無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

穀物コース(田んぼの除草&畑の土作り)

2010-06-17 06:20:48 | 自然菜園スクール
本日、

今日は気温が30℃を超す予報。
とても暑くなりそうです。が交互に続くと野菜にとっては有難いことです。


先週、Azumino自給農スクール「穀物コース」で、田んぼの除草、第一弾を行いました。

日本で最も無農薬栽培がやりやすいのは、水稲です。
水に恵まれた日本では、千年前から田んぼを続けています。千年続く農業体系はすごいことです。

田車(手押し除草機)をみんなで押して田んぼに生えてきた草を、かき取り、水に浮かしてしまいます。

お米を育てるのは、水と太陽があれば育ちます。
ところが、草があると3~5割減収してしまうので、稲が小さな内は、手押し除草機で手助けします。

ある程度、葉が茂ってきたら、稲の根が田んぼを占有してしまいます。
そうすると、草は生えにくくなり抑えられます。
田んぼに生えてくる草を抑えられるくらい立派に育てることが一番大切です。


田車を押した田んぼは、濁って下がみえません。
田んぼが濁ると、光が遮断されるので、草が生えにくくなる効果があります。

今回は、みんなで米ぬかダンゴを作り、田んぼに撒きました。
米ぬかは、土に還る際に水の中で発酵し、草を抑え稲の養分にもなります。

米ぬかは、玄米を精製した際にでるお米の糠ですが、胚芽など養分に富み、Mg(マグネシュウム)を含みため、光合成を補助し、お米が美味しくなります。


今週末の6月20日(日)Azumino自給農スクールの午後の講座では、大豆の種を蒔き、雑穀を植えます。

トラクターで耕している畑は、土壌診断の結果とても痩せていて山土のような状態でした。
診断結果だけからすると、大豆も育ちにくいと判断したため、春先に緑肥の種を蒔き、草を生やしました。

その草を2段階で土に鋤き込んでいる様子です。
最初は、浅く、2回目は深く鋤き込むことで、緑肥が土に馴染みやすく、土を豊かにしてくれます。

今回、大豆を育てることで、畑はとても肥えてくると思います。
1)痩せた土地には、雑穀など痩せたまま育つものを育てるか。
2)緑肥を鋤き込み、大豆や麦を育て、土を豊かにしていく方法があります。


いずれにしろ、毎年持続できる農業を営む上で、土に作物を育てながら土を育てていくことが大切です。

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前回大好評につき、日本蜜蜂の基礎講座第2弾です。
NHKカルチャー教室「続・はじめての日本みつばちの飼い方」


日本みつばちは、1年間に100種類もの花からハチミツを集める貴重な在来種です。
前回の復習で日本みつばちの基本から学び、日本みつばちの特徴を活かした自然な飼い方、分蜂群の取り入れ方を学べます。

松本・iCITY21教室
6/24(木)10:15~12:30
詳しくは、http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_529442.html

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NHKカルチャー教室「【新】美味しく簡単に育つ無農薬・家庭菜園の法則」


無農薬自然栽培の基本から応用まで、毎月育てる野菜をテーマにレクチャーしま
す。畑の疑問・お悩みにもお答えします。
7/14-ニンジンを発芽させるコツ。美味しいトマトの育て方。
8/18-ハクサイを結球のコツ。美味しいナスの育て方。
9/8-秋冬野菜のコツ。美味しい大根の育て方。

松本・iCITY21教室
7/14~9/8 第2水曜 13:30~15:30
詳しくは↓
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

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コメント (4)
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