無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

真夏のリベンジ(ミニミニタマネギを大きく育てなおす)

2013-08-17 06:09:36 | 自然菜園の技術 応用
本日、の予報。

今日も暑くなりそうです。今日は、シャロムヒュッテにて「あずみの自然農塾」の開催日です。
とても暑くなりそうなので、いろいろ工夫しながら無理なくやりたいですね。
また、福岡正信さんの命日や、終戦記念ですから、粘土団子で未来に種まきもする予定です。



自然菜園では、タマネギが大きくなる肥沃で、育てやすいところはいいのですが、そうでない場合玉張りが小さくなることがよくあります。

個人的には、大きさよりも玉の巻き方、結球の固さの方が気になり、玉張りが緩ければ大きすぎても越冬性がなくよくなく、
小さくてもよく結球した写真の大きさのものは、皮をむきそのままポトフなど煮込み料理に使うと非常に美味しいので大好きです。

ただ、これ以下の大きさのものは、評判悪く、タマネギの失敗例になりがちです。
そこで、久々に夏のミニミニタマネギの植え直しをおこなってみました。




8月に植え直してあげると、冬12月には大きくなってくれるので、リベンジできます。

タマネギが結球しない理由は、
1)苗に問題があった
2)植え時期に問題があった
3)土は肥えていても特有の短所があった
4)土が非常に痩せていた
5)霜害を受けてしまった


などいろいろあり、その原因を改善することによってタマネギの出来は改善されます。




今回は、春植えのタマネギで、火山灰土だったので2)3)が強く影響しました。

そこで、油かすと米ぬかを半々にブレンドして
※遺伝子組み換えでない油粕にしました。




溝を切って植えた後、土をかけ、その上からパラパラと補い、


最後に、モミガラをたっぷりかけ、その上から刈った草を戻しました。
※草をかけた写真は撮り忘れました。

モミガラは、いわば自然の断熱・保湿そして、草よけ対策です。

このように暑いと、タマネギが傷んだり、乾燥や草によって生育が良くなくなる場合があるので、工夫してみました。

タマネギが育ちにくい場合や、冬に新タマネギを食べたい場合、こんな方法を使ってみるのも手です。

ただし、場合によっては、タマネギが融けて腐ってしまったり、2つに分かれて育ってしまったりする場合があるので、
よく結球したミニミニサイズを時期に植えるようにしてください。長野の場合は8月に植え、9月から本格的に生長しなおします。

最近では、セオリー以外の方法なども自然に自給しやすくなる目的に研究するようになってきました。
野菜の可能性、自然菜園の可能性はまだまだありそうです。

風土を活かして、人と自然で育む自然菜園。面白いなーと思います。


8月の自然菜園教室/strong>

本日、8/17&18 シャロムヒュッテ あずみの自然農塾

8/25(日)Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース
訂正8/28(水)NHKカルチャー 自然菜園入門
コメント (7)
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