森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

三国峠に祭られている地蔵

2019年10月31日 | 雑記
三国峠に祭られている御阪三社神社の奥にひっそりと佇んでいる地蔵があります。神社に隠れるような位置にあるためほとんど目に付きません。苔むした様子からはかなり年代の古いもののようで、社殿よりずっと昔からこの峠を越える人を見てきたのでしょう。歴史を感じる存在です。

三国峠の御阪三社神社

2019年09月29日 | 雑記
三国峠には上州の赤城神社、越後の弥彦神社、信州の諏訪神社を合わせた三社神社が祀られています。ここをお参りすれば三つの神社を参拝したのと同じ御利益があるとのこと。なかなか便利です。ところでこの三国峠は越後と上州をつなぐ街道の一角でこの街道は車の通れない国道という位置づけもあったとか。

三国峠を越えた人の碑

2019年09月29日 | 雑記
古来からこの峠を越えた人の石碑がありました。坂上田村麿、弘法大師以下数十名の名前がありましたが実際は歩いていないような人も記載されているのだそうです。

三国山山頂

2019年09月29日 | 雑記
三国山山頂はあまり展望は聞きませんが三国峠から山頂までのおよそ300mほどの間が高山植物が多く手軽に来れる穴場的な場所なのです。

昭和村の曲家

2019年08月26日 | 雑記
昭和村に残されている家屋です。牛馬と生活を共にした名残として曲家がみられました。茅葺ではなかったのですがもっとも昔の家の形を残しているものだそうです。

昭和村 田舎暮らし体験住宅

2019年08月25日 | 雑記
今回の拠点に利用した宿泊施設です。自炊で寝袋で夜を明かしました。なかなか快適な時間を得ることができました。
昭和村は福島県の奥会津に位置する陸の孤島的存在です。鉄道は通っていないエリアで素朴な暮らしが営まれているところです。茅葺の家屋は見られないものの茅葺の屋根をトタンで覆った家並が多くみられる地域です。かなり過疎も進み人口は1500人を下回っているとか。からむし織やからむしの糸の生産が昔からの重要な産業で「からむしの里」という道の駅があります。最近はカスミソウの生産に力を入れているのだそうです。小千谷のちぢみの原料は昭和村から供給されていたのだそうです。

日光植物園 実験室

2019年07月02日 | 雑記
東大の小石川植物園の分園として明治時代に設立されたものです。当初は日光東照宮近くにあったようですが手狭なためこの地に移されたのだそうです。約11万m2弱の広さがあり日光地域の植生を生かして様々な種が植栽されています。もともと研究施設ですが今は一般に開放されていて園内を散策することができます。休憩芝生に隣接して瀟洒な「実験室」という建物がありました。
植物園内は細かな道が沢山あってすべてを回りきることができませんでしたが、さまざまな植物を観ることができ充実した時間を過ごすことができました。訪れたのは6月中旬。賑やかな春の花の時期ではないもののこの時期ならではの姿を堪能しました。しばらくはこの園内で観たものを載せていきます。

奇跡のヒスイ

2019年05月01日 | 雑記
「令和」が良い世であると信じて、元号が決まって数日後以前富山のヒスイ海岸で拾った緑の石を糸魚川のフォッサマグナミュージアムに持ち込んで鑑定していただきました。綺麗な石でひょっとしてヒスイかなぁとは思ったものの類似する石があってそれとよく間違われるという話を聞いていましたから、ほとんど信じていませんでした。白黒をつけることよりはぼんやりと思い続ける方が良いのではという意見をよそに私の奥さんは「石の鑑定をする」と糸魚川に来た機会を逃さずミュージアムに足を運んだ次第です。類似品と鑑定されると思いきや、なんと石を観るか観ないうちに学芸員の方がヒスイであることを告げてくれました。それも、かなり大きめで綺麗な石だという太鼓判を押していただいたのです。もうびっくり仰天でした。
あの時は軽い気持ちでわずかな時間で海岸で石探しをしたものでした。漬け物石によさそうな石を探している方が長かったのに、偶然目にした緑色の石。これがヒスイの原石といわれたのですから驚きもひとしおです。私にも奇跡が起きるのだなぁという感慨にふけっています。