Frontier

よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

住友別子鉱山鉄道跡

2015年01月19日 | Weblog

1977年(昭和52年)まで運行されていた住友別子鉱山の鉄道線。線路は採掘場への上部線と市内中心部を走る下部線がある。

私が訪れたのはその中間地点。天気が良いのに誘われて、山の方までウォーキングする。

マイントピア別子まで約5キロの道程だ。5キロぐらいは大丈夫だろうと途中、自販機でキャップ付きの缶コーヒーを買い込み、軽装で歩き始めた。

普段、やや勾配ある道を上下するので、何とか行けるだろうと思ったが、昼前のこと、何も食べるものを持参しなかったため空腹となり、途中でリタイアしてしまった。

川沿いの道をゆっくり歩くと、約40年前までは荷物(鉱石)や人を運んでいたという電車の線路跡に行きついた。線路跡はこれからあと1キロほど山奥まで行くと、道の駅マイントピア別子に到着する。そこでは1部だが、往時をしのばせる観光鉄道も運行されている。

 (クリックで拡大)  

この鉄道はまだまだ山奥まで線路が続いていて、新緑や紅葉のシーズンには明治・大正・昭和の3代を生き抜いた廃線跡を懐かしむ登山客やマニアが訪れる。

鉱山鉄道跡の道、現在は水路になっているが、この線路跡は市内中心部まで続き、水路沿いは遊歩道として整備されている。(市内) (クリックで拡大)