無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

Azumino自給農スクール6月(草の有効活用)

2009-06-14 23:29:01 | 出張菜園教室
本日時々

6月14日(日)は、Azumno自給農スクール第2回目でした。
今年耕したことで、沢山の草が生えた畑をどうするのかがポイントでした。

耕したときに生える草。
耕さないときに生える草は異なります。

今年は草を沢山生やしたかったので、畑を開墾したときに耕しました。
そこで、イネ科の草やアカザなどたくさん生えてきました。

普通は草を生やすと、生やしただけで恥ずかしい思いをするものです。
一般には草は、野菜の肥料を奪い、光や水も野菜から奪うとされ嫌われます。
そして、草一本もない畑が良い畑とされてきました。

ところが、草をうまく管理することで、一層野菜が健康に育つことができる方法があります。

この方法を使うことによって、無限に生えてくる草をどんどん有効に使って生き、野菜を育てます。

今回のスクールでは、
1)草を味方につけ、梅雨の時期の野菜の管理法と、
2)支柱を立て、麻ひもで誘引すること、
3)野菜の間引き方
を中心に、6月の畑の無農薬栽培をレクチャーしました。

実際にレクチャーが終わった後は、本科生(指導区画つき)は各自の畑の野良仕事、聴講生や単発参加者は、質問や畑の見学を行いました。


スクールは、自然栽培(自然農・自然農法)を基本としながら、はじめての農地をいかに自然農園にするのかを一年を通じて学べます。

野菜が無肥料(一部少量の堆肥)でも、育てコツや、
持続して野菜を自給するコツや、無農薬栽培の一般教養がつく講座になっております。


無肥料栽培で育った葉カブです。


同じくチンゲンサイです。

どちらも葉の色が新緑の緑に近いのが特徴です。
虫食いもあまりなく、食べると苦くありません。

みんなで葉カブを間引きながら食べてみました。
単なるカブの葉っぱなのに、さわやかな香味がして美味しかったです。


トマトも無肥料ですが、草の中素直に育ってくれています。
周りの草は根を残し除草し、草マルチをしたのち、支柱を立てて誘引しました。


お昼は、スクール開催日限定の営業の「菜園食堂Deva Cafe」でいただきます。


これはメニューの一つのピタパンサンドセット850円です。
自然栽培で自家製の小麦を使った天然酵母のピタパンに、車麩の唐揚げや採れたてのレタスを挟んでいただきます。

できるだけ、その時期採れる自家製の自然栽培の野菜使って、ゆうこさんが手間をかけて作ってくれます。

スクール以外のお客さんもランチ目当てで、スクール開講日に安曇野地球宿を訪れてくれます。

次回のブログで、「菜園食堂Deva Cafe」や午後の無料参加の「自給農体験会」田んぼの様子をアップする予定です。

田畑が農繁期のため、アップすることが遅くなり申し訳ございません。

コメント
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