正月恒例の全国高校サッカー選手権準決勝が埼玉スタジアム2〇〇2で行われた。
これまで"めざせ国立"といわれていたのだが、改装のため今年から"蹴都移転"のキャッチフレーズで、埼玉スタジアムでの準決勝、決勝となり4校の激突をテレビで観戦した。
詳細は日本テレビや各地の放送担当局のHPをご覧になって欲しいが、決勝に進出したのは石川県の星稜と群馬の前橋育英だ。
今年の星稜は去年、頂点を極めることなく惜敗した悔しさを今大会にぶつけ、それは素晴らしチームに仕上がっていた。日大藤沢に圧勝、あと一つ勝てば頂点に立つ。
前橋育英は初の決勝進出。後半終了間際に追いつき、PKで流通経済大(千葉)を退け、念願の決勝に躍り出た。
準決勝第一試合の実況中継の中で気になったことがある。それはベンチリポートを担当していた女性アナのリポートが後半、頻繁にリポートを入れるのは良いとしても、その内容があまりにも長く、要点がハッキリしないため、実況しているアナウンサーや解説の邪魔になっていた。
このアナウンサーを局のHPなどで調べてみると高校野球やプロ野球などの実況も担当することが多いようだった。ベテランの女性アナと思ったが、本人は実況を担当していると勘違いした感が伺え、とにかく私には耳障りなリポートだった。
2015年は女子W杯イヤー。前回なでしこジャパンが優勝したときも、女性解説者が甲高い声でしかも早口で喋る解説には閉口したが、リポートや解説は短いコメントでタイムリーに話していただきたいと強く思った。
つまり、解説やリポートを担当する方は、視聴者を画面にひきつけ、次のプレイを想像できるように心掛け適切なコメントをインサートして欲しいのだ。。。
ラジオだったらともかく、テレビは画面で状況がほぼ分かることだし、コメントが多すぎると、見ているものとしては考える時間がなくなる。
スポーツ実況はアナウンス・解説・リポートが画面とシンクロしていると、きっちり伝わってくるというものだ。