イチョウの木の下にギンナンの実がどんどん落ち、秋が訪れている実感がする。
先日ウォーキング途中に立ち寄った廃寺跡には、高さが20mほどのイチョウの木が2本あり、毎年この季節になると、そこの庭に"はんぱない"数のギンナンが落ち続ける。
ギンナンの大きさは太くもなく小さくもない標準タイプ。10個ほど家に持ち帰り、柔らかい外皮を取り、現在は殻のままにしている。
ギンナンは、臭いがきつくかぶれが心配なことから、敬遠しがちな食べ物だ。しかし、実の中にある翡翠色した種子はきれいで、独特の苦味がある。
炒って食べても、茶わん蒸しに入れて食べてもおいしい、が、食べ過ぎには注意が必要で中毒にならないようにしないといけないといわれる。特に子どもは要注意。
また、ギンナンの実を拾う時や殻の処理の際は、必ずゴム手袋着用で臨まないとかぶれや皮膚炎、まれにアレルギー症状がでることがあると言われている。
ちなみに、ネズミやサルなど野生の動物は、ギンナンの実を食べないとのことだ。