久し振りに、食べ物の話。
先日、とんかつが食べたくなり専門店に行った。
一口に『とんかつ』といっても、いろいろ沢山のメニューがある。ヒレカツ、ロースかつ、おろしヒレカツ、かつ鍋のほかコロッケ、エビフライ・・・定食に加えどんぶり物、単品などメニューを開いていつも迷うのである。
若い頃だったらご飯おかわり、キャベツ追加・・・などと張り切って満腹になるまで食べていたが、近頃は極端に少食になっている。
約1分ほど考えていて、目に付いたのが 『ご隠居様定食』だ。 写真で見るとおり、ごはんも、カツも、キャベツも少なめで、蜆の味噌汁、漬物、酢の物は普通の定食並み。 (クリックで拡大するとより美味しそう!)
団塊の世代がジイジ、バアバとなり、暇なときは郊外のレストランで孫たちと食事をする機会が多くなっているはずだ。どこにもあるのが、『お子様定食』や『レディスセット』なのに、ジイジ、バアバ向けの定食がないのは・・・などと考えていたが、この店はかなり時代の流れをよくわかっているのだなぁと感心した。
いつも普通の定食を食べ残しするのだが、今回はまったく食べ残しはなし。気持ちいい昼食だった。
ところで、このブログの日本語変換、最初に“ご隠居様”まではきちんと変換したが一挙に変換しようとすると“定食”がしばらく“停職”となったのには苦笑した。