コナラの枝の一角になにやら怪しげな塊がありました。「病気」と片付けるのは簡単ですが、よくよく見ると丸いぶつぶつがいくつか重なっています。その一つのぶつぶつは1mmくらいの大きさで、めれば小さな穴が開いています。
いわゆる虫こぶ(虫えい)でこの丸いカプセルに住み着いていた虫が抜け出した痕です。具体的な昆虫はわかりませんが、ハチとかハエの仲間なのでしょうか。虫こぶは実にさまざまなものがあり調べると面白い気がします。
植物と昆虫はさまざまなところで関わりあっています。寄生的であったり共生的であったり利害を考えると両者の変化がとても興味深く感じられます。
少なくとも虫こぶに関しては、植物側の利益は考えにくいものがあります。しかし、昆虫にとっても虫こぶを作るのは植物の細胞が瑞々しい春先しかありませんし、一度入ったら自由に栄養を取ることはできないみたいですから、桃源郷のような住処にはならない気がします。ぎりぎりのところで生きているという感じでしょうか。どの世界でも生きることは大変です。
いわゆる虫こぶ(虫えい)でこの丸いカプセルに住み着いていた虫が抜け出した痕です。具体的な昆虫はわかりませんが、ハチとかハエの仲間なのでしょうか。虫こぶは実にさまざまなものがあり調べると面白い気がします。
植物と昆虫はさまざまなところで関わりあっています。寄生的であったり共生的であったり利害を考えると両者の変化がとても興味深く感じられます。
少なくとも虫こぶに関しては、植物側の利益は考えにくいものがあります。しかし、昆虫にとっても虫こぶを作るのは植物の細胞が瑞々しい春先しかありませんし、一度入ったら自由に栄養を取ることはできないみたいですから、桃源郷のような住処にはならない気がします。ぎりぎりのところで生きているという感じでしょうか。どの世界でも生きることは大変です。