めて書かれたと云ふ明白な虚偽の申立は首席專門委員ロースリとしては甚だまづいことになつた。そこで今度は自ら事實を曲げることに乗り出した即ちラツジウイル夫人の申立を真実らしくする爲に、窃かに千九百五年と云ふのを千八百九十五年に書き直した。七ヶ月後に彼は法廷で被告側専門委員フライシュハウアー中佐の爲に、そのことを自白させられた。それにも拘らずあの偏頗な裁判には何の影響を與へず議定書を偽物と判決して終つた。

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いったい何だったのか」=二転三転に困惑の笑み―班目委員長

2011年05月27日 08時48分12秒 | ニュース
 「何がどうなっているのか教えてほしい」。東京電力が福島第1原発1号機の海水注入を中断していなかったと訂正したことについて、原子力安全委員会の班目春樹委員長は26日の記者会見で、困惑した表情を浮かべた。
 注水中断問題で、政府・東電統合対策室は21日、「班目委員長が再臨界の危険性があると発言した」と発表。委員長の抗議で翌日には訂正するドタバタぶりを見せた。
 班目委員長はこの日も、「せめて確認ぐらい取ってほしかった」とこぼしつつ、「訂正されたのでこれ以上申し上げない」と述べるにとどめた。
 その混乱の発端となった中断が、なかったとされた。会見で班目委員長は、「すると何が問題なのか。頭の中が、はてなマーク」「本当なんですか」と不思議そうに問い返し、最後には「中断がなかったなら、いったい私は何だったんでしょう」と力なく笑みを浮かべた。時事通信 5月26日(木)21時27分配信 
NHKのプロジェクトXで良く言われていましたように言葉を失ったとしか良いようが有りません。原子力安全委員会班目春樹委員長を止めろと言っても片の付く問題でしょうか。女子心と秋の空は、政府・東電統合対策室に当てはまるのかも分かりません。最近は男心秋の空です。まだ事故処理の目途が付いていなのに今までのことを議論しているうちにメルトダウンからメルトスルーになっていたと今頃なって公表しますし猫の目のようにコロコロ変わり、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故で、辛酸をなめ今後の健康被害も心配な福島県民の被災者の皆さんにも日本国民にも政府として説明責任を果たしているのでしょうか。国家権力ばかり振り回し、政府としての責務を蔑ろにしています。単なる言葉いじりで誤魔化し、福島第一原子力発電所の事故処理が。遅れ迅速に行われていない現実の裏返しで、東電と政府の一連托生の極みです。政権維持だけを簸たすら考え国民を今の日本の高度情報化時代の情報弱者に仕立てまくり事実を隠蔽する菅直人内閣総理大臣はズル菅、逃げ菅の本質の表れと思います。自分かってな発言ばかりするを特別顧問や特別補佐官で言葉で誤れば済み、他人ごとのように全く責任を持たないという無責任さです。4月30日に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘・東京大学教授に「(官邸関係者から)老婆心ながら、守秘義務があると言われた」として、説明会には出席できないと電話で伝えてきたという。」出来事も有りました。菅直人総理大臣の野党時代自民党の秘密主義を追求し国民へのガラス張りによる「情報公開の原則」の政策と主張を反故にし、国民の知る権利を侵害して秘密保持とは何を考え違いをしているのか官邸関係者こそ守るべき問題です。頭がもう本当に痴呆化しているのでは有りませんか。覆水盆に返らずの諺通言動に責任も持たない様では情報錯乱が風評やデマを生む情報発信基地になっている原因になっている事すら気が付いていません。急流でも国民不在の何も国民や国家の為全力尽くさない出世欲だけの空缶駄馬を乗り換えないと日本は本当に沈没します。政治評論家の森田実氏が、誰がなっても菅直人内閣総理大臣より最低の内閣総理大臣はいないと言われていますが。戦後最低の菅内閣と巷では評価し、良識有る国民は思っていることです。
「老婆心ながら守秘義務」と官邸、小佐古教授に

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