ラジオ・スターの悲劇+3 バグルス ユニバーサルインターナショナル 2005-09-21 売り上げランキング : 18,163 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
僕らはラジオ育ちだ。耳にしてきた音楽たちはラジカセのスピーカーから聞えてきたものだった。
しかしそうした音楽を聴くきっかけは、80年代にはMTVに場を奪われていく。
そんな過渡期に現れたのがバグルスであり、名曲”ラジオスターの悲劇”だった。
それにしてもなんてうまい邦題だろう。近頃こんなうまいタイトルがあるだろうか。
時代を見事に表現した曲。ピアノとシンセのイントロ、個性的なヴォーカルと女性たちの♪あーわ、あーわ。
何もかもが強く印象に残った。
バグルスはどうしてもこの曲だけで語られがちだけど、アルバム「The Age Of Plastic」もなかなかどうして名盤である。
タイトル曲”プラスティック・エイジ”が僕は特にお気に入り。むかーし選曲会議にも出したなぁ。
このシリーズでも様々なキーボーディストが登場してきた。
バグルスのジェフリー・ダウンズは、この後トレバー・ホーンとイエスに加入。
そしてプログレ系メンバーと共にエイジアでセールス的にも大成功を収めることになる。
ソロアルバムではジャーニーあたりのメジャ-な楽曲をインストでカバーするという、
およそプログレ系ミュージシャンンとは思えないミーハー振りもみせる。
そんなところが、どうも憎めない。
時代が生んだ名曲「ラジオスターの悲劇」は、今でも魅力を失わない。
映画「ウェディングシンガー」のサントラではギターポップに姿を変えてカヴァーされている。
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