ここ数日、朝晩は急に冷えるようになった。
といっても、住んでいるところはまだまだ温暖。 日中は日が照ると暑いぐらいの日がまだある。最高気温と最低気温の差が大きい。
先日、ポカポカ陽気に誘われて昼御飯を外に食べに行った。
そこは、長年流行っている所謂、“定食屋”。本日の定食メニューは『蟹クリームコロッケ』たまたま、昼前の料理番組でコロッケの作り方を紹介する番組があったことから、それを注文した。
ところがである。なんと出てきたのは、冷凍食品と明らかに判る小さなコロッケが4個、キャベツの千切りとプチトマトが2個盛られた皿が左上に、右には野菜煮、漬物に、味噌汁・・・それに白御飯だ。メインのコロッケは冷え、不味いなんてものではない。注文した以上はいやいやながらきちんと平らげたが、おかぁさんの笑顔とは反対に、コストを下げている気がしてならない。
ここはよく利用する定食屋なのだが、野菜炒めの量が少なくなったり、うどんの質を落としたり,etc.
この秋から原材料費高騰の影響を受け、量や質を低下させているのだろう。これも仕方ないことだろうが、残念なことである。特に飲食業界は反応が直ぐに出るため辛いところである。
しかし、この店、まだ昼食時間帯はほとんど満席。ということは、おかぁさんの笑顔と愛想、そして誠意がこの店を支えているのかもしれない。
店の歴史は結構長いと聞いている。