無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然農法センターの見学会(田んぼ編)

2012-08-05 06:56:03 | 自然菜園スクール
本日、

昨日は、Azumino自給農スクールで田んぼの見学会を行いました。
午前中は、スクールの田んぼなど見学し、3枚ある田んぼの違いや、管理方法の特徴と注意時点など
3枚すべてが異なる土質、品種、管理方法なので同じ地域にあるが比較しながら見学しました。

残念ながら写真がないのです。


午後は、先月もおじゃました(公財)自然農法国際研究開発センターに田んぼの見学勉強会に行ってきました。

今回は、水稲チームの三木孝昭さんによる前半は講座、後半は田んぼの見学会を行いました。


去年もおじゃまして同様の見学勉強会をしておりますが、
更にバージョンアップし、イネの一生や収穫構成要素と、その決定時期について
つまり、収穫量がどのように決まり、量や質を上げる時期について学びました。


また、田に生える草(田の雑草)の違いやその特性などを写真で学びました。

草の種類によって発芽に酸素が必要なもの、必要でないものなどその特性を知っていることで
草が生えにくい水管理ができるようになります。


講座と途中、外にでてイネの姿の観察も行いました。

この2つの異なる大きさの稲は、苗は同じ苗でした。植えた田んぼも同じです。
ただ、区画が異なり、区画ごとに土の耕すタイミングが異なっただけで、こんなにも生育に差が出ます。

左の一回り小さな稲は、春に耕した区画。
右の大きな稲は、稲刈り後秋に耕して、春にも耕した区画です。

ワラの分解を促進するために、稲刈り後秋に耕して、春にも耕した区画の方がより根が晴れ大きく育ったというわけです。


2つの稲の葉を1枚1枚解体し


並べていくとどの時点で、どのような生長をしたのか履歴として葉に残っています。


講座の後半は、田んぼに移動して自然農法の田んぼを見学しました。

今回もてんこ盛り盛りで、稲の奥深さを学べました。
自分の稲だけでは学べないことも多く、一緒に参加した生徒さん同様大満足でした。
コメント
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