遠くに赤く色づく高木を見つけ観察。この時期ですから枯葉か思いましたが、どうやらアカメイタヤの新芽のようです。春の芽だしならともかく真夏に赤く紅葉するというは珍しい現象です。特殊な個体なのでしょうか。これからも継続観察です。生物は同じ種でも個性があって興味が尽きません。「種の多様性」という言葉が使われますが、「種」だけでなく「個の多様性」などということが注目されてもいいと思います。
結構綺麗な花で観賞価値もあると思いますが話題にならない花です。名前はなぜか「苦草」。食べたことはないですが苦くはないそうです。林の中に群生しているところもあってそれなりにいい感じなのですが、雨降り後の様子は重さに絶えかねての倒伏気味なのが残念なところ。近くで咲き出したヤマユリも頭を垂れて折れそうなのが気になります。(シソ科)