1月20日に「大寒(だいかん)」を迎え、この日から立春前日の節分までの約半月間は、一年のうちで寒さが最も厳しい時期とされている。
この時期に汲んだ水のことを「寒の水」といい、雑菌が少なく、とても体に良いと 言われていて、この時期に仕込んだ酒や醤油などは「寒仕込み」と呼ばれる。
この地域には空き地が多く、八朔など晩柑類の柑橘の木が、そこに植えられているのをよく見かける。
駐車場の横や古家、草茫々の空き地などに、1〜2本の木があり、摘果をしないで放っていたのだろう実が付いたまま。
その上、木の下には実が落ちているのだ。(クリックで拡大)
また、渋柿の木だろうか、熟した柿の実が放置されている。
収穫時期には鳥もやってこなかったが、ここ2,3日鳥たちが熟して甘くなっているだろう柿に群がり、啄ばんでいる。![]()
鳥たちは渋い柿には見向きもしなかったが、完熟になったものには寄りついてくる。
野鳥たちの逞しい "寒仕込み"なのかもしれない・・・・