兵庫県の井戸知事が和歌山市で11日開かれた近畿ブロック知事会議の席上、「関東大震災が起きればチャンスだ」と発言。地震発生を関西経済活性化に結びつけるという短絡的な発言を知事会議の席でしたことに、憤りさえ感じざるをえない。
新聞の記事も見たが、テレビニュースでそれを確認すると、軽率極まりない。知事会議での発言としては大変不適切だ。
■井戸知事の発言要旨は・・・
「東京への一極集中を解消するための旗をあげなければならない」、「関東で震災が起きれば(東京が)相当なダメージを受ける。これはチャンス。チャンスを生かさなければならない」と述べ、さらに「首都圏が被災した時に、関西は第2の首都機能を引き受ける準備をするべき」とも語った。(読売新聞)
阪神大震災で大きなダメージを受けている兵庫県の知事として、何故このような発言をしたのか?疑問が残るし、“少し頭脳の構造がおかしいのでは”と疑いたくもなる。
人の不幸をチャンスにするような発言は公人として大変不適当で、即刻謝罪しなければならないのに、釈明はあっても謝罪はしなかった。
関東の人も怒らせ、関西の人も憤慨している。
この知事の不適切発言については今後、大いに注目し、発言を撤回させる動きを起こさないといけないのではないだろうか!
県を代表する方には、もう少し慎重な発言をしていただかないと・・・・・