◼️「メカゴジラの逆襲」(1975年・日本)
監督=本田猪四郎
主演=佐々木勝彦 藍とも子 平田昭彦 大門正昭 内田勝正
小学生の頃、長期のお休みに映画館に行くとなると、東映まんがまつりと東宝チャンピオンまつりの二者択一が目の前に。さぁー、どっちか連れて行ってやる!と言われたら、東映動画にどっぷりのロボットアニメ世代だし、民放2局の文化的僻地在住だったから、こういう機会でないと観られない作品が上映されてるのは断然東映。ゴジラ観たいよなぁーと思いつつも、チャンピオンまつりをスルーするお子ちゃまでした。てな訳でその時期の新作である「メカゴジラの逆襲」を観るのは今回が初めて。
前作でゴジラに葬られたメカゴジラの残骸を潜航艇が探していたところ消息が絶たれた。ボイスレコーダーに残った「恐竜だ!」のひと言。海洋研究所の一之瀬は、かつて学会を追われた真船博士が研究していたチタノサウルスだと考えた。真船博士の自宅を訪ねたが、玄関に現れた娘桂から父は死んだと聞かされる。しかしその背景には異星人の陰謀が隠されていた。
本作がシリーズワーストの興行収入だったことから、本作を最後にゴジラシリーズの製作は中止。84年の復活を待つことになる。されど面白くないかと言うとそれは違う。2対1と劣勢のゴジラがいかに勝利するかだけでなく、侵略者の企み、謎を追う国際警察と海洋研究所、桂を信じる一之瀬のラブ展開、真船博士の燃える復讐心、そして復活したメカゴジラの勇姿と見どころは多い。人間ドラマパートのシリアスな雰囲気は今の目線だから楽しめたのかな。
真船博士の娘を演ずる藍とも子は、「ウルトラマンレオ」で隊員の一人を演じていた女優さん。彼女がサイボーグ手術される場面では(明らかに不要なのに)フェイクの乳房が出てくるw。お子ちゃまを映画館に連れて行ったお父ちゃんはドキッとしたかも🤣。
それにしてもゴジラが日本に現れる必然性は全く語られない。チタノサウルスが現れたらゴジラが日本に向かってくるし、唐突に二人の子供が「ゴジラ助けて!」と叫んだら現れる。お子ちゃまのヒーローとしてのゴジラは極まった。
前作でゴジラに葬られたメカゴジラの残骸を潜航艇が探していたところ消息が絶たれた。ボイスレコーダーに残った「恐竜だ!」のひと言。海洋研究所の一之瀬は、かつて学会を追われた真船博士が研究していたチタノサウルスだと考えた。真船博士の自宅を訪ねたが、玄関に現れた娘桂から父は死んだと聞かされる。しかしその背景には異星人の陰謀が隠されていた。
本作がシリーズワーストの興行収入だったことから、本作を最後にゴジラシリーズの製作は中止。84年の復活を待つことになる。されど面白くないかと言うとそれは違う。2対1と劣勢のゴジラがいかに勝利するかだけでなく、侵略者の企み、謎を追う国際警察と海洋研究所、桂を信じる一之瀬のラブ展開、真船博士の燃える復讐心、そして復活したメカゴジラの勇姿と見どころは多い。人間ドラマパートのシリアスな雰囲気は今の目線だから楽しめたのかな。
真船博士の娘を演ずる藍とも子は、「ウルトラマンレオ」で隊員の一人を演じていた女優さん。彼女がサイボーグ手術される場面では(明らかに不要なのに)フェイクの乳房が出てくるw。お子ちゃまを映画館に連れて行ったお父ちゃんはドキッとしたかも🤣。
それにしてもゴジラが日本に現れる必然性は全く語られない。チタノサウルスが現れたらゴジラが日本に向かってくるし、唐突に二人の子供が「ゴジラ助けて!」と叫んだら現れる。お子ちゃまのヒーローとしてのゴジラは極まった。