ノコンギク(野紺菊[9]、学名: Aster microcephalus var. ovatus)は、野菊の1つでヨメナに非常に似ている。ただし種内の変異は大きく、同種とされるものにはかなり見かけの異なるものがある。
別名、ホソバコンギク。本州・四国・九州にかけて分布する。生育範囲は幅広く、人為環境からより自然な環境にまで出現ます。道ばたや、日当たりのよい野原、原野にふつうに見かけられ、大小の集団をつくって群生します。
なお、伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の野菊がこれではないかとの説があります。地下茎が長く横に這い、あちこちから枝を出すので、まとまった群落を作りやすい。
ノコンギク