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祝!春夏連覇!!大阪桐蔭

2012年08月23日 | Weblog

 甲子園球場の夏の高校野球はきょう決勝戦、大阪桐蔭が4年ぶり3度目の優勝を飾り、史上7校目の春夏連覇を達成した。

春のセンバツ決勝と同じ高校同士の対戦となった決勝戦は光星学院(青森)と午前10時半試合開始、4回に7番白水がセンターバックスクリーンに特大アーチ、1点先行すると5回にも相手エラーで2点を追加し3対0と優位に試合を進めた。

また、197センチの“浪速のダルビッシュ”藤浪投手が4試合連続完封、東北勢初の甲子園制覇の夢を粉砕した。

大阪桐蔭は、準決勝戦で明徳義塾馬淵監督が“横綱”といったように、凄いチームだ。

先制アーチの1点のバッティングといい、5回の徹底したバント作戦。剛柔・硬軟織り交ぜた攻撃はさすがだった。詳しい速報は⇒http://www2.asahi.com/koshien/94/sokuhou/2012082361/index_auto.html

 

 この試合、明暗を分けたのは5回のバント攻撃とその守備だったと思う。徹底してバットを短く持ち、投手、捕手、内野手を揺さぶった。これに対して光星学院もそれに備えたのだろうが、肝心なときにエラーをしてしまった。

長年、野球(高校野球)をテレビを中心だが見てきて、いつも思うのは、“キャッチボールの大切さ”だ。土台をきっちり固めておかないと、技術は伴ってこないということだ。

投げる、打つ、守る・・・野球の三つの基本を、特に少年時代に徹底していないと肝心なときに浮き足立ち、アウトを取れるタイミングでもセーフになったり悪送球をしてしまったりすることが多い。だから今も野球の基本は“キャッチボール”ということなのだ。

野球などの団体競技は1人では成立しない。だから、その試合で基本がしっかりし、下馬評が低いチームでも大舞台でチームプレーで勝ち上がったりすることもある。

そういった意味では、大阪桐蔭はやはり藤浪投手を中心に基本と技術などをしっかりトレーニングし、攻守に大変よくまとまった高校だった。春夏連続して頂点に立つにふさわしいチームはこれだ!とつくづく思った。

史上7校目の春夏連覇おめでとう!