無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

長野市への出張(ずくなし家庭菜園教室)

2012-08-03 09:59:40 | 出張菜園教室
本日、

暑い日が続きます。
昨日まで長野市に出張してきました。


長野市では、第1水曜日の午後:メルパルクカルチャーセンター、夜間:城山公民館で、
「無農薬・ずくなし家庭菜園教室」を行っております。
 
今回は、夏野菜の回復方法や水のあげ方、そしてこれからの秋の種まきについて講座を行い、
実際に自然菜園で収穫したうちのキュウリを試食してもらいました。

実際に自然に育った野菜の風味を五感で感じてもらい、無農薬で、少肥料で、健康に育った野菜を味わってもらいました。


今回の長野市出張の際、
田んぼで水揚げした田鯉を引き取ってもらうために長野市大岡の友人の池に寄りました。


大きな池に移されて、1時間半の移動にも耐えた鯉が優雅に泳いでいる姿にホッとしました。

田鯉は、稲が穂を出す前には水揚げする必要があるので、友人のおかげで助かります。ありがたいことです。


長野市で最近始めた元田んぼの畑の半分では、
青バタと呼ばれる在来青大豆が大きく育っていました。

いずれは田んぼに戻す予定ですが、それまでは今まで化学肥料と除草剤漬けだったので、
数年は、ダイズやレンゲなど田の土を豊かにしてくれる緑肥作物のようなマメ科作物で回復させる予定です。


残りの元田んぼの半分は、畑にしようと思うので、
ずいぶん前にこのブログで種まきをご紹介した緑肥作物がすくすく育っていました。


色々な緑肥作物の種を混播したのですが、結局一番期待したセスバニアはあまり生育がよくなく、
湿地用のエンバクが一面に生えていて、ところどころにセズバニア、クロタラリア、ソルゴーが生えています。

今後ももう1年ほど季節や土質にあった緑肥作物を混播し続け、来年にはコムギを蒔ける畑になってくれたらいいなーと思っております。

今まだ慣行栽培された田んぼだったので、畑に切り替えるだけではなく、土も豊かに、生き物も徐々に変わっていけるように緑肥作物の力を借りて変えていこうと思います。

これからは多くの田んぼが空くことと思います。
荒れた田んぼを生き物で田畑に復活させる技術が必要だと思います。



◆8月4日(土)Azumino自給農スクール (田畑共通コース)
自然農法の田んぼの見学会。午前はスクールの田んぼを見学し、
午後は松本波田町にある(公財)自然農法国際研究開発センターに見学会を行います。
コメント (2)
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