梅雨が明けたという地方もありますが
そんなこと関係なく 日本中が大雨で大変なことになっています。
更に 沖縄では また台風が発生している。もういやだ~~
台風などもめったに来ないこの地でも 今回は ひどい雨が続きました。
木曜から雨が降りだし 金曜日の午後から 雨足が強くなってきて
夜になると ますます激しくなる一方。
何度もスマホに緊急を知らせる音が鳴り響いて
恐ろしい夜を迎えました。
避難をするようにとスマホに通知が届き ついに この地区でも。
(この辺りは 防災無線はありません)
若い家族4人は 近くの中学校体育館へ避難しました。
しかし 90歳代の両親は とても体育館の床には
座ることもできませんから
しかたなく 年寄4人組は 自宅に残りました。
夫は 夜10時まで仕事だったので 帰宅が11時過ぎでした。
夫がおそいごはんを食べている間に 「ゴツン」と
家の裏でなにか音がして 懐中電灯で照らしても
よくわかりませんでした。
20分ほど後 また音がして 今度は 裏の崖がずり落ちて
台所の壁が 土砂で埋まっているのがみえます。
最初の音は 石が落ち そのあと水を含んだ土砂が崩れたんだろう
ということになりました。
夜中なので そばまで行くのが怖く よくわかりません。
激しい雨が 朝までつづき まんじりともできませんでした。
日ごろ 母屋の 奥の方の部屋で寝ている母を
表の座敷に ベッドを運んで うつしました。
父は 一番表の部屋なので それ以上動かすところもありません。
私も 母の隣の座敷に 布団を敷いて寝ましたが 全然 眠れません。
すると 今度は どし~ん という すごい音がしたので
びっくりして外を見たけど し~んとしています。
雷が落ちたかというほど 振動もありました。
近くの山の木でも倒れたのかなあと・・・夫と話しました。
でも原因が分らないので 裏山がさらに大きく崩れたらと
妄想がふくらんできて
母とともに 離れの一階の座敷に 布団を運んで 並んで寝ましたが
緊張でトイレに行くたび いつもは ベッドで寝ている母が
机につかまっても なかなか 畳からでは 起き上がるのが大変。
足が痛い腰が痛い で やっと‼ という感じ。
母の 右足は 骨折により 股関節の人工骨頭を入れ
左足は 脳梗塞の後遺症でマヒがあります。
もう 万が一のことがあろうとも 母屋のベッドに戻ろうというと
母もほっとして「そうして欲しいわ」というので
また 二組の布団を 夜中の2時ごろ 運び戻しました。
そして 一夜明けてみると 表の駐車スペースの砂利を押し固めたところは
裏からの山水が U字溝からあふれて 自由に流れ
何本も溝ができています。
台所の裏は 驚くほどではないけどやはり崩れています。
避難所から 息子や孫Sが戻ってきて
土砂の取り除きをしてくれました。
夫は 田んぼの見回りです。
何時間かかけて お昼に やっときれいになった台所裏です。
最初に落ちてきた 大きな石です。
とりあえず 庭の隅に土砂を運びました。
乾いてきたら 別の場所に 運びなおします。
台所の壁は 突き破られないで済み みんな無事でした。
夫は夕方から夜勤仕事に出かけ
息子は 午後から 地元消防団の出動命令で
土砂崩れ現場3か所の 泥除け仕事に出動。
大変な一日となりましたが
仕事も学校も休日で みんな一緒で 良かったです。
ところで 夜中の3度目の凄い音は 雷ではなく
アルミ工場の爆発によるものでした。
土砂を運ぶのに懸命で わたしはニュースも見てなかったので
知ったのは もう朝の 9時ごろ 娘からのラインでした。
昨夜の爆発 おばちゃん家(私の姉)の近くのようだけど どうなの?
というので びっくり。
かなり遠くまで音が聞こえて 問い合わせが殺到したそうです。
姉の家に電話しても出ないので 携帯にかけたら
アルミ工場で 原料と 流入した雨とが化学反応をおこしたのが
原因による 爆発だったそうです。
テレビで見ると すごい火災になっていました。
姉の家は 南面のガラスが全部吹き飛び 中の建具も倒れ
家の中は ガラスでめちゃくちゃ。
真夜中に 大雨の中 避難所に移ったそうです。
大きな河川があり 氾濫を心配していたのですが
(今日何度か報道されている 倉敷市真備町の堤防決壊による
浸水した地域とも近いが 姉の家は 浸水を免れました)
工場の爆発とは 驚きました。
お昼から 雨はやんだり ちょっと弱い雨がふったりていどとなり
特別警報は解除されましたが
あちこちの被害状況が 少しづつ聞こえてきており
ぞっとしています。
大雨は これからまだまだ 東の方へ移って行っています。
みなさん 気を付けて下さい。
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