緊急企画 新型コロナを正しく恐れる
マスクは感染リスクを高める恐れ「子どもには厳禁」と医師
日刊ゲンダイ2020年02月27日より、一部転載。
他人からうつる予防効果は書かれていない(C)日刊ゲンダイ
「とくに子どもはいろんなものを触るし、その手で何度もマスクの表面を触って感染リスクを高めます。ですから子どもの感染予防のためのマスクは厳禁だと私は考えています」
“網目の細かいN95マスクならいいのではないか”と考える人もいるかもしれない。しかし、きちんと隙間なく装着すれば20分もすれば息苦しくなる。
「手術用マスクも、手術する人の唾が患者の体内に入らないようにするのが目的であって、医師らを守るためのものではありません」
ただし、花粉症予防のためにマスクをする意味はあるという。通常のマスクの網目は10マイクロメートル程度。直径0・1マイクロメートルの新型コロナウイルスには役立たないが、直径30~40マイクロメートルのスギ花粉には効果が期待できるからだ。
「花粉症の人にこそ、新型コロナウイルスの感染を防ぐためにもマスクの表面を触らないことを意識すべきでしょう」
“網目の細かいN95マスクならいいのではないか”と考える人もいるかもしれない。しかし、きちんと隙間なく装着すれば20分もすれば息苦しくなる。
「手術用マスクも、手術する人の唾が患者の体内に入らないようにするのが目的であって、医師らを守るためのものではありません」
ただし、花粉症予防のためにマスクをする意味はあるという。通常のマスクの網目は10マイクロメートル程度。直径0・1マイクロメートルの新型コロナウイルスには役立たないが、直径30~40マイクロメートルのスギ花粉には効果が期待できるからだ。
「花粉症の人にこそ、新型コロナウイルスの感染を防ぐためにもマスクの表面を触らないことを意識すべきでしょう」