本日、時々の予報。
昨晩は、突然の雷雨。
ここのところ雨が降っていなかったのでいいお湿りでした。
最近の天気は、どうも変なので、種まきや収穫のタイミングが難しいので、
全天候型で無為自然に対応できるよう心がけが必要です。
自然農の耕さない田んぼです。
稲も大きくなってきました。
6月中旬に植えたので、もう少しで穂が出てくる様子でした。
今回は長靴で、田んぼに入りみんなで稲以外の草を刈って敷きました。
参加したみんなも初めての田んぼの草刈り?
通常の田んぼは耕して代をかいているのでぬかるみ、長靴では足を取れてしまいます。
そして、通常の田んぼでは、草はすべて抜いてしまうのですが、自然農では抜かずにのこぎり鎌で刈って敷きます。
耕さない田んぼには耕さない田んぼの流儀があり、
ぬかるまないので、穂が出る直前まで田んぼに入ることもできます。
見てください。一見すると普通の稲の葉のアップのように見えますが、
2枚の葉が重なってくっついています。
重なった上の1枚の葉を取り除くと、虫の幼虫が、、、
イネツトムシです。正式名称は、「イチモンジセセリ」という蝶の幼虫です。
イネの葉を数枚つづり合わせて「つと」(苞)様の巣を作り、昼間はこの中にひそみ、夜出て葉をむさぼり食害します。
幼虫は3週間内外で、つと内で蛹になる。
出穂前後が加害最盛期となるので収量に及ぼす影響も大きいので、一般的には農薬散布で予防します。
被害は緑色の濃厚な品種や晩植え、窒素の多いイネに多く、また水害後などにも発生が多いので、
6月に遅く植えた自然農の田んぼは狙われやすいものです。
お天道様が高くなる早朝7~9時に頑張って草刈りを終え、イネツトムシも除去しました。
これは、今回自然農にみんなで作った粘土団子です。
粘土団子は、10数年前に、自然農法の祖故福岡正信さんに教わったもので、
団子の中には、数種類の野菜などの種を入れて蒔くことで、耕さない畑に無為自然に種まきできます。
世界的には、砂漠の緑化に成功した事例として福岡翁の粘土団子は有名で、著書「ワラ一本の革命」などに記述されています。
8月16日は福岡翁の命日なので、8月の自然農塾では、毎年ご冥福を込めて粘土団子作りを行っております。
今回は、余った種などを持ち寄って、それらをタライの中に混ぜ入れて粘土団子を作りました。
入れた種は多種多様。
ダイコン、カブ、ニンジン、野沢菜、ゴボウ、カボチャなど数種類の色々な品種が入り、
その他には、緑肥作物のシロクローバー、レンゲ、ハブソウなどマメ科の種、コムギなどイネ科など入れました。
粘土団子には、特定の野菜の種を蒔くのではなく、様々な種を混ぜるのが特徴で、1個の団子に2~3個の種子が入ると理想です。
無為自然に、自然に生えてきた野菜が自然なので、種の種類は特定しません。
田んぼの粘土を乾かしてパウダーにしたものを種子と良く混ぜます。
種と粘土パウダーがよく混ざったら、少しずつ水を加え練っていきます。
練った粘土は、ボソボソしていると粘土団子にした後割れやすいので、
タライに叩きつけながら、空気を抜きしっとりと締ってくるまで良くまとめます。
その後、直径1cm位の粘土団子を手のひらですりすりしながら調えていきます。
参加者全員で、粘土団子を作りました。
はじめて作る団子ですが、みんなで童心にかえって楽しく作り、
こんなにもたくさんの粘土団子が完成しました。
後は草むらに投げるだけです。
※本当は、1週間ほどよく乾燥させてから蒔くのが本式ですが、今回は半乾きの団子を蒔きました。
蒔いた後は、草を刈ってあげるとより野菜が生えやすいです。
腰丈よりも高い草を刈っていくと、中からトウモロコシ、カボチャ、キュウリ、ひまわりなど5月に蒔いて育った粘土団子から育った野菜がニョキニョキ発見され、みんなを驚かしました。
私が自然農、自然農法を始めるきっかけになった福岡翁著『ワラ一本の革命』。
1数年前に、粘土団子を市民農園で蒔いたことを思い出します。
「初心忘れるべからず」私にとっても大切な一時でした。
今週末8月26日(日)はAzumino自給農スクール(畑コース)開催日です。
昨晩は、突然の雷雨。
ここのところ雨が降っていなかったのでいいお湿りでした。
最近の天気は、どうも変なので、種まきや収穫のタイミングが難しいので、
全天候型で無為自然に対応できるよう心がけが必要です。
自然農の耕さない田んぼです。
稲も大きくなってきました。
6月中旬に植えたので、もう少しで穂が出てくる様子でした。
今回は長靴で、田んぼに入りみんなで稲以外の草を刈って敷きました。
参加したみんなも初めての田んぼの草刈り?
通常の田んぼは耕して代をかいているのでぬかるみ、長靴では足を取れてしまいます。
そして、通常の田んぼでは、草はすべて抜いてしまうのですが、自然農では抜かずにのこぎり鎌で刈って敷きます。
耕さない田んぼには耕さない田んぼの流儀があり、
ぬかるまないので、穂が出る直前まで田んぼに入ることもできます。
見てください。一見すると普通の稲の葉のアップのように見えますが、
2枚の葉が重なってくっついています。
重なった上の1枚の葉を取り除くと、虫の幼虫が、、、
イネツトムシです。正式名称は、「イチモンジセセリ」という蝶の幼虫です。
イネの葉を数枚つづり合わせて「つと」(苞)様の巣を作り、昼間はこの中にひそみ、夜出て葉をむさぼり食害します。
幼虫は3週間内外で、つと内で蛹になる。
出穂前後が加害最盛期となるので収量に及ぼす影響も大きいので、一般的には農薬散布で予防します。
被害は緑色の濃厚な品種や晩植え、窒素の多いイネに多く、また水害後などにも発生が多いので、
6月に遅く植えた自然農の田んぼは狙われやすいものです。
お天道様が高くなる早朝7~9時に頑張って草刈りを終え、イネツトムシも除去しました。
これは、今回自然農にみんなで作った粘土団子です。
粘土団子は、10数年前に、自然農法の祖故福岡正信さんに教わったもので、
団子の中には、数種類の野菜などの種を入れて蒔くことで、耕さない畑に無為自然に種まきできます。
世界的には、砂漠の緑化に成功した事例として福岡翁の粘土団子は有名で、著書「ワラ一本の革命」などに記述されています。
8月16日は福岡翁の命日なので、8月の自然農塾では、毎年ご冥福を込めて粘土団子作りを行っております。
今回は、余った種などを持ち寄って、それらをタライの中に混ぜ入れて粘土団子を作りました。
入れた種は多種多様。
ダイコン、カブ、ニンジン、野沢菜、ゴボウ、カボチャなど数種類の色々な品種が入り、
その他には、緑肥作物のシロクローバー、レンゲ、ハブソウなどマメ科の種、コムギなどイネ科など入れました。
粘土団子には、特定の野菜の種を蒔くのではなく、様々な種を混ぜるのが特徴で、1個の団子に2~3個の種子が入ると理想です。
無為自然に、自然に生えてきた野菜が自然なので、種の種類は特定しません。
田んぼの粘土を乾かしてパウダーにしたものを種子と良く混ぜます。
種と粘土パウダーがよく混ざったら、少しずつ水を加え練っていきます。
練った粘土は、ボソボソしていると粘土団子にした後割れやすいので、
タライに叩きつけながら、空気を抜きしっとりと締ってくるまで良くまとめます。
その後、直径1cm位の粘土団子を手のひらですりすりしながら調えていきます。
参加者全員で、粘土団子を作りました。
はじめて作る団子ですが、みんなで童心にかえって楽しく作り、
こんなにもたくさんの粘土団子が完成しました。
後は草むらに投げるだけです。
※本当は、1週間ほどよく乾燥させてから蒔くのが本式ですが、今回は半乾きの団子を蒔きました。
蒔いた後は、草を刈ってあげるとより野菜が生えやすいです。
腰丈よりも高い草を刈っていくと、中からトウモロコシ、カボチャ、キュウリ、ひまわりなど5月に蒔いて育った粘土団子から育った野菜がニョキニョキ発見され、みんなを驚かしました。
私が自然農、自然農法を始めるきっかけになった福岡翁著『ワラ一本の革命』。
1数年前に、粘土団子を市民農園で蒔いたことを思い出します。
「初心忘れるべからず」私にとっても大切な一時でした。
今週末8月26日(日)はAzumino自給農スクール(畑コース)開催日です。